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10月23日(金)本日の授業風景(1)

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 9年3・4組 数学(少人数)の授業の様子です。

 『相似な図形』の学習です。「相似な図形」とは、1つの図形を、形を変えずに一定の割合に拡大・縮小して得られる図形のことです。 本日は「三角形の相似条件」について演習を行っていました。

 「三角形の相似条件」は【3組の辺の比が全て等しい】【2組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい】【2組の角がそれぞれ等しい】の3つです。そのうちのどれかが成り立つとき、2つの三角形は相似です。

 この『三角形の相似条件』に対して、ちょうど1年前の8年生の数学では『合同な図形』の中で「三角形の合同条件」を学習しました。かつては両者を同じ学年で取り上げていた時代もありましたが、担当の先生のお話では「学年別になったことで、良い復習になっています」とのことでした。

                          校長 武田幸雄
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10月22日(木)RS研究授業風景(3)

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 7年3組・社会(歴史)の研究授業の様子です。

 『鎌倉を中心とした武家政権』の学習で『執権政治の展開』を取り上げていました。教科書には「源氏と北条氏の系図」や「承久の乱前後の幕府の勢力図」などが資料として載っています。

 それらに加え、ワークシートに記載された「御成敗式目をつくった北条泰時の手紙」や「当時の主な出来事の年表」などの資料も参照しながら、御成敗式目がつくられた理由を読み解く活動に取り組みました。

 さらに発展的な取り組みとして、鎌倉時代の武士と貴族の関係について、その根拠となる資料を示しながら説明する活動も行いました。いずれも自力解決(個人で考える活動)集団解決(他者と意見交換する活動)が取り入れられていたので、RSだけでなくSSの育成にも役立っていました。

 本日の研究授業もそうでしたが、本校では各教科の授業のめあてやまとめ、その他ポイントとなることを「共書き」で行っています。「共書き」とは、先生が読み上げながら黒板に書いた内容を、同じペースでノートに書き取る取り組みです。

 この取り組みは、文節の区切りや意味のまとまり、重要なポイント等を押さえることに役立ち、結果としてRS育成につながることが期待できます。

                          校長 武田幸雄

10月22日(木)RS研究授業風景(2)

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 写真は、7年4組・技術家庭(家庭分野)の研究授業の様子です。

 『住生活と自立』の学習です。本日は、間取り図を読み取って、生活行為とそれに付随する必要な住空間について理解し、家族と住まいの関わりについて考えることが授業のめあてとなっていました。

 (写真・上)で電子黒板に映し出されているのは、アニメ「サザエさん」一家の間取り図です。RSにかかわる学習活動として、カツオくんが寝室を別の部屋にするには、どの部屋が最適かを考えました。

 その際には、就寝分離(親子や異性のきょうだいで寝る場所の別)食寝分離(食べる・寝る場所の別)等、いくつかの「住空間を考えるポイント」を押さえなければなりません。

 そのように言語で表記された内容を、図や表で示されたものと合致させることも、大事なRS(読み解く力)の一つです。また、その逆に、自分の出した答え(間取り図)をもとに、その理由を説明する活動も行いましたが、これもまたRSやSS(分かりやすく話力)につながる活動でした。

                          校長 武田幸雄

10月22日(木)RS研究授業風景(1)

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 本校では全教科の授業でRS(リーディング・スキル=読み解く力)WS(ライティング・スキル=正しく書く力)SS(スピーキング・スキル=分かりやすく話す力)の育成を三位一体で図り、学力向上を目指す研究に取り組んでいます。9月に引き続き、本日も、その研究授業が行われました。

 8年1組・音楽の研究授業の様子です。

 ラヴェル作曲『ボレロ』の鑑賞の授業でした。ご存知かもしれませんが、この曲は2つの旋律(主題)を、同一のリズムの中で繰り返すことによって楽曲が構成されています。

 そうした特徴的な構成(曲想)を、言葉で的確に表現し伝えるというWS(正しく書く力)SS(分かりやすく話す力)にかかわる学習活動に取り組みました。まず教材DVDを視聴して、全曲を鑑賞しました。

 そして、リズム・音色・強弱・テクスチュア(音の組み合わせ)等、音楽を形づくっている要素を踏まえながら、感じ取った曲想を文章にまとめ発表しました。音楽も、一種の非言語情報です。それを言語情報に変換することで、WS・SSだけでなくRSにかかわる活動にもなっていました。

                          校長 武田幸雄

10月21日(水)本日の授業風景(3)

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 8年3組・国語の授業の様子です。

 小説『走れメロス』(太宰 治)の学習です。昔から多くの国語の教科書で採用されているため、主人公のメロスについて「勇敢で友情に厚い」といったイメージをもたれている保護者の方もいらっしゃるかと思います。

 しかし、本日は少し違った視点からメロスの人物像を読み解いていました。【メロスと暴君ディオニスの共通点】について考えています。「善と悪」の対極にあるように捉えられがちな2人ですが、実は共通点も…。

 文章を読み解く際、書かれていることを「本当にそうかな?」という視点で読む、つまり「批判的に読む」ことも必要です。それは、説明文や論説文だけでなく『走れメロス』のような文学的文章にも言えます。「はたしてメロスは、絶対的正義なのか?」 そんな視点で読むのも、面白いですね。

                          校長 武田幸雄
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10月21日(水)本日の授業風景(2)

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 7年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。

 『1次方程式の利用』の学習です。昨日は「単価や個数、代金の問題」に取り組んでいるグループを取材しましたが、本日お邪魔したグループは「速さの問題」に取り組んでいました。

 【弟が学校に向かって4分後に、兄も家出て弟を追いかけた。弟の歩く速さを毎分50m、兄を毎分70mとすると、兄は家を出て何分後に弟に追いつくか】といった問題です。本日は、教育実習生が担当していました。

 演習が終わると、すぐに問題用紙が回収されました。そして、実習生が授業を進める間に、担当の先生が問題の答え合わせをしてくださるので、すぐに確認・解き直しができます。少人数授業であると同時にTT(チーム・ティーチング)でもあるという、大変きめ細やかな授業形態でした。

                          校長 武田幸雄
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10月21日(水)本日の授業風景(1)

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 9年1組・国語の授業の様子です。

 論説文「作られた『物語』を超えて」(山極寿一)の学習です。「ゴリラは凶暴である」という19世紀の人間によって作られた物語によって、その後ゴリラは不幸な歴史を背負うことになります。そして、そのような誤解に基づく「物語」は人間社会にも存すると、筆者は述べていました。

 さらに、その「誤解」が修復されないまま「物語」が独り歩きしてしまったとき、言葉や言語の違う民族間では悲劇をもたらすことがあると指摘していました。その一例として上げられていたのが「ルワンダ内戦」です。

 写真は、先生が電子黒板でそのルワンダ内戦の資料を見せてくださっているところです。ツチ族・フツ族という異なる民族間で、お互いを悪とする「物語」が作られ、世代間で継承された結果が生み出した悲劇…。論説文の読み解きだけでなく、人間の愚かさも読み解いてほしい教材です。

                          校長 武田幸雄
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10月20日(火)本日の授業風景

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【写真・上】8年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。

 「夢の学校づくり」に取り組んでいます。授業で習った「must」(…しなければならない)等を使って、自分たちで校則を作ります。「Principal have to clean school.」(校長先生が掃除当番の学校)という校則を作っているグループもありましたが、私にとっては「悪夢の学校づくり」? 

【写真・中】7年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。

 『1次方程式の利用』の学習で、いわゆる「単価や個数、代金の問題」に取り組んでいます。「折り紙を1人に4枚配ると9枚足りない。1人に3枚ずつ配ると15枚余る。子どもの人数と折り紙の枚数は?」等の問題を、次々に解いていました。演習を通して、解き方のコツをつかみましょう。

【写真・下】9年4組・社会(公民)の授業の様子です。

 『憲法』の学習で『社会の変化と人権保障』を取り上げています。「知る権利」や「プライバシーの権利」「自己決定権」等、社会情勢の変化に伴い主張されるようになった「新しい人権」について、その具体的な事例を確認するとともに自分の考えをまとめていました。
                          校長 武田幸雄

10月19日(月)本日の授業風景(3)

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 9年生「総合的な学習の時間」の様子です。

 17日(土)の記事でお伝えした「『伝える』〜中学生の“チカラ”プロジェクト」で掲示した作品(壁新聞等)の見学会を行っています。17日の発表会は、グループ(担当の先生が設定されたテーマ)ごとに2名(2グループ)が、別室からリモート中継により行いました。

 本日1時間目は、発表者のものも含め学年全員の作品が、体育館に展示されていました。それもまた展示による「発表」であり、「伝えるチカラ」が試される掲示物と言えます。

 体育館での密集を避けるため、前後半2グループに分けての見学会です。見学していないグループは、教室で「プロジェクトの振り返り」シートを作成していました。その中に「『中学生のチカラ』には、どのようなものがあると思いますか?」という設問がありました。

 「円周率を100桁以上覚える!」というテーマで発表した○○さんは「何事にも挑戦するチカラ」と答えていました。その回答を見て私は「確かに、そのチカラは若さの特権である」と納得すると同時に「だからこそ、人は何かに挑戦することをやめたときに年老いていくのだ」と自戒しました。

                          校長 武田幸雄

10月19日(月)本日の授業風景(2)

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 7年2組・道徳の時間の様子です。

 授業のめあてが『話し合いを通して、公平とは何かを考えられる』と書かれていました。道徳の教科書から『公平と不公平』という資料を用いています。3つのイラストに関する簡単な事例が書かれた資料です。

 事例は【姉妹でもらったお年玉の金額に差があった】【混雑するコンサート会場で、車椅子の人が優先的に会場に入れた】【班の話し合いをまとめて提出する際、字がうまいからという理由で一人に任せた】の3つです。

 それらが「公平か不公平か(その理由は)」を個人で考えた後、グループでに意見を出し合いました。さらに「あってもよい違いか、あってはならない違いか」と視点を変えて意見を出し合いました。「『違い』イコール『不公平』ではない」ということに、多くの人が気付いたようでした。

                          校長 武田幸雄
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10月19日(月)本日の授業風景(1)

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 本日1時間目の授業に先立ち、後期生徒会認証式が行われました。

 認証式は、専門委員になった人たちに認証書を渡す儀式的行事です。本来であれば全校集会の場で名前を読み上げて代表者に認証書を渡します。しかし、前期と同様今回も密集を避けるため、放送による認証式としました。

 写真は、8年生の教室で行われた認証式の様子です。生徒会担当の先生のお話の中には「後期の学校の中心となる8年生は、その自覚を持って特に頑張ってほしい」といったようなお話もありました。

 ウィズ・コロナの新しい学校生活様式では、様々な制約や制限が必要です。だからこそ、皆さんの知恵を結集し「ウィズ・コロナでもできること」さらには「ウィズ・コロナだからこそできること」を考えてください。

                          校長 武田幸雄
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10月18日(日)今週の予定(10/19〜23)

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         ※ 写真は、先週の授業風景です。

10月19日(月)【通常授業】生徒会認証式(放送&各教室)

  20日(火)【通常授業】

  21日(水)【通常授業】(6h授業)

  22日(木)【通常授業】研究授業(5h)

  23日(金)【通常授業】7・8年 hyper-QU(6h)

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※23日(金)の hyper-QU(ハイパー・キュー・ユー)とは、より良い学級集団づくりに活用するためのアンケート調査です。
                           校長 武田幸雄

10月17日(土)9年生“チカラ”プロジェクト(3)

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【写真・上】数学科の先生が掲げたテーマ『科学技術〜ドラえもんは実現するか〜』の掲示(一部)です。グループ代表の発表は『歌手がAIに乗っ取られる!?』(大黒さん)『実現している?していない?ドラえもんの秘密道具』(齋藤さん・小川さん)でした。

【写真・中】保健体育科の先生が掲げたテーマ『“継続は力なり”は本当?』の掲示(一部)です。グループ代表の発表は『どの勉強法が一番英単語を覚えられるのか』(黒木さん)『円周率を100桁以上覚える!』(沖山さん)でした。

【写真・下】プロジェクトを企画された社会科の先生が掲げた『持続可能な街づくり』の掲示(一部)です。グループ代表は『縁切榎木について』(潤岡さん)『もしも旅行中に災害が起きたら…』(五十嵐さん)でした。

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改めてこの取り組みの正式名称は「『伝える』〜中学生の“チカラ”プロジェクト」です。同じ興味・関心を持つ先生と生徒が集まり、探究を通して自分の考えや思いを伝え合い、最後は発表という形で全体に伝えるチカラ…。

 コロナ禍で様々な活動が中止・制限される中にあって「それでも、先生と生徒がチカラを合わせれば、ここまでできる」という可能性を示してくれた9年生の「チカラ」に敬意を表します。
                          校長 武田幸雄

10月17日(土)9年生“チカラ”プロジェクト(2)

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【写真・上】英語科の先生が掲げたテーマ『世界ふしぎ探求』の掲示(一部)です。グループ代表の発表は『不思議なもの』(高橋さん)『自然によってつくり出された絶景』(村上さん)でした。

【写真・中】理科の先生が掲げたテーマ『資源エネルギー』の掲示(一部)です。グループ代表の発表は『睡眠と健康の関係』(山田さん)『地球温暖化』(吉岡さん・兪さん・岩崎さん)でした。

【写真・下】技術科の先生が掲げたテーマ『ものづくり〜よりよい生活を求めて〜』で実際に製作した作品です。グループ代表の発表は『ガソリン車・ハイブリッド車・電気自動車の仕組みとメリット・デメリット』(西平さん)『CWK(椅子)』(小川さん)でした。ちなみに小川さんの『CWK』は「技術科担当の先生も座れる椅子」を英語表記した略字です。

                          校長 武田幸雄

10月17日(土)9年生“チカラ”プロジェクト(1)

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 本日の土曜授業では、7・8年生が通常の教科の授業を行う一方で、9年生は1〜2時間目を「総合的な学習の時間」とし「『伝える』〜中学生の“チカラ”プロジェクト」の発表会を行いました。

 今年度はコロナ禍により、生徒が協働で取り組む学習活動や行事が激減してしまいました。そこで、9学年では学年の各先生方が掲げたテーマの中から興味・関心のあるものを選び、担当の先生や同じテーマを選んだ友達と一緒に探求活動を行うという“チカラ”プロジェクトを発足させたのです。

 いわば、よく大学で行う「ゼミ形式」のようなものですが、2学期の始まった8月末から約1ヶ月半にわたり探求活動に取り組んできました。各自で調べた内容は壁新聞や造形物にし、体育館に掲示しました。

 (写真・上)は、学年主任の先生が掲げたテーマ『福祉・伝統文化』の掲示です。同じテーマを選んだ人たちの中から、代表者2名(2グループ)が発表を行いました。このグループからは『盲導犬について』(佐野さん)『聴覚障がいと手話について』(松野さん)が発表してくれました。

 発表はランチルームで行い、その様子をリモート中継して各教室につなぎました(写真・中・下)。また、3時間目の進路説明会に出席されるため早めにお越しいただいた保護者の方には体育館スクリーンにも配信し、掲示物コーナーと併せてご覧いただきました。
                          校長 武田幸雄

10月16日(金)本日の授業風景(3)

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 9年1組・理科の授業の様子です。

 新しい大きな単元『地球と宇宙』に入りました。まず『宇宙の広がり』を学習します。本日は『銀河系と太陽系』を取り上げていました。授業のめあては「『銀河』とは何かを説明できる」とあります。

 教科書では、恒星(太陽のように自ら光や熱を出す天体)が数億〜数千億個集まってできた天体が「銀河」であるとしています。宇宙には銀河が無数に存在していて、私たちの住む地球が所属している銀河を「銀河系」と呼んでいるとのことでした。銀河と銀河系は、似て非なるものだったのですね。

 『スター・ウォーズ』という人気SF映画があります。これまで9作のシリーズが公開されていますが、全て【 A long time ago in a galaxy far,far away …】(遠い昔、はるかかなたの銀河で…)という字幕で始まります。

 授業で学んだことをもとに解釈すると、この場合の【 galaxy 】の訳は「銀河系」ではなく「銀河」が正しいということになりますね。

                          校長 武田幸雄
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10月16日(金)本日の授業風景(2)

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 8年2組・社会(地理)の授業の様子です。

 『日本の諸地域』の学習で『東北地方』に入りました。東北地方というと、どのような地名が思い浮かぶでしょうか? まずウォーミング・アップとして、地図帳を見ながら挙げられた地名を探し当てました。

 その際に先生がおっしゃっていましたが、9年生の国語では松尾芭蕉の『おくの細道』を学習します。そこには「白河」「松島」「平泉」など、東北地方の地名がたくさん出てきます。

 前号の「校長通信」でも取り上げましたが、教科横断的な学習(異教科で学んだことを関連づける学習)は、理解を深める上で大変有用です。ぜひ、この社会の単元で学んだことを、2年後の国語の学習に生かしてください。

                           校長 武田幸雄
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10月16日(金)本日の授業風景(1)

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 7年1・2組 英語(少人数)の授業の様子です。

 英語の学習領域は、大きく「聞くこと」「読むこと」「話すこと(やりとり)」「話すこと(発表)」「書くこと」の5つがあります。本日は、そのうちの「読むこと」を重視した授業でした。

 Unit-6の学習で、教科書の会話文を繰り返し音読しています。ただ繰り返すだけでなく、起立して読んだり(写真・上)先生やデジタル教科書に続けて読んだり(同・下)友達とペアで読んだりして変化をつけています。

 友達とペアで読む際には、なるべく相手を見て、伝えたいことを強調したり、抑揚をつけたりするよう先生のアドバイスがありました。それを受け、なるべく教科書を暗記しようと頑張っている人もいました。そのため「読むこと」だけでなく「話すこと(やりとり)」の練習にもなりましたね。

                          校長 武田幸雄
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10月15日(木)本日の授業風景(RST)

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 9年4組・国語の授業の様子です。

 9年生は、国語の授業の中でRST(リーディング・スキル・テスト)に取り組みました。このテストは、RS(読み解く力)向上を図るため、個々の生徒の実態を把握することを目的に行っています。

 問題は「文の構造を正しく理解できるか」「代名詞のさす内容を認識できるか」「示された2文が同じ意味かどうか判断できるか」等の能力について、個々のレベルに合わせPC(パソコン)画面上に出題されます。

 PCを利用するため、1時間に1クラスずつの実施です。9年生は今年で3回目となったので、こうした実施形態にも慣れたかと思います。ただ、今年は新たに「語彙力」を確かめるアンケートも行われました。

 本校は、RS育生をテーマとした研究を2年間続けています。今後はテストの結果を分析し、改善策を施すとともに、「小中一貫・板三エリア」の3小学校とも連携しながら、地域の児童・生徒のRS向上、さらにはその延長線上にある学力向上を図ってまいります。
                           校長 武田幸雄

10月15日(木)本日の授業風景(2)

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 8年3組・理科の授業の様子です。

 『化学変化と物質の質量』の学習で「金属を熱したときの質量の変化」を調べる実験に取り組んでいました。作業そのものは単純で、金属(マグネシウム・銅)の質量を、熱する前と後とで記録し、変化を調べます。

 ただし、その「質量をはかる→熱する→冷やしてから再び質量をはかる」という作業を5回繰り返します。そのたびに質量は100分の1グラム単位で変化するので、データを正確にとることが求められていました。

 そのため黒板にも大きく【データを正確にとることは、地味に見えて一番大事な実験技能です】と書かれています。「地味な積み重ねが一番大事」 …それを見て私は、プロ野球のイチロー選手がメジャーリーグの年間安打記録を更新した際、記者会見で残した次の言葉を思い出していました。

 【小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道だ】
                           校長 武田幸雄
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4/6 1学期始業式・着任式