学校説明会
- 公開日
- 2021/09/18
- 更新日
- 2021/09/18
できごと
9月18日(土曜日)10時40分より令和4年度入学のための学校説明会を開催しました。
学校長より
本日は、緊急事態宣言中の説明会開催にご理解いただきましてありがとうございます。3年間通う学校を決める大事な決断に、実際に足を運ばずオンライン等で判断することはできないと考えての本日の開催となります。
高島二中は、来年度、創立50周年を迎える伝統ある学校です。本校は高島幼稚園と高島二小と共に「高島なかよし通り学びのエリア」として一貫教育を推進していますが、他のまなびのエリアから本校へ進学する児童に不利になるということはまったくありません。ここでいう一貫教育は、このエリアで9年間、あるいは11年間育つ子どもたちが、将来の人生をより充実させることができるような資質・能力を、幼・小・中が同じ方向を向いて育成することを指しています。母体となる「高島二小」は小規模校ですが、高二小出身の生徒にとっては、他学区から本校に進学してくるお子さんたちとの「新たな交流」を生むことができ、それが中学生時代に必要な人間関係づくりにとって大きなメリットとなっています。また、他学区から入学してくるお子さんは、「高二中で○○がしたい」と目的意識をもって選んでくださる方が多いので、各学年や部活動においてそれぞれ活躍しています。「自分の学区の学校はここが嫌だから別な学校を選ぶ」という考えよりも、「この学校のここがいいからこの学校に行きたい」という前向きな考えでの選択をしていくことが大切だと感じています。
ここ2年間、コロナ禍においてできなくなったことがたくさんありますが、私は、「◯◯だからできない」ではなく、こうすれば「できる」の視点をもって日々考えるようにしています。
昨年度から小学校で、また今年度から中学校で、学習指導要領が新しくなりました。その理念をいち早く取り入れ、これからのAI の時代に必要な資質や能力、スキルを育むための教育活動を実践してまいります。
また、板橋区はコミュニティスクールを掲げていますので、それを大いに活用し、地域の人的資源の導入による「地域と連携した教育」も進めてまいります。
本校が目指す学校についてご説明します。まず、生徒にとっては、「帰属意識が高い学校」「規範意識の高い学校」「互いに高め合える学校」です。具体的には、「一人ひとりが学級や学校に所属感や連帯感を感じる居心地の良い学校」「集団生活や対人関係におけるルールが共有されて、当たり前のこととして定着している学校」「生徒に建設的な相互作用がある学校」を目指します。
次に保護者にとっては、「『顧客満足度』の高い学校」「初めて中学生をもつ保護者に優しい学校」です。「弟や妹を入学させたい学校」「相談に真摯に対応してくれる学校」を目指します。
次は地域にとってです。「社会が変わって教育が変わっても、変わらぬ地域とともにある学校」です。
また、教職員にとっては、「Great Place to Work『働きがいのある職場』」「『しなければならないこと』+『やりたいこと』に意欲的に取り組める学校」を目指しています。
また、各学年で「めざす生徒像」を掲げています。9年生は、自分を見つめ、自分にできることを増やす生徒 、8年生は、目的をもって活動し、多様な経験を積む生徒、7年生は、自分をさらけ出し、周りの仲間を理解する生徒です。
この後、各担当から教育活動の説明を行いました。説明会に参加できなかった方で個別にお聞きになりたい方は学校までご連絡ください。9月30日(木曜日)まで受け付けます。