理解啓発授業

 全学年対象に理解啓発授業を行っています。週に1回通うことや「発音」、「吃音」、「言語発達」の3つの主訴があることなど、ことばの教室の概要を知ったり、クラスに発音の誤りのある子がいたら、吃音のある子がいたら、どのような対応をするかを考えたりしました。授業を受けた4年生からは、「吃音や発音の子たちがたくさん頑張っていることが分かりました。」、「吃音のことを知って、いろんな人がいると思いました。」などと、新たな知識を取り入れ、それを理解する感想が聞かれました。ことばの教室について広く知らせる活動を今後も行っていきます。

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第4回吃音グループ学習

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 7日(金)に第4回吃音グループ学習を行いました。今回は「もし吃音が目に見えるならどんな形か」をテーマに、事前に個別指導で描いたものを見合って話し合いました。吃音を天使と悪魔の世界で表現した児童は、「悪魔がいじわるをして吃音を出します。でも、天使が悪魔を牢屋に閉じ込めてくれます。」、凹凸に表現した児童は「言葉がなかなか出ないイメージを形にしました。」など、自分の考えを伝えることができました。また、友達の話を聞いて、類似点や相違点に気付き、他者の考えを知ることもできました。吃音に対するイメージは様々で、正解はありません。大事なことは、自身の吃音をどのように捉えることができるか、吃音が自分自身の一部としてあり、自身を構成する他の面にも目を向けることの大切さに気付くことです。そこで、学習の最後には、自分のよいところを発表し、さらに保護者の方にもよいところを伝えてもらいました。褒められた子どもたちは、照れくささと嬉しさでいっぱいの表情に。自分のよさを知る新たな機会にもなりました。
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