10月19日(水)本日の授業風景(1)8年生は「話す・聞く」学習活動の単元『プレゼンテーション』に取り組んできました。身のまわりの出来事や社会生活の中から各自で話題を決め、ICT機器や資料を活用して効果的に発表します。 これまでChromebookを活用し、発表準備を進めました。効果的に伝える手段として、スライドを活用しています。そのスライドも、内容や魅力を印象づけるために、見やすいレイアウトや画像等を工夫しました。 本日は、班内発表を経て決まった代表者による、クラス全体の発表会です。発表後すぐ、項目に沿って評価をフォーム入力するので「話す」だけでなく「聞く」学習にもなっています。スライドに加え実演や動画なども交えながらのプレゼンは、私にも大いに参考になりました。 校長 武田幸雄 10月18日(火)本日の授業風景(3)
8年1組・美術の授業の様子です。
次に取り組む実技『紙粘土の和菓子づくり』の事前学習です。授業のめあては【四季のイメージを班で出し合う】です。まず各班に柏もち、おはぎ、葛まんじゅうなど12枚の和菓子カードが配られました。そして、それぞれがどの季節の和菓子であるか考え、春夏秋冬別に並べ替えました。 和菓子の季節感を実感できたら、次に班員どうしで模造紙に「季節感を感じさせるもの」を、やはり春夏秋冬に分けて書き連ねました。数に制限はないので、Chromebookも使いながら各自が次々に書いていきます。 例えば、秋なら紅葉、柿、赤とんぼ、月見などが書かれていきます。イメージを広げるため、絵で表現してもかまいません。今後はそれらの中から和菓子のモチーフと季節を決め、創作活動に入るそうです。 校長 武田幸雄 10月18日(火)本日の授業風景(2)
9年1・2組 英語(少人数)の授業の様子です。
Unit-4の学習です。授業前半は、単元で学習した「 too … to 〜」(〜するには…すぎる)の言い回しの定着を図っていました。前の単元で学習した「 so … that 〜」(とても…なので〜だ)と内容的には同じです。 そのため、例えば「I'm so tired that I can't walk.」(私はとても疲れているので歩けません)を「 too … to 〜」を使って書き換えたりして、両者の共通点と相違点の確認をしました。私の中学生時代も試験には必ず出る書き換え問題だったので、懐かしく思い出しました。 授業後半は、Chromebookでスピーチ原稿の作成です。中学生時代に取り組んだことを英文で表し、皆の前でスピーチします。「まだ早いのでは?」と思いましたが、カレンダーを見たら卒業まであと5ヶ月でした。 校長 武田幸雄 10月18日(火)本日の授業風景(1)
7年4組・音楽の授業の様子です。
合唱コンクールで歌う『COSMOS』を練習していました。かつて私が学級担任をしていた頃、合唱コンクールは担任として「燃える行事」の1つでした。しかし、私に音楽指導はできません。そのため、もっぱら歌詞の意味を考えさせ、情感を込めて歌うことを指導したものです。 ただし、合唱曲『COSMOS』が世に出た頃、すでに私は管理職になっていたので、この曲を指導した経験はありません。そこで、私が学級担任だったら、この曲の歌詞のどこに着目するかを考えました。 それは【光の声が天(そら)高くきこえる】の部分です。【光の声】という一見矛盾した表現は、何を表しているのでしょう? そんなことも想像してみると、サビの強弱をうまく表現できるかもしれませんよ。 校長 武田幸雄 10月17日(月)本日の授業風景(3)
8年3組・道徳の時間の様子です。
通常は学級担任の先生が担当される道徳ですが、8学年では輪番で他クラスの先生が受け持たれることもあります。こうした方法は、生徒にとっては新鮮な気持ちで道徳の授業を受けられるメリットがあります。 一方、先生方にも思い入れのあるテーマや読み物で、学年全員の生徒と授業ができるメリットがあります。本日このクラスでは、お隣のクラスの美術の先生が【社会参画・公共の精神】をテーマに、教科書の読み物『行動する建築家 坂 茂(ばん しげる)』を使って授業をされていました。 坂さんは、世界各地の被災地や難民キャンプで支援活動をしている実在の建築家です。授業では、実際に被災地で坂さんが仮設住宅の建設に使った「あるもの」がChromebookで紹介されました。それを見た時、デザインの持つ力に詳しい美術の先生が授業をされている理由がわかりました。 校長 武田幸雄 10月17日(月)本日の授業風景(2)
7年1組・学活の時間の様子です。
身近な職業調べをまとめた『職業調べ新聞』の発表会を行っています。電子黒板に映し出された新聞紙面は号外風なので、インパクトのある見出しや大きめの写真・イラストで見る者の関心を引きつけています。 新聞に書かれた記事の内容は、序論(調べた動機など)・本論(調べた内容)・結論(感想)に分けて発表していました。発表を聞いている間は、友達の新聞と発表それぞれの評価や感想をシートに書きます。 発表が終わると、先生が一言ずつコメントを述べられていました。そうした中で「教師の仕事の大変さとやりがい」を発表した○○さんへのコメントは「今の発表が、全てです」でした。医療・福祉・販売・技能サービスなど多種多様な職業の発表は、私にとっても大変勉強になりました。 校長 武田幸雄 10月17日(月)本日の授業風景(1)
9年2組・道徳の時間の様子です。
授業のめあてが【いじめを許さない心を養う】とありました。前回の朝礼講話(校長通信『私の40年戦争』)を受け、計画を変更して「いじめ問題」を取り上げ、私の話を補完してくださっていたことに感謝します。 道徳の教科書の『卒業文集最後の二行』という読み物を使用していました。小学生時代に【T子さん】という女の子をいじめた筆者は、大人になった現在もT子さんの卒業文集・最後の2行に、深い後悔の念を抱いています。そこには【T子さん】の悲しい心の叫びが記されていたのでした。 授業では「なぜ、いじめは起きるのか」「どうすればいじめをなくせるか」等について、Chromebookを使って意見共有しました。それらの問いに対する唯一の正解はありませんが、今後も問い続けていきたいですね。 校長 武田幸雄 10月16日(日)今週の予定(10/18〜21)
※ 写真は、先週の授業風景です。
10月17日(月)【通常授業】専門委員会 18日(火)【通常授業】 19日(水)【通常授業】 (部活動再登校) 20日(木)【通常授業】 21日(金)【通常授業】合唱コン・学年リハーサル ★ ★ ★ ★ ★ ※ 今週も授業中「基礎的な学力調査」を実施します(先週実施したクラスを除く)。これは板橋区の行う取り組みで、Chromebookを使って国語と数学の基礎的な問題を解きます(実施日時はクラスにより異なります)。 ※ 21日(金)の学年リハーサルの時間等については、各学年の先生の指示に従ってください。 校長 武田幸雄 10月15日(土)本日の土曜授業風景【写真・上】9年4組・社会(公民)の授業の様子です。 新しい単元『日本国憲法と基本的人権』に入りました。本日は『人権思想の誕生』を取り上げています。ロック・モンテスキュー・ルソーなど、かつて大学で教育学を履修した際に覚えた懐かしい名前が出ていました。 【写真・中】8年1組・音楽の授業の様子です。 合唱曲『地球星歌〜笑顔のために〜』の練習を、音楽室ではなくテーブルを片付けたランチルームで行っています。授業のめあてが【ホールの広さを意識して歌える】と書いてあるのを見て、その理由がわかりました。 【写真・下】7年5組・理科の授業の様子です。 『物質の姿と状態変化』の学習です。水は沸騰すると100度で温度の上昇は止まりますが、エタノールではどうなるのでしょうか。本日はChromebookを使い、両者の温度変化をグラフで表していました。 校長 武田幸雄 10月14日(金)本日の授業風景(3)本日5時間目は、今年度第2回目の進路説明会を合同学活の形で行いました。希望された保護者の皆様も同席されています。大まかな進路選択の種類や入試制度について説明した前回と違い、今回は選抜方法や手続き、提出書類等について、資料をもとに具体的な説明がなされました。 例年私は、この第2回説明会の挨拶で「今後は『滑り止め』という言葉を使わないように」というお願いをしています。第1の理由は「自分が『滑り止め』と呼ぶ高校が、友達の第1志望校かもしれないから」です。 第2の理由は「仮にその高校に入学することになった時、滑り止めの学校に進学したなどと思ってほしくないから」です。地理的条件だけで見れば、板三中生の受験可能な高校は公私あわせて約400校あります。 その400校の中で、1番行きたい学校は「第1志望校」2番目に行きたい学校は「第2志望校」と呼べばいいのです。わざわざネガティブな「滑り止め」などという言葉を使う必要はないと、私は思っています。 校長 武田幸雄 10月14日(金)本日の授業風景(2)
7年5組・理科の授業の様子です。
古い食塩製造法として、塩田(えんでん)で海水を蒸発させる方法があります。ただし、海水の量が多くなると、その分蒸発にも時間がかかります。本日は、蒸発以外の方法で水に溶けている溶質を取り出す実験です。 1本の試験管には食塩を、もう1本には硝酸カリウムを同量入れます。そして、それぞれに水を入れてから熱し、溶ける量が増えるかどうかを観察しました。次に、今度は試験管を冷やしながら中の様子を観察し、最後は試験管から取り出した水溶液を、顕微鏡で観察しました。 危険を伴うガスバーナーの扱いには、まだぎこちなさが感じられます。それだけに、慎重に使用している様子が見られたことにはホッとしました。保護眼鏡の着用も含め、これからも安全最優先で取り組みましょう。 校長 武田幸雄 10月14日(金)本日の授業風景(1)この時間、8年生は全クラスで『 hiper-QU(ハイパー・キューユー)』を実施しました(7年生も別の時間に実施)。学校生活での満足度や意欲、学級集団の状況等を把握するマークシート方式のアンケートです。 それらを把握し、いじめや不登校の未然防止・早期発見、健全な学級運営やより良い学級集団づくりに活用することを目的としています。【やる気のあるクラスをつくるための設問】【いごこちの良いクラスにするための設問】【日常の行動を振り返る設問】と、3分野の質問に答えました。 アンケート結果については、後日「個人票」の形で生徒に返却いたします。また、本校が独自に実施している各種アンケート等の結果とも照らし合わせながら、快適な学校生活の構築に役立ててまいります。 校長 武田幸雄 10月13日(木)本日の授業風景(3)日本の諸地域『中国・四国地方』の発展学習です。これまでの授業で自然環境や産業等のほか、過疎による地域の課題や、課題解決のために取り組んでいる「地域おこし」についても学んできました。 本日は、香川県にある四国水族館の館長さんにリモートで繋がっていただき、特別授業を受けています。館長さんは、日本ウミガメ協議会の会長も務めていらっしゃいます。そんなことから、ウミガメの保護を通して見えてくる地域の環境問題や社会問題についてお話をしてくださいました。 ウミガメの保護活動や水族館の存在が、地域活性化にどう繋がるか…? すぐには結びつきませんでしたが、お話を伺っていると「なるほど」と合点がいきました。中学生だけでなく、大人にも聞かせたいお話でした。 校長 武田幸雄 10月13日(木)本日の授業風景(2)
7年3組・美術の授業の様子です。
『絵文字』に取り組んでいます。レタリングで習得した基礎技能(明朝体かゴシック体)を生かし、その文字を連想させる絵柄を組み合わせた漢字を作ります。両者の組み合わせの妙が、良い作品のポイントです。 そのため、いわゆる「絵心」とは別にユニークな発想力や、絵柄をバランス良く文字に組み込むセンスも必要とされる実技です。これまでに制作した下書き(アイディアスケッチ)を友達に見せ、文字の意味や見やすさ、色のイメージ等について評価・改善シートを書いてもらいました。 それを受け本日は、ほとんどの人が清書に入っています。友達のアドバイスを生かしているだけあって、どの作品も「なるほど」と思えるデザインです。Chromebookも有効活用しながら作業を進めていました。 校長 武田幸雄 10月13日(木)本日の授業風景(1)
9年3組「総合的な学習の時間」の様子です。
10月28日に実施する予定の文化祭(合唱コンクール)に向けた練習が始まりました。音楽の授業はもちろん本番まで2週間となった本日からは、学活や総合の時間も利用して練習に取り組むことがあります。 この時間も、9年生はピアノのある場所4ヵ所(体育館・音楽室・ランチルーム・メディアホール)に分かれ、クラスごとに練習を行っていました。3組の皆さんが割り当てられていたのは、体育館です。 パートリーダーや指揮者の指示・助言のもとに練習できている点は、さすが9年生です。このクラスの自由曲『証(あかし)』を歌っていますが、スロバキアからの留学生○○さんに「歌えますか?」と尋ねたところ「大丈夫です」と力強い返事。音楽は、世界共通言語ですね。 校長 武田幸雄 10月12日(水)本日の授業風景『アルティメット』に取り組んでいます。ディスクを投げてパスを繋ぎ、得点エリアを目指します。パスを繋ぐためにはディスクコントールもさることながら、パスを受ける人のポジショニングも重要なようでした。 【写真・中】8年3組・保健体育の授業の様子です。 教室で保健分野『生活習慣病の予防』の学習です。不健康な生活習慣が招く「サイレントキラー(静かな殺し屋)」という言葉も出てきました。それを聞いて私は、中学生の皆さん以上にゾッとしました。 【写真・下】9年生・まとめテストの様子です。 本日9年生は、1〜5時間目にまとめテストを行いました。これは国語・数学・英語・理科・社会の5教科について現時点での学習到達度をはかるテストです。結果は、今後の進路選択や学力向上に活用します。 校長 武田幸雄 10月11日(火)本日の授業風景(3)
8年1組・理科の授業の様子です。
大きな新しい章『刺激と反応』の学習です。私たち(動物)が刺激(反応を引き起こす要因)として受け取る外界の情報には、においや光、音などがあります。そして、その刺激を受け取る器官を感覚器官と言います。 人間でよく知られる感覚器官は、目(視覚)鼻(嗅覚)耳(聴覚)舌(味覚)皮膚(触覚)の五感です。その中の鼻(嗅覚)の説明をできるようにするのが、本日の授業のめあてでした。 複数の香料に鼻を近づけ、においの刺激を受けた状態で先生の解説を聞き、Classroomに貼り付けられた図解や説明を書き写しました。多くの香料のうち、生徒の皆さんには柑橘系の香りが好評でした。私も好きな香りですが、ヒノキの香りなども森林浴気分が味わえてお薦めですよ。 校長 武田幸雄 10月11日(火)本日の授業風景(2)
9年1組・保健体育の授業の様子です。
『バレーボール』に取り組んでいます。ヨーロッパで開催中の女子バレー世界選手権では、日本が準々決勝に進み、本日ブラジルと対戦します。世界ランク第2位の強豪国との対戦は、きっと盛り上がることでしょう。 本校体育館も、それに勝るとも劣らないぐらい盛り上がっています。その大きな要因の1つが、通常のバレーボールと異なる「キャッチバレー方式」です。守備ではレシーブではなくボールをキャッチしたり、攻撃ではトスを手投げで上げて攻撃につなげたりできるので、ラリーが続きます。 また、バドミントン用のネットを使用しているので、スパイクやブロックがとてもやりやすくなっています。そのおかげで、オープン攻撃や時間差攻撃、クイック攻撃など、高度なプレーも続出していました。 校長 武田幸雄 10月11日(火)本日の授業風景(1)
7年5組・保健体育の授業の様子です。
本日は、教室で保健分野の授業です。昨日は、祝日『スポーツの日』でしたが、学校HP記事でもふれたようにその趣旨の中に【健康で活力ある社会の実現】とあります。では、健康とは何なのでしょうか。 本日の授業のテーマも『健康の成り立ち』です。まず「自分は健康だと思うか」について、その理由とともに発表しました。「NO」と答えた人の理由の多くは「ゲームのやり過ぎ等による不規則な生活」でした。 授業では「主体の要因」と「環境の要因」の両方が、健康や病気に関わっていることを学習しました。その視点から見れば、先に皆さんが「不健康」の理由として挙げた要因は「主体の要因」のうち「生活上の習慣や行動」です。だとすると、どうすれば健康を取り戻せるかは、明白ですね。 校長 武田幸雄 10月11日(火)全校朝礼(Meet)校長講話
教員になって40年来、ずっと戦い続けてきた相手がいます。40年という歳月が物語るように、私が様々な手段を用いて打ち負かそうとしても、その相手は手強く、時に姿・形を変えながら、しつこく生き延びています。
教員としての私にとって、憎むべき仇敵とも言えるその相手の名を「いじめ」といいます。そして、仇敵はこの10年ぐらいの間に、さらに2つの新しい顔で現れるようにもなりました。 1つは「いじる」と称して度を超した悪ふざけで、身体的にも精神的にも他者を傷つける「いじめ」です。 テレビのバラエティー番組を見ていると、時折「いじられキャラ」を自称する芸人が、他の出演者から必要以上にからかわれたり、困らされたりする様子を見せ笑いをとっています。 それが彼らの芸風であり、そうすることで彼らは報酬を得ているのです。そこを勘違いして、テレビの向こう側の演出を現実世界に持ち込むと、それは「いじめ」につながりかねません。 ※ 続きは、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください。 |
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