1年生・道徳(こんなときどうする?)
- 公開日
- 2025/01/24
- 更新日
- 2025/01/24
できごと
一年生が「特別の教科 道徳」の時間で「こんなときどうする?」の学習をしました。
元気でいたずら好きなこんきちくんが、ぴょんこちゃんに意地悪なことをし、周りにいた友達がどう感じるか、そしてどうするかを考える題材です。
はじめに担任から、電車の中で目の前にいた高齢の方に席を譲ろうかと思いながらも、結局「どうぞ」と言いなかった経験を話して、授業が始まりました。
子どもたちは、お話を読んで様々なことを感じて発言していました。
・(こんきちくんは)「よくない。」
・「ぴょんこちゃんがかわいそうだ。」
・(周りにいた)「ぽんたくんたちは、注意をした方がいい。」
そこで、担任は「周りにいたぽんたくんのように、自分だったらどうする?」と投げかけました。
すると次のような、気持ちを述べていました。
・「『やめろよ』と言ってあげたいけど、言い返されるといやだな。」
・「こんきちくんが怖いな。(だから言う勇気がでない。)」
こんきちくんの特徴を考えて、言い出せなさそうな雰囲気に包まれた教室。
次に、担任が「先生の電車でのことを思い出して。先生はどうすればよかったかな?」
すると、ある児童が発言しました。
・「勇気をもって、言った方がいい。」
・「ぴょんこちゃんを助けたほうがいい。」
授業の終末では、「廊下を走っている人がいたら・・・」などの自分たちの生活場面で見られることを取り上げて、実際生活における「こんなときどうする?」を改めて考えていきました。
どの子も、「言ってあげた方がいい。」など、道徳的な実践につながることを述べていました。
振り返りでは「(思いを言うことで)すっきした。」、「ずっと思っていたことをお口に出したからいい気持ち。」など、道徳的な考えをを実行するとの良さも実感できました。