学芸発表会
- 公開日
- 2023/01/14
- 更新日
- 2023/01/14
できごと
12月2日(金)・3日(土)は学芸発表会の特別な2日間でした。
体育館の舞台で子どもたちは自分のもてる力を発揮して、一人ひとりが主役の学芸発表会を創ることができました。練習を通して自分の役をしっかりと務めることの他に、どのようにすると見ている人により伝わるのかを考えて、台詞を言ったり演技をしたりするようになりました。場面ごとに分かれて練習するときには互いに見合い、工夫しながら自分たちの劇へと昇華していきました。どの学年の発表も、みんなで協力して創っている、頑張る前向きな姿勢が見られました。保護者鑑賞日には、YouTubeでの配信も行い、会場で見ていただくことができない方々へも届けることを試みました。新型コロナウイルス感染症対策もあるため、3年前とは異なった方法で行うことになり、保護者の皆様にも大道具や誘導等で大変お世話になりました。上板橋小関係方々の総力で無事に実施することができたことに感謝申し上げます。
【プログラム順に紹介します】
1年 「おかしがすきなかいぞくの おかしなおかしなおかしなたび」
おかしの好きな海賊が、おかしを探しにいろいろな島に旅に出かけます。どんなおかしを見付け ることができたのでしょうか。それぞれの島にいる人や生き物やロボットたちと海賊とのやりとりが面白かったです。初めての学芸発表会、一生懸命に台詞を覚えて、元気いっぱい頑張りました。
3年 「どろぼうがっこう」
山また山の村はずれに、どろぼう学校がありました。生徒たちは立派などろぼうになれるよう、毎日勉強しています。そんなある日、隣村まで遠足に出かけたどろぼう学校の生徒たち。そのコミカルな勉強ぶりと、遠足の最後の顛末には、びっくりさせられました。一人ひとりが役になりきって力一杯演じることができました。
5年 「注文の多い料理店」
国語で学習した宮沢賢治の作品に挑戦しました。東京からやってきたハンターたちがおなかをすかせながらたどり着いたのがレストラン「山猫軒」。化け物の山猫がオーナーの恐ろしい料理店でした。ハンターたちが、注文を受け入れておかしいと感じながらも従って行動する姿が面白く、歌の掛け合いも劇の雰囲気を盛り上げました。大道具や照明もすべて自分たちで行いました。
五組 「なかよし記念日」
三つの短いストーリーを上演しました。インターネットを使ったSNSトラブルのこと、遠足帰りの電車内での出来事、移動教室での肝試しの三つです。三つに共通して大切にしているテーマは、「友達」「友情」「協力」です。子どもたちも異学年の子どもたちと一緒に演じました。覚えた台詞を堂々と言ったり、役に合った動きや台詞を工夫したりするなど、一人ひとりの良さがよく出ていました。みんなで協力して創り上げたなかよしの劇になりました。
2年 「スイミーと海の中のなかまたち」
広い広い海の中で、小さな魚のきょうだいたちが楽しく暮らしていました。その中で一匹だけ真っ黒な 魚の「スイミー」。大きなマグロに襲われてひとりぼっちになったスイミーが元気を取り戻していく様子を、子どもたちが楽しく、みんなの力を合わせて演じました。歌もたくさん覚えて歌いました。海の中の様子を、カラフルな衣装や子どもたちの絵を背景にして再現しました。
4年 「ほんとうの宝物は?」
「世界宝物コンクール」に各国の珍しい宝物、価値ある宝物が出品されました。各国の代表者たちが自 信満々に様々な宝物をアピールしていく様子を楽しく演じていました。それぞれの宝物紹介に対する審査員たちの様子も面白く、子どもたちの劇に対する連係プレーぶりも良かったです。曲に合わせた踊りや歌も工夫してできました。
6年 「人間になりたがった猫」
ダンスタンの森で、ご主人様のスレファヌスと暮らしている猫の、ライオネル。ライオネルは、人間になりたくてたまりません。様々な人たちと出会う中で、喜び、考え、共感、悩む。そういう心の動きをどのように表現すると伝わるのかを考え、全員で演じました。劇を盛り上げるために一人ひとりがどうしたら良いかを考え、役割を果たし演じきることができました。