中学生長崎平和の旅の一行が、板橋区役所に帰着しました。出発日前日の雷の影響で飛行機がキャンセルとなり、急遽新幹線とバスを利用して長崎に向かうことになりました。そのため、到着が夜遅くなり、初日に参加予定だったピースフォーラムには出席できませんでした。しかし、2日目からは予定通りの行程を進め、平和祈念式典で黙祷を捧げたり、長崎原爆資料館を見学して原爆の被害の悲惨さを学んだりするなど、貴重な体験を重ねました。
　今日の区役所での帰着式では、教育長が出迎えの言葉の中で、「ユネスコの平和憲章の前文には『戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない』とあります」と述べられました。参加した生徒たちは、どのような砦を築くべきだと考え、これからその思いを広めていくのでしょうか。
　また、本校の生徒に感想を聞いたところ、「原爆は何気ない日常の中で落とされたということなど、いろいろ詳しく知ることができ、とても良い経験になりました」とのコメントがありました。
（写真は本校生徒が現地で撮影した写真の一部です。）