先行学習

先行学習とは?


先行学習とは,

鏑木良夫氏の提唱する指導法です。

授業の知識目標を授業冒頭で教示・解説して習得させ,

授業後半で習得した知識を使って問題解決的学習に取り組ませる指導法のことです。

この指導法は演繹的指導,受容学習に類別されます。


従来の指導法である発見学習では,気づきと練り上げで知識をまとめようとするので,

気づきがなく,

思考するための知識が身に付いていない子供には授業参加が厳しく,

学力の2極化が進んでしまいます。


それを改革する指導法として考えられました。

このような特長をもつ先行学習は,

〇2点評価(授業の冒頭と終末の2回評価ができるので進歩が自覚できる評価方法)

〇教科書掲載の単元配当時間のおよそ80%程度で実践可能

 浮いたゆとり時間を無理なく自由進度学習に使えたり,

 突発的なことが起きても単元未実施ということは起こりません。

〇どの学力層にも適した指導法です。

 特に、

 高学力層の子供は

     →活用課題等を通して、学びをさらに深められます。

 低学力層の子供は

     →わかる・できることが保証され学ぶ喜びがあります。

本校の先行学習


令和6年度

令和7年度

 研究授業

  6月23日  5年理科「物のとけ方」 研究授業 5年理科

  7月11日  3年理科「電流のはたらき」 4年生 研究授業