9年生道徳「臓器提供から生命の尊さと向き合う」
- 公開日
- 2025/12/03
- 更新日
- 2025/12/03
できごと
9年生の道徳科では、生命について多様な視点から考え、自他の生命を尊重する姿勢を育てることを目的に学習を進めました。今回は、教科書の読み物資料「臓器提供」をもとに、グループでの話し合い活動を行いました。
単元の導入では、臓器提供意思表示カードについて紹介されており、臓器提供をめぐる考え方が人によって大きく異なることを確認しました。
授業では、「娘をドナーに私はできない」という主婦の手記や、「家族の場合に迷う臓器提供」をテーマにした医学部講師の文章を読み取り、臓器を提供する側・される側の立場や、家族としての葛藤など、多様な意見を知ることができました。
自分自身の臓器提供には肯定的でも、家族の臓器提供となると迷いや不安が生まれる人がいることなど、価値観の揺れについても学びました。
グループでの話し合いでは、班員やクラスの仲間の意見をききながら、なぜ迷いが生まれるのか、自分ならどう考えるかを一人ひとりが真剣に考えました。授業を通して、かけがえのない生命の尊さに改めて向き合う時間となりました。
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