学校日記

9年道徳「塩むずび」(思いやり、感謝)

公開日
2025/01/15
更新日
2025/01/15

できごと

 今日の9年1組の道徳の授業では、「塩むすび」という題材を通じて、「思いやり」と「感謝」の関係について考えました。生徒たちは班ごとに議論し、話し合いの成果をミニホワイトボードにまとめて発表しました。自分たちとは異なる意見に触れることで、新たな気づきを得たり、考えを深めたりする様子が見られました。
 ある班の発表では、「思いやりを込めた分だけ感謝が返ってくる」という意見があり、それを数学の比例になぞらえて説明。x軸を「思いやり」、y軸を「感謝」に当てはめ、「片方が2倍になればもう片方も2倍になる」というたとえ話が出ました。担当の先生が数学の教員であったこともあり、具体的でわかりやすい補足が加えられました。
 また、「思いやりと感謝はイコールの関係にある」と主張する班や、「どちらもお互いの信頼や尊重の上に成り立っている」という意見もありました。
 授業の最後には、「自分を支えてくれている人の思いにどう応えていくべきか」について、それぞれがノートに自分の考えをまとめ、授業を締めくくりました。
 受験シーズンを間近に控えた9年生たちは「思いやり」と「感謝」について深く考え、多様な視点を共有する貴重な時間を過ごしました。