校内研修会を行いました
- 公開日
- 2025/09/17
- 更新日
- 2025/09/17
できごと
今日は、教員の校内研修会がありました。研究授業のあとには、白鳳大学の上野耕史教授からアドバイスをいただきながら、ICTの活用について話し合いました。
講師からは、「まず大事なのは、目の前にいる生徒のみなさんの学びに合った授業をつくること。そのためにICTをどう使うかがポイントになる」というお話がありました。タブレットを使うと、自分の考えを書いたり発表したりしやすく、仲間の考えを知ることで、自分の考えをもっと深めることができると感じました。
協議会では、「ICTは調べ学習に便利だけど、使いすぎると自分で考える力が弱くなるかも」「意見を共有するときにはすごく役立つ」「授業の最後に振り返る場面で使うとよい」など、いろいろな意見が出ました。教科ごとの工夫も紹介され、音楽では短い授業時間でも意見を出し合いやすくなったこと、体育では跳び箱運動で学習カードと組み合わせて使ったことなどが紹介されました。
また、生徒用のデジタル教科書についても話題になり、「自宅でも使える」「英文のスピードを変えて何度も聞ける」などの便利さが改めて確認されました。自由進度学習を進めるうえで、大きな助けになるという声もありました。
今回の研修を通して、先生たち自身も「ICTにはいいところも課題もあるけれど、どう使えばみんなの学びが一番深まるのかを見極めていくことが大事だ」と考え直すことができました。これからの授業でも、生徒たちの学びがもっと楽しく、もっと深くなるように工夫していきます。