3月1日(月)本日の授業風景(3)
9年1組・道徳の時間の様子です。
7・8年生と同様、朝礼の校長講話を受けて「震災」を取り上げています。東日本大震災から間もなく10年、記憶の「風化」が懸念されています。先生はそれを「三人称」という言葉で表現されていました。 三人称、つまり「彼ら」に起きた出来事として片付けるのではなく「一人称」、つまり自分の身に置き換えて考えることの大切さ、自分と繋がりのある出来事として考える重要性を話されていました。「人と人との繋がり」という視点で話した私の講話とも、リンクしている内容です。 (写真・上)は、東日本大震災の被害を伝えるニュース映像を視聴しているところです。その被害の甚大さを改めて確認した後、震災で多くの親戚を失った中学生の書いた作文『希望』を読みました。同世代の人の体験談は、10年前の震災を「一人称」で考えるきっかけになってくれたようです。 校長 武田幸雄 |
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