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2月4日(土)土曜ICT家庭学習日

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 本日は、土曜ICT家庭学習日でした。

 これまでも説明していますが、土曜日にChromebookを活用し、生徒が在宅で学習支援を受けられる日のことです。先生方は、ウェブ会議システムや動画配信、タブレットの学習アプリ、その他Googleフォーム等を活用して生徒の学びをサポートします(授業ではありません)。

 本日は、各学年とも英語・数学・家庭の時間割でした。

 9年生の学習内容に絞って紹介すると、英語ではClassroomに貼り付けられたテーマについて「3文英作文」を書いて送信するという課題等が出ていました。都立高入試の英語では例年、実際に3文英作文が出題され12点が配点されます。

 また、数学でもやはり都立高入試と類似した通称「模擬トレ」に取り組むのが課題でした。Classroomに貼り付けられた模範解答で自己採点し、間違えた問題はYouTube動画で解説を視聴します。作図や証明問題は、週明けに提出することになっていました。

 家庭科は、4月に入学する新7年生対象のスライド『中学校の家庭科学習』を作成します。入試とは無関係ですが、「小中一貫・九年間で育てる板三エリアの子どもたち(一九三=いっきゅうさん)」を意識して、中学校では会うことのない現6年生のために取り組む素敵な課題でした。

                          校長 武田幸雄
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2月3日(金)本日の授業風景(3)

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 9年4組・理科の授業の様子です。

 『日食と月食』の学習です。写真が暗いのは、国立天文台が配信している日食と月食の動画を視聴しているためです。担当の先生も話されていましたが、保護者の方は11年前に東京でも観測できた日食を覚えていらっしゃることでしょう。生徒たちは4歳だったので、記憶にないそうです。

 ただし、あのときは「金環日食」でした。教科書や動画で取り上げているのは「皆既日食」です。そこで、またしてもKMT(校長ミーニングタイム)をいただき「皆既(かいき)」の意味を説明させてもらいました。

 【皆】は「全て」【既】は「…し尽くす」という意味なので「お日様を全て食べ尽くす」という意味で【皆既日食】なのです。…と、今ではそんな風に解説できますが、小学生の時に初めて聞いた時は「怪奇ニッショク」という恐ろしい妖怪と思い込んでいたことも言い添えておきました。

                          校長 武田幸雄
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2月3日(金)本日の授業風景(2)

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 8年4組・国語の授業の様子です。

 教室に入った直後、担当の先生から「校長の先生の好きな漢詩は何ですか?」とムチャぶり。とっさに『黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る』と答え、聞かれてもいないのに「船の別れの切なさ・寂しさ」を語ってしまいました。授業は、漢詩『春望』(杜甫)を取り上げるところでした。

 有名な【国破れて山河在り 城春にして草木深し】を読み解いた際、先生が「9年生で松尾芭蕉の『おくのほそ道』を学習したときに思い出してください」とおっしゃっていました。さて、どういうことでしょう。

 実は、中国・唐代の杜甫の詩を、日本・江戸時代の松尾芭蕉は【国破れて山河あり 城春にして草青みたり】と詠み替えているのです。皆さんに言わせると「パクリ」かもしれませんが、古い名歌の一部をアレンジして新たな詩歌を詠むことは「本歌取り」という立派な手法なのですよ。

                          校長 武田幸雄
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2月3日(金)本日の授業風景(1)

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 7年5組・英語(少人数)の授業の様子です。

 7年生の英語学習も終盤にさしかかり、過去形や過去進行形を本格的に取り上げるようになりました。今後は、be動詞の過去形だけでなく、一般動詞(特に不規則動詞)の過去形をしっかり覚える必要があります。

 本日も、不規則動詞の過去形にペアワークで取り組んでいました。友達に40以上の不規則動詞(写真・緑の紙)から、例えば「take(テイク)」と原形を言ってもらい、それに「took(トゥック)と答えるといった具合です。ペアワークは、様々な友達と5回繰り返すことになっています。

 なお、明日の土曜ICT家庭学習(7年生・英語)では、同じ緑の表を使って練習した音声を、Chromebookで提出することになっています。担当の先生の発音(範読)のように、リズムよく読んで練習すると覚えられそうですね。
                          校長 武田幸雄
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2月2日(木)本日の授業風景(3)

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 7年2組・国語の授業の様子です。

 国語の授業では【言葉の特徴やきまりに関する事項】も取り上げることになっています。代表的なものの1つが「文法」です。その文法について7年生(中1)では、まず単語の類別ができるようにします。

 具体的には「自立語・付属語」「活用がある・ない」「体言・用言」という観点で単語を類別し、10種類に分かれた品詞の特徴を押さえられるようにします。本日は、まず『名詞』を取り上げていました。

 「名詞」といっても,細かく見ると普通名詞・固有名詞・数詞・形式名詞・代名詞に分類できます。ただし、7年生の文法で大事なのは、それらの定義を覚えることではありません。最初に述べたとおり、ある単語を見たとき「これは名詞である」と類別できるようにすることです。

                          校長 武田幸雄
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2月2日(木)本日の授業風景(2)

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 8年1組・技術家庭(家庭分野)の授業の様子です。

 『消費者トラブルの解決法』の学習です。昨年4月に成人年齢が18歳に引き下げられました。それに伴い7年生の皆さんも4年後には、保護者の同意がなくても様々な契約を結べるようになります。

 ただし、同時にそれは、自分が契約をめぐるトラブルに巻き込まれやすくなることも意味しています。そのため、今から消費者を守る法律や制度について学んでおかなければなりません。本日はそうした学習(実習)として、クーリングオフの通知書(内容証明書)を書いています。

 契約に関わる書類なので、記載にあたっては細かなルールもあり、ミスがあると無効となってしまいます。そのため見本を参考に、真剣に書いていました。日頃取り組んでいるRSタイム(新聞コラムの書き写し)で養った集中力が、こんなところでも活かされているように感じました。

                          校長 武田幸雄
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2月2日(木)本日の授業風景(1)

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 9年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。

 本日は、都立高推薦入試の合格発表日でした。発表は各高校でも掲示しますが、ほとんどの人は自宅からウェブサイト上で確認し、結果を本校独自の「ほうれんそうフォーム」で報告することになっています。

 そのため特に1時間目は、写真のように少人数での授業でした。それでなくても英語は少人数クラス編成なので「超少人数」といった感じです。ちなみにこのグループは、11人で授業を受けていました。

 その11人が廊下側に偏って座っていたので「この方が電子黒板が見えやすいからですか?」と尋ねると「席がバラバラだと寂しいからです」「ペアワークをやりやすいからです」等の答えが返ってきました。人数や座席配置はいつもと違っても、授業への集中度はいつもどおりでした。

                          校長 武田幸雄
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2月1日(水)本日の授業風景(3)

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 9年2組・美術の授業の様子です。

 『学校のピクトグラム』が完成しました。教室の用途・名称を示すものや、学校生活のルール・マナーについて注意を喚起するもの、危険な行為を禁止するもの等を、パッと見てわかる「絵記号」でデザインしました。

 本日は、その鑑賞会です。自分の作品の写真を、題材名や目的・工夫点などを記したカードと一緒に送信し共有します。先生のお話では「校長室を題材にした人が意外に?多い」とのことでした。(写真・下)は、その1人○○さんの作品です。工夫点は「周囲を金色にした点」だそうです。

 「金色」の理由を尋ねると「東京で一番」のイメージと教えてくれて嬉しくなりました。また、たった1つの校則『 Be Gentleman(紳士であれ)』をデザインした人も複数いて、そちらも大変嬉しく思いました。

                          校長 武田幸雄

2月1日(水)本日の授業風景(2)

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 8年3組・社会(歴史)の授業の様子です。

 『明治維新と立憲国家への歩み』の学習です。本日は『士族の反乱』を取り上げていました。授業のめあては【西南戦争について知る】で「西南戦争」の上には「ラストサムライ」という言葉も付け添えられています。

 明治新政府の改革に不満を抱いていた士族の一部は、主に西日本各地で武装蜂起します。その最大のものが、西郷隆盛ら鹿児島士族約4万人が政府軍と戦った「西南戦争」です。本日は、NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』の最終話を視聴しながら、合間に先生の解説を聞きました。

 めあてと同名で20年前にヒットしたアメリカ映画『ラストサムライ』は、その西南戦争がモデルと言われます。私は映画館で見ましたが、本編前に流れた『盲導犬クイール』の予告編で早くも「泣く準備」が整い、『ラストサムライ』を見終えた時は涙腺が崩壊したのを思い出しました。

                          校長 武田幸雄
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2月1日(水)本日の授業風景(1)

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 7年1組・国語の授業の様子です。

 小説『少年の日の思い出』(ヘルマン・ヘッセ)の学習です。物語は、少年時代にチョウの収集に夢中だった【僕】が、隣家の優等生【エーミール】のチョウの標本を盗んでしまう過去を告白する形で進みます。本日は、最後に【僕】が盗んだチョウを握りつぶす心情を読み解きました。

 その後は、単元全体の振り返りです。最初に読んだ時に書いた感想(初発の感想)を振り返りながら、これまでの授業で新たに気づいたことや疑問点、初発の感想とは違った受け止め方をChromebookにまとめました。

 送信されたまとめを見ていると、比較的【僕】に同情的だった初発の感想が、【僕】の未熟さや思慮不足を指摘する傾向へと変わっていました。多くの人が、授業を通して「読み」を深めた証左だと思います。

                          校長 武田幸雄
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