令和4年度入学説明会を開催しました。学校長あいさつ、高島平警察よりの諸注意、入学式・教育課程について、生活指導等について、事務手続きについて、食物アレルギー対応・保健健康面について、PTAについて各担当よりお伝えしました。
ご欠席されたご家庭は提出していただくものもございますので、高島二中にご連絡のうえ、ご来校ください。
下記のおりたたみ記事に説明会のスナップ写真と学校長あいさつの抜粋を掲載しています。ごらんください。
本日はご多用のところ、説明会にご出席いただきましてありがとうございます。本校は、お子様が入学する来年度、創立50周年を迎えます。この高島平団地の建設と共に作られた学校です。二中という名ではありますが、高島一中よりも早く開校しています。
学校の様子、生徒の様子は学校ホームページで毎日公開しています。入学前のお知らせも掲載する場合がありますので、「お気に入り」に登録していただければと思います。
今日は、お子様の入学を1ヶ月半後に控える保護者の皆様に、二つお話させていただきます。
1.「中学生の保護者の役割について」
中学校は小学校の半分の3年間であり、卒業すると義務教育の修了ということになります。また、この4月から18歳成人となったことから、中学校卒業後3年後に「成人」を迎えます。そう考えますと、中学校時代に子どもたちに必要なことは「精神的に自立していくこと」だと考えます。「親離れ」、そして「子離れ」を、それぞれのお子様の発達段階に応じて進めていく必要があります。中学生になったからといって、「はい、今日から子離れね」とか、「もう中学生なんだから全部自分でしてね」というわけにはいきません。「親離れ」、「自立」できるようなチャンスを3年間で意図的に作っていく必要があります。先回りして親がなんでも道を作ってしまうことなく、「そこは自分でやってごらん」とか、「これはあなたはどう考えるの?」と問いかけながら、お子様の自立に向けて、子どもとの関わりを緩やかに変化させていっていただけたらと思います。
中学校の教員はいつも卒業式を見据えて教育をしています。小学校から見ると厳しいなと思うこともあるかと思います。そこは、卒業後の大人としての姿をイメージしているからです。そうした中学校の教育方針を、ぜひご理解いただければと思います。
2.「本校のめざす教育について」です
来年度の創立50周年を契機に教育目標を新しいものに変えます。高島幼稚園、高島二小と一緒に構成する「高島なかよし通り学びのエリア」の4つの「めざす子ども像」、「自立」「貢献」「共生」「創造」に合わせた目標です。「自立」に関しては「自ら考え判断し 主体的に行動する」、「貢献」に関しては「社会の一員として自覚し すすんで貢献する」、「共生」については「自他を尊重し 多様性を理解する」、「創造」については「よりよい社会をめざし 新たな考えを創造する」となります。一つひとつの文が長いので、後半だけをショートバージョンとして、「主体的に行動する」「すすんで貢献する」「多様性を理解する」「新たな考えを創造する」という感じでキャッチフレーズ化できたらなと思います。同封してあります本日発行の学校だよりにその考え方を載せてありますので、ご一読いただければと思います。
これまで50年間で本校が培ってきた伝統をさらに進化させ、お子様が「自立」し、社会に出たときに必要とされる「創造」する力を身に付けた人に育つよう教育活動を行ってまいります。