6月朝礼(暴力・体罰・性暴力の防止について)
年度当初に当たって暴力、体罰、性暴力は許されないことについて話をしました。
【校長講話(抜粋)】 今日は、みなさんの大切な心と体を守るための話をします。人の心や体は、どの人にとっても等しく大切なものです。その大切な心や体が暴力で傷つけられるようなことがあってはなりません。暴力は、どんな理由があっても、誰であっても、決して許されるものではありません。暴力は、叩かれる、蹴られる、突き飛ばされるなどの肉体的に苦痛を感じるような行為だけではありません。くり返し傷つく言葉を言われる、机を蹴られるなどの精神的に苦痛を感じる行為も暴力に含まれます。あってはいけないことなのですが、みなさんの周りの大人、例えば学校の先生や部活動や地域クラブの指導者、その他の大人たちが、生徒のみなさんに対して、指導の際に、叩いたり、蹴ったりする等の肉体的な苦痛を与える行為は、体罰といって禁止されています。繰り返し暴言や心を傷つける言葉を言ったり、机を蹴ったりして威圧する等、精神的な苦痛を与えることも不適切な行為と言います。 性暴力というものについてもお話します。性暴力とは、相手が嫌がっているのに、体を触ったり、見せつけたり、性的な言葉を言ったり、LINEやメールで性的な言葉を送ったり、性的な言葉や行動で人を傷つけることを指しています。性暴力も、どんな理由があっても、誰であっても、決して許されるものではありません。 自分が体罰や性暴力の被害に遭いそうになったら、被害に遭ってしまったら、一人で抱え込んだり悩んだりしないで、家族や先生、養護教諭、スクールカウンセラー等の信頼できる大人に知らせてください。 先生に話しにくい内容の場合は、配布している相談先にメールや電話、インターネットから相談したり、用紙に書いて切手無しで郵送して相談することもできます。 先生たちは、生徒のみなさんの心と体を大切に守りたいと思っていますので、自分が体罰や性暴力受けていなくても、友だちが体罰や性暴力を受けていると思ったときも、迷わず知らせてください。 |
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