令和4年度の、最後の記事になります。


思わぬ形で実現した「全校遠足ＷＢＣ観戦」の未公開写真です。


ＷＢＣ観戦プログラムへの応募のきっかけは、11月に見た2年生の道徳「おじさんからの手紙」の授業です。


遠足の電車でのマナーが素晴らしかったことを、乗り合わせたおじさんからの手紙で褒められるという内容の教材でした。


2年生は、これまでに遠足の経験が無く、みんなで電車に乗るということももちろんありません。
したがって、この教材文は子供たちにとって「自分のこと」として捉えるのが難しかったのです。
もやもやとした気持ちのまま、授業を見ていました。



数日後の12月初旬、ＷＢＣ観戦の応募が来たため、これは全校児童に遠足や電車に乗ることを経験させるまたとないチャンスと捉えました。


このプログラムは年間計画にはなかったため、実施可能な月日（対戦カード）を教務主任と選び出しての応募でした。


実施に向けても、給食回数の調整やボランティアの手配、団体乗車券の購入手続きなど、多くの困難が伴いましたが、全職員が一つとなって子どもの笑顔のためにがんばりました。


この観戦プログラムへの参加が、子供たちの思い出の一つとなってくれたら幸いです。