学校日記

2学期終業式

公開日
2021/12/24
更新日
2021/12/24

できごと

 オンラインではなく、体育館で一同に介して終業式を迎えることができました。
 2学期を振り返ってみます。まず、緊急事態宣言が続く中、各教室でオンライン配信による始業式でスタートしました。パラリンピックが終わった頃、学校では生徒会役員選挙を実施しました。どの候補者も自分の公約を掲げて臨んでくれました。今思い返しても素晴らしい演説だったなあと思います。当選してからも一つずつ新しいことにチャレンジしてくれていて、とてもうれしく思います。
 一方で、交流活動は制限が続き、高二小6年生の部活動体験は実施できませんでした。その後、ちょうど中間考査の頃、体育祭に向けて実行委員会が動き始めました。9年生は修学旅行中止の裏で、学年で行ったレクと、この体育祭で生徒が中心となって行事を企画して、運営してくれました。さすが9年生です。
 11月の声を聞くと、感染症のリバウンド防止期間も終わり、合唱練習を始められたり、全校で集まる朝礼なども開かれるようになりました。校外の行事では、区の英語のつどいに2名の生徒が参加して、長い英語のスピーチを暗記して発表してくれました。あんなに長い英文を暗記して舞台で発表するというのは、本当に尊敬に値すると思います。
 また、吹奏楽部は板橋ジュニア音楽祭で演奏してくれました。大ホールでの生の演奏を聞くと、本当にコロナの感染状況が回復してきたんだなと実感しました。音楽祭と同じ日の11月6日(土曜日)は植栽ボランティアもあり、多くの生徒が参加し、50周年に向けたチューリップの球根を校庭の花壇に植えてくれました。12月に入ってからは、生徒会が区の生徒交流会に出席しました。これは1月にも続きます。
 9年生は進路に向けて定期考査の勉強をする傍ら、高校訪問などにも足を運びました。三者面談と並行して9年生一人ひとりと校長面接をしましたが、「担任の先生はどんな人ですか」「あなたの学校はどんな学校ですか」と聞くと、昨日面接した人はこんなふうに言っていました。「生徒一人ひとりを大切にしていて真剣に向き合ってくれる先生です」「いつも相談に乗ってくれる頼りがいのある先生です」「優しくてメリハリのある先生です」「学年が上がるに従って良い方に成長していける学校です」「生徒のみんなの個性があっていろいろなことを教え合って高め合える学校です」「男女仲が良く、授業にしっかり取り組める学校です」と答えていました。面接用に答えを作った人もいたかもしれませんけど、そんな先生に見守られて、そういう学校で毎日過ごしているんだなと面接官として思いました。
 生徒のみなさんにやってもらった学校生活アンケートの集計結果をみると、すべての項目でほぼ80%以上の生徒が「そう思う、どちらかといえばそう思う」という肯定的な回答になっていました。なかでも、「高二中の先生方や職員の中には悩みなどの話を聞いてくれる人がいる。」という項目には90.2%の生徒が肯定的な回答だったので、困ったときは先生たちに相談してもらえるんだなと安心しました。
 これから冬休み、お正月、新年を迎えます。昨日発行した学校だよりにも少し触れましたが、「Goalを決めたときのほうが、goalを決めなかったときより、遠くまで到達することができる」ということをみなさんには伝えておきたいと思います。人は「変わろう」と思っても、なかなか変わることができません。変わるのによいきっかけとなるのは「節目」です。新年はその節目の一つです。「2022年は〇〇をするぞ!」とか「令和4年は〇〇を目標としよう!」というふうに是非改めて目標を立てて、自分のGoalを決めてください。 
 「新年の節目にGoal目標を決めよう」
そしてその目標に近づくために毎日をがんばってください。
 休み中は、自転車事故・交通事故に気をつけ、河川などでの水難事故にも気をつけ、また今日のメンバーが全員、1月11日に集合できるようにお願いします。