11月24日(木)本日の授業風景(2)
9年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。
『相似の利用』の学習です。自分では実際に測れない長さや角度(例えば、目の前に広がる池の幅など)も、数学の授業で学んだことを利用すれば、おおよその値を知ることができます。まさに「相似の利用」です。 本日は、校舎の高さについて「自分が立っている地点(校舎からの距離)」「校舎の屋上先端を見上げた角度」「自分の目の高さの数値」を用いて求めていました。当然、相似な三角形(縮図)をかいて求めます。 古代エジプトの数学者は、同じように相似条件を使ってピラミッドの高さを測ったと言われています。また、歴史の教科書に出てくる伊能忠敬(江戸時代に日本地図を完成させた人)も、測量の際に相似の知識を用いていたそうです。やはり数学にはロマンがありますね。 校長 武田幸雄 |
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