3学期始業式
- 公開日
- 2025/01/08
- 更新日
- 2025/01/08
できごと
【校長講話(抜粋)】
新年あけましておめでとうございます。2学期の終業式では、ヘビが脱皮するように、皆さんも一皮剥けて成長し、進化してほしいとお話ししました。志村五中の伝統も「進化する伝統」として、さらに発展していくことを期待しています。
今日は新年の初めに、「準備の大切さ」についてお話しします。私が関わってきたバドミントンの経験を基にお話しします。年末には「全日本総合バドミントン選手権大会」という日本一を決める大きな大会が開催されます。主審は試合前に選手を集め、サーブ権を決めた後、選手たちは3分間のウォーミングアップを行います。しかし、主審は時間内に試合が始められるよう「Ready to play.(試合の準備をしてください)」と早めに声をかけます。
このように時間に余裕をもつことは「準備」の重要な要素です。登校や授業、入試会場への到着にも、余裕を意識して行動してみましょう。試合前のウォーミングアップは、入試会場での準備にも似ています。雰囲気に慣れ、気持ちを整えることが大切です。
選手は試合の3時間前には会場に到着し、体を温めて試合に備えます。同じように試験開始の3時間前には起床し、頭をスッキリさせる準備をしましょう。普段から早起きの習慣をつけることも重要です。また、大会やコンクールでは、何か月も前から計画的に準備を進めます。「準備不足」が失敗の原因になることは多いですが、しっかり準備をすることで失敗を防げます。
去年までの自分から一皮剥け、今日の話を基に「しっかり準備できる人」になることをめざしてみませんか。
バドミントンの試合の始まりには“Ready to play.”と声をかけるのですが、皆さんには、3学期の始まりにこの言葉を送りたいと思います。
“Ready to learn.”「学ぶ準備をしてください」の意味です。
3学期の学習、そして高校入試に向けて、さっそく準備を始めていきましょう。
(中央と右の写真は、今学期から校歌の指揮・伴奏を務める8年生です。)