学校日記

図書委員による読み聞かせ(いじめ撲滅週間イベント)

公開日
2025/03/07
更新日
2025/03/07

できごと

 図書委員会では、7・8年生と9年生がそれぞれ異なる取り組みを行っています。今日は9年生による「読み聞かせの会」が開かれました。

 先日、地域の元舟渡小学校の読み聞かせの会による「おはなし会」が開催されましたが、今回は本校9年生による読み聞かせです。図書委員を含め、30名の生徒が参加しました。

 今回読まれたのは、『ともだちってどんなひと?』と『うちに帰りたくないときによむ本』の2冊です。特に後者は、家庭に課題を抱え、家に帰りたくないと感じる子どもたちを描いた作品で、虐待などから子どもを守る大切さを考えるきっかけとなる意義深い選書でした。

 また、時間の関係で今回は読めませんでしたが、『おとなになれなかった弟たちに…』も用意されていました。この絵本は、戦時中の疎開先で亡くなった幼い弟の記憶をもとに、戦争の悲惨さを描いた作品です。兄の視点から、栄養失調で衰弱していく弟の姿や、その死を受け止めきれない家族の様子が語られ、戦争が子どもたちの命を奪う残酷さを訴えている本なので、紹介させていただきました。