3月23日(土)1週間を振り返って
18日(月)、第75回卒業証書授与式を無事に挙行することができました。改めて、参列していただいた保護者・来賓の皆様に感謝申し上げますと共に、卒業した9年生の明るい未来を祈っております。
さて、私はよく先生方に「0→1(ゼロイチ)の難しさ」といった話をします。「ゼロイチ」とは文字どおり、0(ゼロ)から1(イチ)を生み出すことです。言うまでもなく「1」は、最小の正の整数です。 きわめて小さな数字と言えますが、その小さな数字も何もないゼロの状態から生み出すためには大変な時間と労力を要するものです。逆に1さえ生み出せば、それを2や3…10にする見通しは立てやすくなります。 今回の卒業式は『答辞』を『立志の言葉』に変更したことで、言葉の紡ぎ方や式の隊形なども大きく変えました。それは、板三中卒業式の新たな歴史の始まりであり、まさに卒業式の「ゼロイチ」だったと思っています。その産みの苦しみを乗り越えた卒業生と先生方に、敬意を表します。 校長 武田幸雄 |
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