学校日記

8年生音楽(名曲を多角的に味わう)

公開日
2025/05/22
更新日
2025/05/22

できごと

 8年生の音楽の授業で、「小フーガ ト短調」(バッハ)を題材に研究授業を行いました。この曲は、誰もが一度は耳にしたことのあるバッハの代表的な作品で、主題(テーマ)を各パートが追いかけて展開されるフーガ形式が特徴です。

 授業では、パイプオルガンによる演奏映像を視聴しました。奏者が足元を見ずにペダル操作をして演奏をしている場面で、「見てないのになんでわかるの?すごい!」という生徒のつぶやきが聞こえていました。

 続いて、同じ楽曲のトロンボーン四重奏版を視聴し、原曲との違いを感じ取る学習に取り組みました。各班の代表がChromebookからFigjamを使って意見をまとめました。パイプオルガン版の「音域の広さ」や、トロンボーン版の「重厚な響き」など、さまざまな視点で音楽の特徴を捉える姿が見られました。

 授業の最後には、「この曲を知らない人に向けて、曲の魅力を伝える紹介文」を書いて学習を振り返りました。音楽を聴き、比較し、自分の言葉で表現する、深い学びの時間となりました。