2月8日(水)本日の授業風景(1)
8年1組・国語の授業の様子です。
小説『走れメロス』(太宰治)の学習です。太宰が参考にしたとされるのが、18世紀のドイツの詩人・シラーの『人質』です。そのタイトルからもわかるとおり、自分の身代わりとして人質となった友を助けるべく、約束の期限までに王城に戻るため走り続けるメロスの姿が描かれます。 本日は、そんなメロスの行く手を阻む「3つの試練」について考えました。最初の試練が「川の氾濫」です。小説に描かれた氾濫のイメージを具体的につかむため、Chromebookで実際の水害の映像を見ました。 この場面で漢語を多用する効果については、和語との比較でとらえました。さらに付け足せば、五音・七音を中心に同じ音数の表現を並べ、リズム感やスピード感をもたせていることも、音読で確かめてみてください。 校長 武田幸雄 |
|