入学式 歓迎の言葉
- 公開日
- 2022/04/11
- 更新日
- 2022/04/11
できごと
入学式で生徒会役員が話した「歓迎の言葉」を紹介します。
暖かな春の日差しが心地よい季節となりました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。在校生一同、皆さんのご入学を心から歓迎します。今日から、皆さんは高島第二中学校の生徒です。
さて、皆さんはこの日をどのような気持ちで迎えられているでしょうか。まだ着慣れていない制服に身を包み、これからスタートする新しい環境での生活に期待する気持ちや今までと違った環境でうまくやっていけるかという不安など、様々な感情が芽生え、複雑な心境でいることと思います。
中学校では小学校の時と比べ、勉強が難しくなったり、部活動が始まったりと生活が大きく変化します。勉強面では教科ごとに担当の先生が変わったり、年に四回、定期考査という大きなテストがあったりします。定期考査で良い結果を残すためには、毎回の授業を集中して真剣に受け、理解できなかったところは質問をするなどして理解できるようにすることが大切になります。そのような努力をすることで結果は自然とついてくるでしょう。
また、委員会活動や部活動では今まで以上に他学年との関わりが増え、協力することが必要になります。部活動では全力で取り組み、委員会活動の仕事をしっかりと行うことで充実した楽しい中学校生活が送れると思います。中学校では勉強だけでなく、委員会活動や係活動、部活動など学級や学年、学校のために貢献していくことも大切です。
しかし、全力で走り続けているうちに壁にぶつかることがあるかもしれません。そんな時は一人で抱え込まずに周りの仲間や信頼できる先生方、先輩などに相談してください。きっと力になってくれるはずです。また、周りの仲間が困っている時は、自分から力になってあげるようにしてください。そのようにすることで、きっとよりよい信頼関係が築けると思います。
さて、新入生の皆さんに高二中生として高めてほしい二つの「力」について話します。
一つ目は「行動力」です。「行動力」とは「自ら考えたことを実行に移す力」のことです。どれだけ良いことを考えていたとしても行動しなければ現実は変わりません。中学校ではたくさんのチャンスがあります。そこで遠慮をせず、行動し、多くの人がチャンスを摑みとってほしいと願います。
二つ目は「思いやりの力」です。相手の立場になって考えたり、自分がされて嬉しいことをしたり、感謝・謝罪をきちんと言葉で伝えるということを意識して生活してほしいと思います。一人一人が思いやりの力を高め、発揮することで中学校三年間がより充実したものとなり、その後の人生でも役立つときがくると思います。
最後にはなりますが、中学校3年間は長いようでとても短いです。何気なく過ごしているとあっという間に終わってしまいます。だからこそ、目標をもち、いろいろなことに全力で取り組んでください。そして、一日一日を大切に過ごしてください。在校生一同、皆さんとの学校生活を心待ちにしています。これから私たちと一緒に中学校生活を楽しんでいきましょう。
令和4年4月7日
在校生代表