学校日記

ジュニアスポーツアジア交流大会選手団の訪問(2)

公開日
2024/08/28
更新日
2024/08/30

できごと

 文化交流に来校した選手団には4つの体験をしていただきました。マニラ、クアラルンプールのバドミントン、卓球の各チームがそれぞれの教室等を順番に回りました。
 書写の授業では、二文字の漢字をたくさん用意しました。本校生徒が事前に筆ペンで見本を書いてくれており、選手たちは見本を見ながら練習し、最後は「Asia is one」と書かれた木片の裏に、気に入った漢字を清書しました。担当生徒に教わりながら自分の名前を日本語で書いている人もいました。
 理科の授業では、塩化アンモニウムの再結晶について実験を行いました。まず、塩化アンモニウムを試験管に入れ、水を加えてガラス棒で攪拌(かくはん)し、温度の変化を確認します。その後、試験管をビーカーで湯せんし、塩化アンモニウムを完全に溶かします。最後に試験管を静かに室温で冷却し、再結晶が現れる様子を観察しました。本校生徒が見本を示したり、選手たちの実験をサポートしたりしました。高度な学習内容に通訳の方も苦労されているようでした。
 STEP UP教室では、コミュニケーションスキルを向上させるためのゲームを行いました。ルールがわかるとすぐに生徒と選手、コーチ陣の大人も含め打ち解けました。普段他校へ巡回指導に出向くことが多い3名の先生も楽しそうでした。