3月8日(水)本日の授業風景(1)
7年3組・国語の授業の様子です。
巻末単元「読書の広場」より、小説『電車は走る』(重松清)を取り上げていました。電車のシートに座っている4人の少年少女は、いずれも目の前に高齢者や松葉杖の女性など、本来であれば「優先席」に座れる状況の方々が立っています。4人のうち3人は、席を譲りませんでした。 3人にはそれぞれ異なる理由があり、席を譲った1人も、その後の自分の態度に周囲の気まずい空気を感じます。最後に作者は「電車」を「世の中」に置き換え「正しさは人の数だけある」と述べていました。 授業のめあては【これまでの学習を生かして自分の力で文章を精読し、作品の価値を見つけることができる】とありました。そんなめあてどおり、先生に読んでもらったり先生の解説を受けたりせず、Chromebookや辞書を活用して自力解決でワークシートに取り組んでいます。 校長 武田幸雄 |
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