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10月21日(水)本日の授業風景(3)

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 8年3組・国語の授業の様子です。

 小説『走れメロス』(太宰 治)の学習です。昔から多くの国語の教科書で採用されているため、主人公のメロスについて「勇敢で友情に厚い」といったイメージをもたれている保護者の方もいらっしゃるかと思います。

 しかし、本日は少し違った視点からメロスの人物像を読み解いていました。【メロスと暴君ディオニスの共通点】について考えています。「善と悪」の対極にあるように捉えられがちな2人ですが、実は共通点も…。

 文章を読み解く際、書かれていることを「本当にそうかな?」という視点で読む、つまり「批判的に読む」ことも必要です。それは、説明文や論説文だけでなく『走れメロス』のような文学的文章にも言えます。「はたしてメロスは、絶対的正義なのか?」 そんな視点で読むのも、面白いですね。

                          校長 武田幸雄
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10月21日(水)本日の授業風景(2)

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 7年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。

 『1次方程式の利用』の学習です。昨日は「単価や個数、代金の問題」に取り組んでいるグループを取材しましたが、本日お邪魔したグループは「速さの問題」に取り組んでいました。

 【弟が学校に向かって4分後に、兄も家出て弟を追いかけた。弟の歩く速さを毎分50m、兄を毎分70mとすると、兄は家を出て何分後に弟に追いつくか】といった問題です。本日は、教育実習生が担当していました。

 演習が終わると、すぐに問題用紙が回収されました。そして、実習生が授業を進める間に、担当の先生が問題の答え合わせをしてくださるので、すぐに確認・解き直しができます。少人数授業であると同時にTT(チーム・ティーチング)でもあるという、大変きめ細やかな授業形態でした。

                          校長 武田幸雄
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10月21日(水)本日の授業風景(1)

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 9年1組・国語の授業の様子です。

 論説文「作られた『物語』を超えて」(山極寿一)の学習です。「ゴリラは凶暴である」という19世紀の人間によって作られた物語によって、その後ゴリラは不幸な歴史を背負うことになります。そして、そのような誤解に基づく「物語」は人間社会にも存すると、筆者は述べていました。

 さらに、その「誤解」が修復されないまま「物語」が独り歩きしてしまったとき、言葉や言語の違う民族間では悲劇をもたらすことがあると指摘していました。その一例として上げられていたのが「ルワンダ内戦」です。

 写真は、先生が電子黒板でそのルワンダ内戦の資料を見せてくださっているところです。ツチ族・フツ族という異なる民族間で、お互いを悪とする「物語」が作られ、世代間で継承された結果が生み出した悲劇…。論説文の読み解きだけでなく、人間の愚かさも読み解いてほしい教材です。

                          校長 武田幸雄
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10月20日(火)本日の授業風景

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【写真・上】8年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。

 「夢の学校づくり」に取り組んでいます。授業で習った「must」(…しなければならない)等を使って、自分たちで校則を作ります。「Principal have to clean school.」(校長先生が掃除当番の学校)という校則を作っているグループもありましたが、私にとっては「悪夢の学校づくり」? 

【写真・中】7年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。

 『1次方程式の利用』の学習で、いわゆる「単価や個数、代金の問題」に取り組んでいます。「折り紙を1人に4枚配ると9枚足りない。1人に3枚ずつ配ると15枚余る。子どもの人数と折り紙の枚数は?」等の問題を、次々に解いていました。演習を通して、解き方のコツをつかみましょう。

【写真・下】9年4組・社会(公民)の授業の様子です。

 『憲法』の学習で『社会の変化と人権保障』を取り上げています。「知る権利」や「プライバシーの権利」「自己決定権」等、社会情勢の変化に伴い主張されるようになった「新しい人権」について、その具体的な事例を確認するとともに自分の考えをまとめていました。
                          校長 武田幸雄

10月19日(月)本日の授業風景(3)

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 9年生「総合的な学習の時間」の様子です。

 17日(土)の記事でお伝えした「『伝える』〜中学生の“チカラ”プロジェクト」で掲示した作品(壁新聞等)の見学会を行っています。17日の発表会は、グループ(担当の先生が設定されたテーマ)ごとに2名(2グループ)が、別室からリモート中継により行いました。

 本日1時間目は、発表者のものも含め学年全員の作品が、体育館に展示されていました。それもまた展示による「発表」であり、「伝えるチカラ」が試される掲示物と言えます。

 体育館での密集を避けるため、前後半2グループに分けての見学会です。見学していないグループは、教室で「プロジェクトの振り返り」シートを作成していました。その中に「『中学生のチカラ』には、どのようなものがあると思いますか?」という設問がありました。

 「円周率を100桁以上覚える!」というテーマで発表した○○さんは「何事にも挑戦するチカラ」と答えていました。その回答を見て私は「確かに、そのチカラは若さの特権である」と納得すると同時に「だからこそ、人は何かに挑戦することをやめたときに年老いていくのだ」と自戒しました。

                          校長 武田幸雄

10月19日(月)本日の授業風景(2)

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 7年2組・道徳の時間の様子です。

 授業のめあてが『話し合いを通して、公平とは何かを考えられる』と書かれていました。道徳の教科書から『公平と不公平』という資料を用いています。3つのイラストに関する簡単な事例が書かれた資料です。

 事例は【姉妹でもらったお年玉の金額に差があった】【混雑するコンサート会場で、車椅子の人が優先的に会場に入れた】【班の話し合いをまとめて提出する際、字がうまいからという理由で一人に任せた】の3つです。

 それらが「公平か不公平か(その理由は)」を個人で考えた後、グループでに意見を出し合いました。さらに「あってもよい違いか、あってはならない違いか」と視点を変えて意見を出し合いました。「『違い』イコール『不公平』ではない」ということに、多くの人が気付いたようでした。

                          校長 武田幸雄
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10月19日(月)本日の授業風景(1)

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 本日1時間目の授業に先立ち、後期生徒会認証式が行われました。

 認証式は、専門委員になった人たちに認証書を渡す儀式的行事です。本来であれば全校集会の場で名前を読み上げて代表者に認証書を渡します。しかし、前期と同様今回も密集を避けるため、放送による認証式としました。

 写真は、8年生の教室で行われた認証式の様子です。生徒会担当の先生のお話の中には「後期の学校の中心となる8年生は、その自覚を持って特に頑張ってほしい」といったようなお話もありました。

 ウィズ・コロナの新しい学校生活様式では、様々な制約や制限が必要です。だからこそ、皆さんの知恵を結集し「ウィズ・コロナでもできること」さらには「ウィズ・コロナだからこそできること」を考えてください。

                          校長 武田幸雄
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10月18日(日)今週の予定(10/19〜23)

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         ※ 写真は、先週の授業風景です。

10月19日(月)【通常授業】生徒会認証式(放送&各教室)

  20日(火)【通常授業】

  21日(水)【通常授業】(6h授業)

  22日(木)【通常授業】研究授業(5h)

  23日(金)【通常授業】7・8年 hyper-QU(6h)

            ★ ★ ★ ★ ★

※23日(金)の hyper-QU(ハイパー・キュー・ユー)とは、より良い学級集団づくりに活用するためのアンケート調査です。
                           校長 武田幸雄

10月17日(土)9年生“チカラ”プロジェクト(3)

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【写真・上】数学科の先生が掲げたテーマ『科学技術〜ドラえもんは実現するか〜』の掲示(一部)です。グループ代表の発表は『歌手がAIに乗っ取られる!?』(大黒さん)『実現している?していない?ドラえもんの秘密道具』(齋藤さん・小川さん)でした。

【写真・中】保健体育科の先生が掲げたテーマ『“継続は力なり”は本当?』の掲示(一部)です。グループ代表の発表は『どの勉強法が一番英単語を覚えられるのか』(黒木さん)『円周率を100桁以上覚える!』(沖山さん)でした。

【写真・下】プロジェクトを企画された社会科の先生が掲げた『持続可能な街づくり』の掲示(一部)です。グループ代表は『縁切榎木について』(潤岡さん)『もしも旅行中に災害が起きたら…』(五十嵐さん)でした。

            ★ ★ ★ ★ ★

改めてこの取り組みの正式名称は「『伝える』〜中学生の“チカラ”プロジェクト」です。同じ興味・関心を持つ先生と生徒が集まり、探究を通して自分の考えや思いを伝え合い、最後は発表という形で全体に伝えるチカラ…。

 コロナ禍で様々な活動が中止・制限される中にあって「それでも、先生と生徒がチカラを合わせれば、ここまでできる」という可能性を示してくれた9年生の「チカラ」に敬意を表します。
                          校長 武田幸雄

10月17日(土)9年生“チカラ”プロジェクト(2)

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【写真・上】英語科の先生が掲げたテーマ『世界ふしぎ探求』の掲示(一部)です。グループ代表の発表は『不思議なもの』(高橋さん)『自然によってつくり出された絶景』(村上さん)でした。

【写真・中】理科の先生が掲げたテーマ『資源エネルギー』の掲示(一部)です。グループ代表の発表は『睡眠と健康の関係』(山田さん)『地球温暖化』(吉岡さん・兪さん・岩崎さん)でした。

【写真・下】技術科の先生が掲げたテーマ『ものづくり〜よりよい生活を求めて〜』で実際に製作した作品です。グループ代表の発表は『ガソリン車・ハイブリッド車・電気自動車の仕組みとメリット・デメリット』(西平さん)『CWK(椅子)』(小川さん)でした。ちなみに小川さんの『CWK』は「技術科担当の先生も座れる椅子」を英語表記した略字です。

                          校長 武田幸雄

10月17日(土)9年生“チカラ”プロジェクト(1)

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 本日の土曜授業では、7・8年生が通常の教科の授業を行う一方で、9年生は1〜2時間目を「総合的な学習の時間」とし「『伝える』〜中学生の“チカラ”プロジェクト」の発表会を行いました。

 今年度はコロナ禍により、生徒が協働で取り組む学習活動や行事が激減してしまいました。そこで、9学年では学年の各先生方が掲げたテーマの中から興味・関心のあるものを選び、担当の先生や同じテーマを選んだ友達と一緒に探求活動を行うという“チカラ”プロジェクトを発足させたのです。

 いわば、よく大学で行う「ゼミ形式」のようなものですが、2学期の始まった8月末から約1ヶ月半にわたり探求活動に取り組んできました。各自で調べた内容は壁新聞や造形物にし、体育館に掲示しました。

 (写真・上)は、学年主任の先生が掲げたテーマ『福祉・伝統文化』の掲示です。同じテーマを選んだ人たちの中から、代表者2名(2グループ)が発表を行いました。このグループからは『盲導犬について』(佐野さん)『聴覚障がいと手話について』(松野さん)が発表してくれました。

 発表はランチルームで行い、その様子をリモート中継して各教室につなぎました(写真・中・下)。また、3時間目の進路説明会に出席されるため早めにお越しいただいた保護者の方には体育館スクリーンにも配信し、掲示物コーナーと併せてご覧いただきました。
                          校長 武田幸雄

10月16日(金)本日の授業風景(3)

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 9年1組・理科の授業の様子です。

 新しい大きな単元『地球と宇宙』に入りました。まず『宇宙の広がり』を学習します。本日は『銀河系と太陽系』を取り上げていました。授業のめあては「『銀河』とは何かを説明できる」とあります。

 教科書では、恒星(太陽のように自ら光や熱を出す天体)が数億〜数千億個集まってできた天体が「銀河」であるとしています。宇宙には銀河が無数に存在していて、私たちの住む地球が所属している銀河を「銀河系」と呼んでいるとのことでした。銀河と銀河系は、似て非なるものだったのですね。

 『スター・ウォーズ』という人気SF映画があります。これまで9作のシリーズが公開されていますが、全て【 A long time ago in a galaxy far,far away …】(遠い昔、はるかかなたの銀河で…)という字幕で始まります。

 授業で学んだことをもとに解釈すると、この場合の【 galaxy 】の訳は「銀河系」ではなく「銀河」が正しいということになりますね。

                          校長 武田幸雄
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10月16日(金)本日の授業風景(2)

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 8年2組・社会(地理)の授業の様子です。

 『日本の諸地域』の学習で『東北地方』に入りました。東北地方というと、どのような地名が思い浮かぶでしょうか? まずウォーミング・アップとして、地図帳を見ながら挙げられた地名を探し当てました。

 その際に先生がおっしゃっていましたが、9年生の国語では松尾芭蕉の『おくの細道』を学習します。そこには「白河」「松島」「平泉」など、東北地方の地名がたくさん出てきます。

 前号の「校長通信」でも取り上げましたが、教科横断的な学習(異教科で学んだことを関連づける学習)は、理解を深める上で大変有用です。ぜひ、この社会の単元で学んだことを、2年後の国語の学習に生かしてください。

                           校長 武田幸雄
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10月16日(金)本日の授業風景(1)

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 7年1・2組 英語(少人数)の授業の様子です。

 英語の学習領域は、大きく「聞くこと」「読むこと」「話すこと(やりとり)」「話すこと(発表)」「書くこと」の5つがあります。本日は、そのうちの「読むこと」を重視した授業でした。

 Unit-6の学習で、教科書の会話文を繰り返し音読しています。ただ繰り返すだけでなく、起立して読んだり(写真・上)先生やデジタル教科書に続けて読んだり(同・下)友達とペアで読んだりして変化をつけています。

 友達とペアで読む際には、なるべく相手を見て、伝えたいことを強調したり、抑揚をつけたりするよう先生のアドバイスがありました。それを受け、なるべく教科書を暗記しようと頑張っている人もいました。そのため「読むこと」だけでなく「話すこと(やりとり)」の練習にもなりましたね。

                          校長 武田幸雄
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10月15日(木)本日の授業風景(RST)

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 9年4組・国語の授業の様子です。

 9年生は、国語の授業の中でRST(リーディング・スキル・テスト)に取り組みました。このテストは、RS(読み解く力)向上を図るため、個々の生徒の実態を把握することを目的に行っています。

 問題は「文の構造を正しく理解できるか」「代名詞のさす内容を認識できるか」「示された2文が同じ意味かどうか判断できるか」等の能力について、個々のレベルに合わせPC(パソコン)画面上に出題されます。

 PCを利用するため、1時間に1クラスずつの実施です。9年生は今年で3回目となったので、こうした実施形態にも慣れたかと思います。ただ、今年は新たに「語彙力」を確かめるアンケートも行われました。

 本校は、RS育生をテーマとした研究を2年間続けています。今後はテストの結果を分析し、改善策を施すとともに、「小中一貫・板三エリア」の3小学校とも連携しながら、地域の児童・生徒のRS向上、さらにはその延長線上にある学力向上を図ってまいります。
                           校長 武田幸雄

10月15日(木)本日の授業風景(2)

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 8年3組・理科の授業の様子です。

 『化学変化と物質の質量』の学習で「金属を熱したときの質量の変化」を調べる実験に取り組んでいました。作業そのものは単純で、金属(マグネシウム・銅)の質量を、熱する前と後とで記録し、変化を調べます。

 ただし、その「質量をはかる→熱する→冷やしてから再び質量をはかる」という作業を5回繰り返します。そのたびに質量は100分の1グラム単位で変化するので、データを正確にとることが求められていました。

 そのため黒板にも大きく【データを正確にとることは、地味に見えて一番大事な実験技能です】と書かれています。「地味な積み重ねが一番大事」 …それを見て私は、プロ野球のイチロー選手がメジャーリーグの年間安打記録を更新した際、記者会見で残した次の言葉を思い出していました。

 【小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道だ】
                           校長 武田幸雄
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10月15日(木)本日の授業風景(1)

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 7年3組・国語の授業の様子です。

 「シカの『落ち穂拾い』」(辻 大和)の学習です。宮城県の金華山でサルを観察していた筆者は、木の下でサルの落とした葉や花を食べるシカに注目します。なぜ、シカはそのような行動をとるようになったのでしょう?

 本日は、その疑問に対する筆者なりの答えをどのように導いたのか、全文の構成を確認しました。筆者は様々なデータ(図表)を用いながら【仮説→仮説の検証→考察】という手順で、その疑問を明らかにしています。

 そうした手順は、8年生の数学で学習する証明問題にも共通しています。証明問題では「○○ならば□□」の「○○」部を【仮定】、「□□」部を【結論】といいます。そして、まず仮定を立て、根拠を明らかにしながら結論を導くというのが、証明問題を解く手順です。

 では、「シカの『落ち穂拾い』」でいうところの【仮説】【検証】【考察】を、それぞれ数学の証明問題でいう【仮定】【検証】【根拠】に置き換えてみてください。そうすると、国語の記録文の書き方と、数学の証明問題の解き方の意外な共通点が、浮かび上がるのではないでしょうか。

                          校長 武田幸雄
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10月14日(水)本日の授業風景(3)

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 8年2組・理科の授業の様子です。

 『水溶液の性質』の学習で『物質が水に溶ける様子』を調べる実験に取り組んでいます。まず先生が「物質が水に溶けるとは、どうなることですか?」と質問されました。本校ではこうした語彙力を高める活動も行うことで、RS(リーディング・スキル=読み解く力)の育成を図っています。

 「物質が水と混ざること」「物質が水の中に消えること」等の答えが返ってきました。ということは「溶ける=混ざる」「溶ける=消える」という等式になりますが、本当にそうなのでしょうか。

 それを確かめるため、コーヒーシュガーとデンプンを使い、それぞれ水に入れてとけていく様子を観察したり、水に入れる前と後とでの質量の違いを確認したりしました。また、濾過した後や、一定時間をおいてからの水の様子も観察します。さて、その結果、先ほどの等式は成立するのでしょうか?

                          校長 武田幸雄
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10月14日(水)本日の授業風景(2)

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 8年4組・技術家庭(家庭分野)の授業の様子です。

 衣生活に関する実習『エコバッグ製作』に取り組んでいます。「ウィズ・コロナ」とは違いますが、スーパーやコンビニなどで買い物をした際、レジ袋ではなくエコバッグを使うことも新しい生活様式となりつつあります。

 今回作っているバッグも、携行用に小さく折りたたむことができます。これまでに本体部分を縫ったり、底辺のマチを作ったりしてきました。本日は、袋口を縫ったり、ひもを付けたりする作業に取り組んでいました。

 この実習は、感染症対策により被服室ではなく普通教室で始めました。ミシンも使用していないので、そのぶん時間もかかっています。しかし、そのおかげで「まつり縫い」などもずいぶん上達したようです。(ガイドラインの改定に伴い、今後は被服室や調理室での実習も可能な範囲で行います)

                          校長 武田幸雄
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10月14日(水)本日の授業風景(1)

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 9年1組・国語の授業の様子です。

 「作られた『物語』を超えて」(山極寿一)の学習に入りました。19世紀に初めてゴリラと接触した探検家たちは、ゴリラが二足で立ち上がり両手で交互に胸を叩くドラミング行動を戦いの合図と解釈しました。

 霊長類学者である筆者は、ドラミングは様々な感情表現やコミュニケーション手段なのであり、ゴリラは凶暴であるというのは人間によって「作られた『物語』」であると指摘します。そして、独善的な解釈を避け、常識を疑い、相手の立場で物事を考えることの大切さを説いていました。

 この教材は論説文なので、まず「論説文とはどういう文章か」を「共書き」で確認しました。。「共書き」とは、先生が読み上げながら黒板に書いた内容を、同じペースでノートに書き取る取り組みです。

 それにより、文節の区切りや意味のまとまり、重要なポイント等を押さえることができます。本校ではRS(リーディング・スキル=読み解く力)の育成に役立つ取り組みとして、各教科の授業で日常的に取り入れています。その積み重ねは、今後本文を読み解いていく上でも役立つことでしょう。

                          校長 武田幸雄
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学校行事
3/16 都立二次・後期合格発表(9年は休職後下校)
卒業式予行準備(送辞・答辞リハーサルを含む)
3/17 卒業式予行(舞台中継リハーサルを含む)
職員打合せ
3/18 卒業式準備(9年生は休職後、下校)
3/19 第72回卒業式
3/20 春分の日