1月8日(金)『STAY HOME』再び
昨日「緊急事態宣言」が発出されました。しかしながら、すでに報道等でご存知かと思いますが、前回と違い今回は、現時点で一斉休校措置がとられることはありません。
一方で、板橋区教育委員会の示す方針に従い、本日より授業や行事、部活動、給食等あらゆる教育活動の内容や方法、実施の可否などを見直しながら、今まで以上の感染予防策を施しているところです。 詳細につきまして、本日全校生徒に配布した『緊急事態宣言下における対応について(お知らせとお願い)』を必ずご覧ください。(同じものをトップページ画面『緊急のお知らせ』にも貼り付けてあります) 写真は、前回の緊急事態宣言下(臨時休校中)、校舎4階の窓に貼り出した【STAY HOME おうちにいなさい】のメッセージボードです。学校再開を機に取り外した際「もう2度と使われないことを願いましょう」と言いつつ念のため保管しておいたことを思い出し、同じ場所に再び掲示しました。 本日、その「念のため」が生きてしまったことに、複雑な心境です。 校長 武田幸雄 1月8日(金)本日の授業風景(3)
9年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。
前の記事でお伝えしたように、緊急事態宣言下では、学習活動にも一定の制約がかかるようになりました。例えば、グループや少人数での話し合い活動も、飛沫感染予防のために行わないようになっています。 ペアワークを行うことの多い英語の授業も、例外ではありません。本日は、リスニング(聴き取り)問題を中心とした演習に取り組んでいました。静まりかえった教室に、問題を読み上げるネイティブの声が響いています。 緊急事態宣言が再発出された状況下で、9年生の皆さんは受験シーズンを迎えます。不安や苛立ち、焦りもあるかと思いますが、どうかこれまで積み上げてきた自分の力を信じて、何かあれば先生方に遠慮なく相談してください。そして、何より健康管理を最優先に心がけてください。 校長 武田幸雄 1月8日(金)本日の授業風景(2)
7年3組・音楽の授業の様子です。
昨日、政府より「緊急事態宣言」が出されました。それに伴い、本日より学校の学習活動も内容や方法を変更しています。例えば、音楽の授業では「歌唱や管楽器(リコーダー)の演奏」は行えなくなりました。 そのためこの授業でも、予定していた「表現(歌唱)」活動を「鑑賞」へと変更しています。校歌や合唱曲『夢は大空を駈ける』の練習を取りやめ、オーケストラに関する学習へと切り替えました。 まずワークシートを活用して、オーケストラで使用する楽器の名称や分類、特徴などを確認しました。そして、教材動画で実際のオーケストラ演奏を視聴しました。緊急事態宣言下では、各教科でこうした制約を受けることになります。また不自由をかけますが、皆で協力して乗り切りましょう。 校長 武田幸雄 1月8日(金)本日の授業風景(1)
8年4組・社会の授業の様子です。
担当の先生は授業の冒頭、その日の新聞朝刊の記事を一つ取り上げられ、生徒が考える時間を設けています。私は勝手に、本日は「緊急事態宣言」か「アメリカの議会占拠」を取り上げるものと思い込んでいました。 しかし、私の予想は外れ、電子黒板に映し出していたのは「オンラインゲームの動画CM」の記事でした。ゲームに没頭する若者を描写した動画が、ゲーム依存の助長につながらないかと危惧する声を取り上げています。 授業では「そうしたCMは(自主)規制するべきかどうか」について意見を聞いていました。賛否両論ありましたが、アルコールやタバコと違い身近な依存症だけに、真剣に考えているようでした。 校長 武田幸雄 令和3年1月8日
こぎつねご飯
魚の塩麹焼き 七草汁 白玉ぜんざい 牛乳 1月7日(木)本日の授業風景このあと9年生は、木彫『写真立て』の制作に取り組みます。そのため本日は、改めて4種の彫刻刀の持ち方や彫り方などを、以前いただいた材木片(多摩産材)を使用して練習していました。 【写真・中】8年1組・社会(歴史)の授業の様子です。 『社会の変化と幕府の対策』の学習です。財政改革に成功した例として、米沢藩主・上杉鷹山が紹介されていましたね。私が朝礼の「やればできる子・YDK」の話をした際にも取り上げましたが、覚えていましたか? 【写真・下】7年3組・技術家庭(技術分野)の授業の様子です。 木材加工『木製棚』の製作に取り組んでいます。友達どうしで協力し合って製作に取り組んできた甲斐もあってか、多くの人の作品ができあがってきています。すでに「あとは『やすりがけ』だけです」という人もいました。 校長 武田幸雄 令和3年1月7日
ホイコーロー丼
春雨スープ 苺 牛乳 1月6日(水)本日の授業風景(3)
7年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。
図形『おうぎ形』の学習です。本日は、おうぎ形の弧の長さや面積を求める公式を活用して、様々な問題を解いていました。その「おうぎ形」について、教科書では扇子(せんす)を例に出して説明していました。 皆さんは8年生になると、国語の授業で古文『扇(おうぎ)の的』を学習します。源氏の那須与一(なすのよいち)という武士が、約70m離れた海上に平氏が掲げた扇を矢で射落とすという『平家物語』の一節です。 その扇子が一般的なサイズだったとすると、半径は約21cm、広げた時の中心角は約120度と思われます。では、早速今日学習した公式を用いて、その扇の面積を求めてみてください。 それを70m離れた場所から矢で射った与一の腕前は、金メダル級だったことがわかるでしょう。 校長 武田幸雄 1月6日(水)本日の授業風景(2)
8年2組・理科の授業の様子です。
(写真・上)の電子黒板で先生が見せてくださっているのは、インターネット上の仮想博物館「消防防災博物館」のホームページです。そこで説明されている「電気系統のトラブルによる火災」を確認していました。 『電流の性質』の学習の導入として、先生が紹介してくださったのです。その後授業では、電流が流れる道筋「直列回路」「並列回路」そして、教科書には載っていない「短絡回路」について確認しました。 「短絡回路」は回路の途中に大きな負荷がなく、電源の正極と負極が直接結ばれています。そのため別名「ショート回路」とも言います。では、ここで私から語彙力を高めるMT(ミーニング・タイム)です。「短絡的な考え」のように使われる「短絡的」とは、どういう意味でしょう? 正解(例)は「物事を深く考えず、原因と結果を単純に結びつけたりしてしまう様子」といった意味です。理科で学んだ「短絡回路」が語源であることが、よく分かると思いませんか。 校長 武田幸雄 1月6日(水)本日の授業風景(1)
9年1組・音楽の授業の様子です。
担当の先生のお話によると、本来は「鑑賞」を予定していたのだそうです。しかし、緊急事態宣言が発出された場合、その期間中は歌唱指導ができなくなる可能性があるため、急きょ歌唱に切り替えたとのことでした。 合唱曲『大地讃頌』の練習に取り組んでいます。授業のめあては【他パートとのハーモニーを感じながら歌える】とありました。そのめあてを達成するため、4つあるパート別の練習を経てから、全体合唱を行っています。 本来この曲は、卒業式の式歌として9年生が歌います。今年はコロナの感染状況により、卒業式の形態や内容は現時点で流動的です。しかし、今できることに、できる範囲で取り組む姿勢を大事にしてください。 校長 武田幸雄 令和2年1月6日
うずらのたまごビーフカレー
わかめサラダ 牛乳 1月5日(火)本日の授業風景授業のめあてが『できないことについて話すことができる』とありました。一瞬???と思ってしまいそうなめあてですが、助動詞 can(できる)cannot(can't できない)の学習に取り組んでいるところでした。 【写真・中】8年4組・学活の時間の様子です。 ウェブ会議システムによる学年集会を行っています。画面右側の電子黒板には、別室にいらっしゃる学年主任の先生が映し出されています。学年通信を使いながら、改めてコロナ感染予防策の徹底を呼びかけられていました。 【写真・下】9年4組・理科の授業の様子です。 都立高受検対策の入試トレーニング(通称『模擬トレ』)に取り組んでいます。全5回のうち、本日は最終回です。中学校3年間で取り組んだ理科学習の復習も兼ねているので、教科書や資料集を参照しても構いません。 校長 武田幸雄 1月5日(火)3学期始業式(Zoom)校長講話
明けましておめでとうございます。
まだコロナ禍の収束は見通せませんが、無事に新年を迎えられたことを、素直に寿ぎたいと思います。 さて、冬休み中、興行収入で歴代1位となったアニメ映画『鬼滅の刃』の原作漫画に時透無一郎という登場人物が出てきます。鬼殺隊・柱の一人ですが、別に私の「推し」というわけではありません。ただ、ある場面で彼の言った次の台詞は、思わず二度見してしまいました。 「僕は、幸せになる為に生まれてきたんだ」 さあ、なぜ私は、この台詞を読み返したのでしょう? それは、私がこの台詞と全く同じことを、中学生時代から思い続けているからです。 「自分は、幸せになるために生まれてきた」 私がそう思うようになった理由は、きわめて単純です。自分の名前(幸雄)に「幸せ」という字が使われているからです。そんな単純な理由でも半世紀近く思い続けていると、もはやその思いは「信念」と言ってもよいほどになりました。 ※ 続きは、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください。 1月4日(月)冬休みの部活動(2)
【写真・上】野球部の活動の様子です。
バッティング練習に取り組んでいます。ピッチングマシンから投げ込まれる球を打ち返す音が、校庭に気持ちよく響いていました。その音に続き、すぐさま守備練習をする野手の「オーライ」等のかけ声が続きます。 【写真・下】ソフトテニス部の活動の様子です。 活動していた午後の校庭は、空気は冷たいながらも風がないため、日差しが暖かく感じられました。球出しの人が右へ左へとトスするボールを打ち返しているうちに、額にうっすら汗を浮かべている人もいました。 校長 武田幸雄 1月4日(月)冬休みの部活動(1)2階テラスの畑で雑草取りをしているところに声をかけ、一緒に屋上緑地の水やりに向かいました。土が少なく保湿性の乏しい屋上緑地は乾ききっていましたが、部員の皆さんが水を撒いたおかげで作物も潤ったようです。 【写真・中】吹奏楽部の活動の様子です。 各パートに、新年の挨拶をして回りました。「今年はコロナ禍で親戚も集まれず、お年玉が減ったのでは?」と尋ねると、多くの人が残念そうに「はい」と答える中、電子マネーでもらえたので大丈夫、という人もいました。 【写真・下】卓球部の活動の様子です。 区内より加賀中学校をお迎えして、練習試合を行っているところです。健康チェックはもちろん、ラケット交換、手指の消毒、マスク着用など、しっかり感染症予防対策をしながら試合に臨んでいました。 校長 武田幸雄 1月3日(日)今週の予定(1/4〜8)
※ 写真は、冬休みの部活動風景です。
1月4日(月)【冬季休業日】(日直)中川先生 5日(火)【 午前授業 】始業式(1h) 6日(水)【 通常授業 】 7日(木)【 通常授業 】 8日(金)【 通常授業 】 ★ ★ ★ ★ ★ ※冬休み中に先生に用事がある時は、事前に電話連絡等でその先生が学校にいるかどうか確認して登校してください。なお、日直の先生は、変更になる場合があります。 ※5日(火)は、食材供給の関係で給食はありません(午前授業)。 校長 武田幸雄 1月2日(土)『初夢』
※ 写真は、9年生情報コーナーの「アマビエ」の土鈴です。
穏やかなお正月をお過ごしのことと拝察致します。さて、私たち現代人の生活様式は、衣・食・住さまざまな面で洋式化されています。しかし、このお正月だけは【和】を感じる歳時記がたくさん残っています。 初詣、おせち料理、門松、羽子板、振り袖姿 …。1年を通して、見るもの聞くものの多くが【洋】となりつつある現代、せめてお正月ぐらいは【和】の気分に浸ってみるのもよいのではないでしょうか。 1月2日は、そんな【和】を感じる歳時記の一つ「初夢」です。以下、『日本人のしきたり』(青春出版社)という本から「初夢」について引用しますので、『おりたたみ記事』をクリックしてください。 皆さんが、縁起の良い初夢を見られますように! 校長 武田幸雄 1月1日(金・祝)『元日』
あけましておめでとうございます。昨年は、本校の教育活動にご支援・ご協力を賜り有り難うございました。本年も『東京で一番の学校』を目指して奮励努力いたしますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、本日は1年で最初の祝日『元日』です。 1948年(昭和23)、「国民の祝日に関する法律」(祝日法) により【年のはじめを祝う】ことを趣旨に制定されました。1月1日は海外でも祝日にしている国が多いので、国際的祝日であると言えます。 参考までに「元日」の【元】の字には「一番初め」という意味があります。「その年の一番初めの日」だから「元日」。大変わかりやすいですね。ただし、「元旦」というと、少し意味が違ってきます。 「元旦」の【旦】の字を分解すると、「日」が太陽を、「一」が水平線や地平線(雲という説も)を表しています。そして、それら「一」から「日」(太陽)が昇ってくる様を表したのが【旦】なのです。 つまり、「元旦」とは「1月1日(元日)の朝」を意味する言葉なのです。したがって、「元旦の朝」という重複した言い方や「元旦の夜」といった矛盾した言い方は、間違っていることになります。(以上、語彙力を高めるミーニング・タイム=MTでした) 【一年の計は元旦にあり】 と言います。今朝は朝寝坊したという人もいるかと思いますが、なんとか午前中には「一年の計(今年一年の目標や計画)」を立ててみてはどうでしょうか。 校長 武田幸雄 12月31日(木)校長雑感(児童・生徒が選んだ10大ニュース)
※ 写真は、校舎5階から撮影しました。
昨日、読売新聞の読者が選んだ国内の10大ニュースを紹介しました。それに加えて今年は、投票者を6〜18歳の児童・生徒に限定して集計し直したものが掲載されていたので紹介します。 1.志村けんさんが新型コロナで死去。著名人の死去相次ぐ 2.アニメ映画『鬼滅の刃』、国内最速で興行収入100億円突破 3.新型コロナ感染拡大、緊急事態宣言発令 4.新型コロナで政府が全国小中高の休校要請 5.レジ袋有料化スタート 6.東京五輪・パラリンピックが延期に 7.安倍首相、持病悪化を理由に辞任表明 8.菅首相誕生、新内閣が発足 9.京アニ放火殺人事件で男を逮捕 10.高校野球が春夏中止。プロスポーツ界でも延期や中止相次ぐ ★ ★ ★ ★ ★ 1位の志村けんさんら著名人がコロナ感染で亡くなったニュースは、全世代では5位でした。日頃、テレビで親しんだ方の死去のニュースは、特に若い世代にショックだったようです。 また、全世代で6位だった『鬼滅の刃』が2位に、同じく7位だった『休校要請』が4位にランクを上げていることは、人気を支える若い世代であったり、当事者であったりすることから、こちらも頷けます。 さて、世界・日本・児童生徒と紹介してきた10大ニュースは、いずれも「コロナ」に翻弄された1年だったことを物語っています。そんな2020年も間もなく幕を下ろします。それと同時にきたる2021年が、コロナ禍が幕を下ろす年となってくれるよう、祈ります。どうぞ皆さん、良いお年を 校長 武田幸雄 12月30日(水)校長雑感『国内10大ニュース』
※ 写真は、冬休みの部活動風景です。
昨日、読売新聞の『海外10大ニュース』を紹介しました。本日は、やはり読者の選んだ『国内10大ニュース』を以下に紹介します。それを見るまでもなく、今年はコロナに始まりコロナに終わる1年となりました。 1.新型コロナ感染拡大、緊急事態宣言発令 2.東京五輪・パラリンピックが延期に 3.菅首相誕生、新内閣が発足 4.安倍首相、持病悪化を理由に辞任表明 5.志村けんさんが新型コロナで死去。著名人の死去相次ぐ 6.アニメ映画「鬼滅の刃」、国内最速で興行収入100億円突破 7.新型コロナで政府が全国小中高の休校要請 8.高校野球が春夏中止。プロスポーツ界でも延期や中止相次ぐ 9.将棋の藤井聡太七段が最年少タイトル 10.九州豪雨、死者77人 ★ ★ ★ ★ ★ これまで一度も無かったような事態に対し【未曾有(みぞう)の事態】という言い方をします。また【前代未聞の事態】という言い方もあります。今年のコロナ禍は、まさに【未曾有】【前代未聞】だったと言えるでしょう。 そして、その状況は、年があらたまってもしばらくは続くでしょう。しかし、来年の国内10大ニュースからは、同じコロナ関係でも『コロナ収束に向かう』等のニュースが上位に入っていることを、願わずにいられません。 校長 武田幸雄 |
|