2月10日今日の主食はいなり寿司風混ぜご飯です。甘辛く煮た油揚げの中に酢飯を詰めたお寿司をいなり寿司と言いますが、今日の給食は油揚げを細く切ってひじきや人参、椎茸の具と一緒にしてご飯と混ぜました。 いなり寿司は今から178年前の江戸時代に考えられたお寿司です。稲荷神社には狐がまつられていますが、狐は油揚げが大好きだと言われています。狐の好物が油揚げということから、いなり寿司と呼ぶようになったと言われています。 いなり寿司は全国で作られていますが、地域によって特徴があります。関東では油揚げをお醤油で濃い色に煮ますが味は決して辛くはありません。そして形は俵型です。また、関西では油揚げに詰めるご飯は椎茸や山菜などの五目寿司にし油揚げの形は三角形に仕上げます。 2年生の様子2月9日今日はえびといかを使った海の幸のカレーです。さて、皆さん給食で最もよく使う野菜は何だか知っていますか。1つは人参ということを以前お話ししたことがありますが、もう1つあります。それは玉葱です。今日のカレーにも使っています。皆さんのお家にも玉葱はきっといくつか買い置きがしてあると思います。玉葱は今ある野菜の中で人間が初めて栽培した植物の1つと言われています。今から2,300年前頃エジプトのピラミッドを作った人たちに仕事をした給料として玉葱を与えたという記録があるそうです。日本では137年前に北海道で栽培が始まりましたが、今でも北海道は全国の60%の生産があります。玉葱は生で食べると辛味が強いですが、炒めたり煮たりすると甘味が増して旨味やコクが出てくるので今日のようなカレーやシチューそして煮込み料理に沢山使われます。玉葱を包丁で切ると涙が出てくることがありますが、玉葱を冷蔵庫で冷やしておいたり、包丁をよく研いで手早く切ると涙をおさえられます。 3年生の様子図書室の様子Chromebookで発生した事案の今後の対応について(2/8)1年生の様子児童朝会2月8日ほうとうは小麦粉を練って太めに切って作った麺を野菜たっぷりの材料と一緒に味噌仕立ての汁で煮込んだ山梨県の郷土料理です。ほうとうには必ずかぼちゃが入っているのが特徴です。麺、野菜と汁を一緒に煮込んで熱々で食べます。武田信玄という山梨県の戦国時代の有名な武将が自分の刀でほうとうに入れる野菜を切ったことから、宝刀と名付けられたと言われています。山梨県は山地で、水田が少なく米の収穫が出来なかったため、麦で作るほうとうがよく食べられていました。昔はほうとうの麺を打てないと一人前の大人ではないと言われ嫁入り修行の第一歩であったようです。家で作った手作りのみそを使い畑で育てた野菜を使って作ったほうとうは家庭ごとの味があるそうです。 2月7日えびは日本では昔からお正月や結婚式等、お祝い事の料理に欠かせない縁起の良い食べ物です。それは長いひげと腰の曲がった姿が長生きをするお年寄りに似ているからです。また目玉が飛び出していることから目出たしとされ、さらに威勢がよいので縁起が良いとされています。給食で使っているえびは東南アジアにあるマレーシアの海で獲れた天然のえびです。日本では収穫量がとても少ないため、ほとんど海外から輸入されています。体をつくるもとになるタンパク質が多く含まれていますが、肥るもとになる脂肪が少なく、血液をサラサラにしたりする健康に良い成分がたくさん含まれています。えびのカラを食べない人が多いですがカラには血液をサラサラにしたりお腹のクリーニングをする成分もあるので食べられる人は食べるようにしましょう。 2月4日今日から中国でオリンピック、パラリンピックが始まりました。そこで給食でも中国の北京料理として有名な北京ダックをアレンジした北京ダック風を作りました。 北京ダックはアヒルを焼いてから皮をそいで小麦粉で薄く作った皮にきゅうりや長葱と一緒に包んで食べます。500年前頃は中国の身分の高い人だけが食べていた料理ですが、だんだんと普通の人たちも食べられるようになり、今では世界の色々な国で食べられるようになりました。また、もう一つ白菜の甘酢和えは中国語でラーパーツアイと言って冬野菜の白菜を使った甘くて辛い和え物で四川省の代表的な料理です。 1年生の様子5年生の様子3年生の様子5年生の様子6年生の様子2月3日今日2月3日は節分です。節分は立春の前の日に当たる日です。まだまだとても寒いですが暦の上では明日から春になります。節分には豆まきをします。 豆まきには大豆を使いますが、昔は大豆ではなくお米をまいていました。大豆は昔から魔物を滅ぼす特別な力があると信じられてきました。豆をまくと災難や病気を寄せ付けないと言われ、人々が健康に過ごせるように願って豆をまきます。また節分の日には鰯の頭を焼いてヒイラギの小枝に刺します。鰯は臭いが強いため鬼を寄せ付けないからです。またヒイラギが鬼の目を刺すとも言われています。今日は給食でも大豆を使った節分ご飯、そして鰯の蒲焼きを作りました。しっかり食べて1年間健康に過ごしましょう。 Chromebookで発生した事象の報告及び対応について2月2日今日のシチューのハンガリアンシチューは別の名前をグヤーシュと呼びます。ヨーロッパにあるハンガリーという国の家庭で最もよく作られるシチューとして有名です。本来は牛肉を使いますが、給食では豚肉を使っています。たまねぎ、トマト、じゃがいも等をじっくり煮てパプリカパウダーを使うことが特徴です。ハンガリーで牛を飼っている人たちが大きな鍋でこのスープを作るようになり牛を飼う人をグヤーシュと呼ぶことから、この料理名がついたそうです。ハンガリーだけでなくヨーロッパにあるドイツやオーストリア、チェコ、ポーランドまたアジアにあるモンゴルではグリヤシと呼ばれており、色々な国で作られています。 2年生の様子 |
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