学校日記

研究全体会

公開日
2024/03/12
更新日
2024/03/12

できごと

 今年度の校内研究「探究する子の育成」のまとめとして、研究全体会を行いました。「1:実践発表」「2:来年度の研究の方向性について」の二部構成で行いました。

 第一部では、4年生と6年生の実践発表を行いました。
4年生の総合的な学習の時間では、「板十の自然をもっと好きになろうプロジェクト」の学習をしました。自然とふれあえる場所で遊んだり観察したりすることから学習をスタートし、子どもの思いを育てることを意識しました。ビオトープギルドの三森さんに自然と人との関わりについて教えていただきました。自然と関わりながら知識を増やし、自然の必要性や願いを確認・深掘りしていきました。ビオトープの着工は、3月1日です。子どもたちから出た「板十の自然を生かしてやっていきたいこと」を実行していきます。
6年生の総合的な学習の時間では、「SDGs」をテーマに学習を行いました。「SDGsとは何か」「身の回りにあるSDGs」など、知識を増やすことから学習をスタートしました。写真・書籍・ゲストティーチャーなど、学習環境を整備することで、SDGsに対しての関心が高まりました。学んだことをどう発信していくのか、子どもたちで計画し、自分達で実践をしたり、保護者に発表したりすることができました。

 第二部では、低・中・高学年に分かれ、「1:来年度大切にしたいこと・生かしたいこと」「2:それぞれの発達段階で目指す児童像」の2点について話し合いました。低学年では「課題設定」、中学年では「自己実現」、高学年では「表現」という視点を中心に大切にしていきたいという話になりました。来年度の研究に繋げていきます。