学校日記

　夏休み最後の平日になりました。台風の影響が懸念される中、午前中には夏季補習教室がありました。7年生と9年生は社会、8年生は数学の授業がありました。雨にも関わらず登校してきた生徒は熱心に学習に励んでいました。校舎内で活動した陸上部は雨脚が強まる前に練習を切り上げ下校しました。
　来週から2学期が始まります。２学期始業式で生徒の皆さんに会えるのを楽しみにしています！学校での生活リズムに戻れるように、週末を過ごしてください。

☑朝、太陽の光を浴びよう！
☑一日中、家で過ごす日でも朝に着替えをしよう！
☑朝ごはんを食べよう！
☑気持ちを親や先生などに打ち明けよう！
☑提出物と期日を確認しよう！

（写真は左から9年生、8年生、7年生の補習の様子です。）

　8月28日午後、舟渡小学校において、総合的な学習の時間のテーマの一つである「防災教育」の研修を行いました。この研修では、舟渡小学校で実施されている防災カードゲームを体験し、小中一貫教育の中で「防災」をどう進めていくかを考えました。ゲームを通して、「自助」「共助」「公助」の重要性を学びました。今後は、小学校で「自助」と「共助」を、中学校で「公助」を重点的に学ぶことをめざしていきます。
　今回の研修には、まなポート成増の社会教育指導員さんと、大東文化大学の防災研究同好会「STERA」に所属する学生2名が、外部の助言指導者として参加してくださいました。

　選手団には、国語（書写）、理科（実験）、STEP UP教室のコミュニケーションゲームのほかに保健体育を体験していただきました。卓球チームにはダンスを、バドミントンチームは本校のバドミントン部の生徒との合同練習です。
　ダンスは、テレビアニメ「マッシュル」のオープニングテーマ「Bling-Bang-Bang-Born」を保健体育の先生の指導のもと、みんなで踊れるようになるまで練習しました。実際の練習に入る前に、担当生徒から日本のアニメの紹介がありました。担当生徒はこちらもすべて英語で進めていました。日本のアニメはやはり人気でした。
　バドミントン交流では、来年度東京で開催されるデフリンピックの出場をめざいている日本人選手をゲストにお招きし一緒にプレイをしていただきました。レベルの高い両都市の代表選手と打ち合うことができてみな満足そうでした。
　お別れセレモニーでは、本校生徒から思い思いのメッセージを書いたキーホルダーが贈呈されました。

　文化交流に来校した選手団には4つの体験をしていただきました。マニラ、クアラルンプールのバドミントン、卓球の各チームがそれぞれの教室等を順番に回りました。
　書写の授業では、二文字の漢字をたくさん用意しました。本校生徒が事前に筆ペンで見本を書いてくれており、選手たちは見本を見ながら練習し、最後は「Asia is one」と書かれた木片の裏に、気に入った漢字を清書しました。担当生徒に教わりながら自分の名前を日本語で書いている人もいました。
　理科の授業では、塩化アンモニウムの再結晶について実験を行いました。まず、塩化アンモニウムを試験管に入れ、水を加えてガラス棒で攪拌（かくはん）し、温度の変化を確認します。その後、試験管をビーカーで湯せんし、塩化アンモニウムを完全に溶かします。最後に試験管を静かに室温で冷却し、再結晶が現れる様子を観察しました。本校生徒が見本を示したり、選手たちの実験をサポートしたりしました。高度な学習内容に通訳の方も苦労されているようでした。
　STEP UP教室では、コミュニケーションスキルを向上させるためのゲームを行いました。ルールがわかるとすぐに生徒と選手、コーチ陣の大人も含め打ち解けました。普段他校へ巡回指導に出向くことが多い3名の先生も楽しそうでした。

　東京都及び東京都スポーツ文化事業団が主催し、8月30日（金曜日）から9月1日（日曜日）に行われるジュニアスポーツアジア交流大会に参加するクアラルンプール（マレーシア）とマニラ（フィリピン）の2都市の選手団が本校を文化交流で訪れました。本校は、参加希望者を募って半日の交流を行いました。
　歓迎セレモニーでは、8年生が運動会で演じた「Mela!」を歓迎の舞として披露しました。一気に場の雰囲気が和み、選手たちも盛り上がってくれました。
　続いて8年生の生徒会役員による学校紹介です。こちらはすべて英語での説明となりました。両都市とも通訳なしで理解できたことでしょう。クイズを交えながらで楽しく参加してもらえました。通学手段の「徒歩」は正解できた人は少なかったようでした。

　8月27日、教育支援センターにて
板橋区立中学校の各校から生徒が参加し、書評座談会が開催されました。座談会には、ヤングケアラーをテーマにした小説『with you』の著者、濱野京子氏をお招きしました。15校から集まった29名の本好きな生徒たちは、熱心に意見を交わし、積極的に質問をするなど、非常に活発な会となりました。終了後には、多くの生徒が、自分が読んだ『with you』の単行本にサインを求めて、長い列を作りました。

　体育館では、アジア交流で卓球チームの選手に教える、テレビアニメ「マッシュル」のオープニングテーマ「Bling-Bang-Bang-Born」の練習に励んでいました。また、オープニングセレモニーでも、8年生が運動会で演じた「Mela!」を歓迎の舞として披露します。

　明日のアジア交流に向けて、クアラルンプールとマニラからの訪問団を迎える準備が進んでいます。ボランティア生徒たちが集まり、お土産のキーホルダーに各自の言葉を記したミニメッセージカードをセットしました。クオリティの高い作品ができあがり、素晴らしい出来栄えです。
　また、「習字に挑戦」の見本を生徒が作成しました。こちらも達筆で感心しました。
　学校説明は生徒会役員が担当しますが、なんと英語での説明を練習していました。どの生徒も意欲的に取り組んでいます。

　今日も夏季補習教室が行われました。7年生は英語、8年生は理科、9年生は国語の補習を受けました。7年生の補習には、2学期から転入する外国籍の生徒も学校に慣れるために昨日に引き続き参加していました。
　部活動では、時間講師の先生が指導する工作部が活動し、補習開始前には男子テニス部が練習をしました。補習後には、バスケットボール部が活動し、午後にはサッカー部とバドミントン部が練習を行いました。今日は比較的涼しく、雨もありましたが、校庭での部活動には最適な練習日和となりました。
（写真は左が工作部、中央と右が男子テニス部の活動の様子です、）

　今日から夏季補習教室が始まり、多くの生徒が登校してきました。7年生は国語と数学、8年生は英語と国語、9年生は理科と英語の授業を受けました。
　補習教室が行われている午前中は大会参加以外の部活動は中止となっているため、午後に陸上部とバドミントン部が活動しました。まだまだ残暑が厳しいため陸上部の生徒たちは校舎の陰や校内を利用して練習に取り組んでいました。
（写真は左から7年生国語、8年生英語、9年生理科の様子です。）

　学校閉庁日が明けた今週から部活動も再開しています。今日は、午前中に陸上部とバスケットボール部が活動し、午後にはバドミントン部が練習を行いました。また、サッカー部は他校へ遠征し、テニス部は大会に出かけて行きました。
　校内で見かける生徒たちは、日焼けしてたくましく成長した様子が見受けられます。来週の月曜日からは夏季補習教室が始まり、さらに多くの生徒の姿が見られることでしょう。
（写真はバスケットボール部の練習、陸上部の片づけの様子です。）

　夏休みを使って工事を行っています。校庭南側のフェンスがきれいになりました。また、８年生昇降口入口のバリアフリー化工事も大詰めです。月曜日から夏季補習教室が始まりますので、８年生の入口が通行ができない場合は７年生の入口を利用してください。

　残暑が厳しい日が続き、いつ涼しくなるのかと思う毎日ですが、2学期が始まるまであと10日を切っています。2学期が始まる前に、生徒の不安や気になることを解消できるようにアンケートを実施します。
　スムーズなスタートを切るために、今から少しずつ準備を始めましょう！

　8月16日早朝に板橋区役所を出発した派遣団は、22日19時20分ごろ無事に区役所に戻ってきました。生徒たちの表情からは、笑顔や満足感があふれており、お迎えに来られた保護者の方々もその姿を見て、安心されたようでした。
　本校からの代表生徒も多くの実りある経験をお土産として持ち帰ってきてくれました。今後、区の事後学習発表や校内で全校生徒へその体験を伝える機会があると思います。得たことを広く広めてほしいと思います。

　ペナン滞在の最終日、午前中は板橋区長や区議の皆さんとともに、ペナン州政府や植物園関係者との交流会にジュニアアンバサダーとして参加しました。午後には、日本企業である東レ（Toray）を訪問し、事業説明を受けた後、工場見学をさせていただきました。
　その際、日本人社員の皆さんから、「未経験のことを恐れずに挑戦してください。興味をもったことに積極的に取り組んでください。海外勤務は、日本との違いに気づく楽しさがあり、さまざまな方とコミュニケーションをとることで新しい経験が得られます。」といった励ましの言葉をいただきました。
　今晩はクアラルンプールで一泊し、明日、日本に帰国します。
（中央の写真は、東レの生地の肌触りを確認している場面です。）

　学校体験の最終日、全校朝礼では代表生徒がスピーチを行い、授業では板橋を紹介するプレゼンテーションが行われました。お別れの会では、リコーダーと歌で「故郷」を披露し、すべてのプログラムが無事に終了しました。
　3泊のホームステイと2日間の学校体験を通じて、心から打ち解けた仲間たちは笑顔でいっぱいでした。あちらこちらで、まるで昔からの友達のように楽しそうに会話する姿が見られました。
　昼食後、いよいよお別れの時間が近づくと、記念写真を撮りながら、限られた時間の中で名残を惜しむ姿が印象的でした。

　ペナン州はマレーシアでも教育水準が高い州であり、その中でもChung Ling Private High Schoolはトップ校の一つとして知られ、著名な政治家を輩出しています。板橋区の未来を担う人材にとって、ここでの体験学習は絶好の機会です。
　本日の学校体験では、現地の生徒と一緒にクイズやゲームを通じて数学や理科を学び、中国語、マレー語、日本語の学習も行いました。また、同校の特色あるクラブ活動である鼓隊から太鼓を教わり、短時間で素晴らしいパフォーマンスを披露できるようになりました。この鼓隊「24 FESTIVE DRUMS」は二十四節気をテーマにしたパフォーマンスを行っており、打楽器と身体を使った力強い演奏が印象的でした。
（写真は、左が太鼓のパフォーマンス、中央はジェスチャーゲーム、右は食事で日本人同士一息）

　海外派遣の2日目は、早朝にクアラルンプールを出発し、ペナン島へ移動しました。午後には、来週学校体験を行うChung Ling Private High Schoolでホストファミリーとのマッチングが行われました。本校からの代表生徒は、赤塚三中からの9年生と共に、8年生、6年生、2年生の3姉妹の家庭にホームステイすることになりました。派遣団の生徒たちは、今晩から明日にかけてホストファミリーと休日を過ごす予定です。

　今日から8月22日まで、板橋区中学生海外派遣事業が始まります。この派遣事業は、マレーシアのペナン島での学校体験やホームステイが中心となります。
　本校からは、区立中学生22人の中で唯一、7年生が代表生徒として選ばれました。１学期の終業式で話してくれた決意をご紹介します。
　「マレーシアへの海外派遣に参加することになりました。ホームステイを通じてホストファミリーとの絆を深め、現地の学校で同世代の子たちと交流しながら、外国の文化を詳しく学びたいと思っています。この経験を生かして、英語のスキルを向上させるとともに、将来や学校生活に役立てたいと考えています。」
　なお、本校からは、校長が派遣団の団長として、また英語科教員1名も英語指導及び引率教員として同行します。

　中学生長崎平和の旅の一行が、板橋区役所に帰着しました。出発日前日の雷の影響で飛行機がキャンセルとなり、急遽新幹線とバスを利用して長崎に向かうことになりました。そのため、到着が夜遅くなり、初日に参加予定だったピースフォーラムには出席できませんでした。しかし、2日目からは予定通りの行程を進め、平和祈念式典で黙祷を捧げたり、長崎原爆資料館を見学して原爆の被害の悲惨さを学んだりするなど、貴重な体験を重ねました。
　今日の区役所での帰着式では、教育長が出迎えの言葉の中で、「ユネスコの平和憲章の前文には『戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない』とあります」と述べられました。参加した生徒たちは、どのような砦を築くべきだと考え、これからその思いを広めていくのでしょうか。
　また、本校の生徒に感想を聞いたところ、「原爆は何気ない日常の中で落とされたということなど、いろいろ詳しく知ることができ、とても良い経験になりました」とのコメントがありました。
（写真は本校生徒が現地で撮影した写真の一部です。）