2月16日(木)本日の授業風景(2)
7年5組・美術の授業の様子です。
造形活動『素材を生かした動物づくり』に取り組んでいます。身近にある日用品や自然物(石や木切れ)などは、角度を変えたり組み合わせたりしてみると、全く別のものに見えてくることがあります。 そんな見え方を、素材が自分に「語りかけてきた」と解釈し、素材と「対話する」ことで発想を広げ、動物をつくるという活動です。牛乳パック、空き缶、綿、針金、段ボール、紙粘土…。素材は自由に選べます。 本日は、多くの人が動物のアイディアスケッチを完成させ、創作に入ったところでした。小学校の図工の授業で習得した技能も生かしながら、中学生ならではの発想力と表現力で、ユニークな作品をつくってください。 校長 武田幸雄 2月16日(木)本日の授業風景(1)
9年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。
授業前半に都立高入試対策演習『模擬トレ』の解説と答え合わせを行った後、ALTの先生も交えて「英語の諺(ことわざ)」に取り組みました。実は、英語の入試問題文中に諺が出ることも、意外にあるのです。 ただ、入試対策で覚えること以上に、いつもと違った切り口で英語に親しむことを重視した学習です。ALTの先生が読み上げる英語の諺とその意味を、百人一首カルタのように並べた札の中から選んで取ります。 Kill two birds with one stone.(一石二鳥)Seeing is believing.(百聞は一見にしかず)などの札を探し当てていました。ちなみに札にはありませんでしたが、私が一番好きな英語の諺は、No Rain ,No Rainbow.(雨が降らなきゃ虹も見られないよ=苦は楽の種)というハワイの諺です。 校長 武田幸雄 2月15日(水)本日の授業風景(3)
9年1組・音楽の授業の様子です。
鑑賞の授業で『歌舞伎』を取り上げていました。歌舞伎と聞くと「音楽ではなく、舞台芸術では?」と思われたかもしれません。確かにそうですが、その舞台芸術における音楽の役割や特徴を捉える学習です。 前回の授業で、有名な「勧進帳」を一部視聴しています。それを受け本日のめあては【歌舞伎で用いられる楽器と音楽について理解できる】とありました。音楽の中心となる長唄(ながうた)や、その長唄で使われる三味線や囃子(はやし)などについて、動画も交えながら学習しました。 その中で確認したとおり「囃子」は、鼓(つつみ)や太鼓(たいこ)などを使い音楽で気分を出すことですが、そこから「音や声で気分を盛り上げる」という「はやし立てる」という言葉が生まれたのですよ。以上、KMT(校長ミーニング・タイム)でした。 校長 武田幸雄 2月15日(水)本日の授業風景(2)
7年3組・国語の授業の様子です。
「情報の扱い方」の学習で、原因と結果・意見と根拠などの関係に注意しながら文章や資料を読み解きます。そして、理解したことをもとに自分の考えを持ち、わかりやすく相手に伝える活動に取り組んでいました。 これまでに「地域の人々に防災意識を高めてもらうために」をテーマに、世論調査を基にしたグラフ等の資料A「防災に関するデータ」と、資料B「『みんなでいるから大丈夫』の怖さ」という説明文を読みました。 それら2つの情報を関連づけてまとめた班の考えを、スライドにまとめました。本日は、その発表会です。各班の代表者がローテーションで別の班をまわり、Chromebookを使って発表します。発表の内容やスライドの見やすさはもちろん、真剣に地域の防災を考えている点に感心しました。 校長 武田幸雄 2月15日(水)本日の授業風景(1)
8年2組・保健体育の授業の様子です。
次回の授業から『バスケットボール』に取り組みます。それを前に教室でのガイダンス的な授業を行っていました。基本的に本校の保健体育科では、新しい実技の前は導入としてこうした授業を行います。 Classroomには「バスケットボール学習ノート」が貼り付けられています。バスケットボールの特徴やルール、学習内容(評価の観点)、用語説明などの他、学年別の授業の流れや基礎技能の図解説明も載っています。そのためChromebookも必須の授業道具です。 バスケットボールの最高峰・NBAでは、レイカーズに移籍した八村塁選手や、そのレイカーズでNBA歴代最多得点を挙げたレブロン・ジェームズ選手の活躍が注目を集めています。そんな旬(しゅん)の球技に取り組むのが、今から楽しみですね。 校長 武田幸雄 2月14日(火)学びのエリア・小中合同研修会これまで、第1回は5月に中学校の授業参観と教科別の分科会、夏休み中の第2回で授業体験に向けた教科別の検討会、そして、10月の第3回は3小学校の6年生全員を対象に「中学校授業体験」を本校で行いました。 さらに第4回を3学期に設定した目的は、大きく「1年間の振り返りと次年度の確認」「小学校の授業参観を通した小・小の連携」「間もなく入学してくる6年生の実態把握と情報交換」の3点です。本日は、小学校の先生方のご協力により、その目的を十分に達せられました。 小学校の教室にも、1〜9年まで学年が上がるごとに頭の双葉が大きくなっていく「いっきゅうさん(一九三)」の表示が掲示されています(写真・下)。その名称と姿が表す「小中一貫・九年間で育てる板三エリアの子どもたち」を実現するため、今後も4校の絆を深めてまいります。 ※ 写真は、一部修正しています。 校長 武田幸雄 2月14日(火)本日の授業風景授業の冒頭、先生が本日の朝刊より「対話型AIの開発」を取り上げた新聞記事の解説をされていました。ご自身の定年の頃(約20年後?)には「教員の仕事も、AIに奪われているかも」と心配されていました。 【写真・中】8年3組・保健体育の授業の様子です。 本日より『バスケットボール』に取り組み始めました。先生によると、今年は少しハイレベルなプレーを目指すそうです。練習では多くの人が続けざまにシュートを決めていたので、それも十分可能ですね。 【写真・下】7年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。 昨日とは違うグループですが『データの分析と活用』を学習している点は同じです。大縄跳びを2列と3列で跳んだ時の練習データを比較し、どちらの並び方が良いかを理由と共にChromebookに打ち込んでいます。 校長 武田幸雄 2月13日(月)本日の授業風景(2)
7年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。
授業のめあてが【どちらを選んだら幸せになれるか説明できる】と書かれています。結婚相手? それとも、晩ご飯のメニュー? と、そんなわけはなく、新しい単元『ことがらの起こりやすさ』に入ったところです。 めあてのポイントは【説明できる】という部分で、導入として「ホエール・ウォッチング体験ツアー」の事例を考えました。ツアーA社は出航40回でクジラに出会えたのが37回、B社は出航360回で出会えたのが331回。自分はA社とB社のどちらを選ぶかを、理由と共に説明するのです。 友達とも相談した結果、全員がA社を選びました。ただし、説明は「A社の数値を9倍し、B社と比較」「両社とも、出会えた回数を出航回数で割って比較」と分かれました。A社を選んだ全員が幸せ。その選び方として立てた計算式はどちらも正解ということで、やはり全員幸せでした。 校長 武田幸雄 2月13日(月)本日の授業風景(1)
9年4組・道徳の時間の様子です。
【社会参画・公共の精神】をテーマに、教科書の『サトシの一票』という読み物を使用しています。中学生【サトシ】の住む街では、荒れた公園の再整備計画が、次の日曜日に行われる市長選挙の争点でした。 【サトシ】は、選挙カーから聞こえる大きな音に、選挙をただ疎ましく思うだけでした。それに対し両親や祖母、18歳になって選挙権を得た兄たち家族は「街のことを考える」という観点で選挙を考えていました。 9年生も、3年後には選挙権を得ます。そこで『板橋区をより素敵な街にするために必要な施設等』についても考えました.ボール遊びのできる広場、跨線橋、自転車専用道路…。実現可能かどうかは別として、3学期始業式で私が話した「故郷いたばし」への郷土愛にも繋がる授業でした。 校長 武田幸雄 2月13日(月)全校朝礼(Meet)校長講話
約1週間後に、都立高一般入試が行われます。そこで、毎年この時期9年生の皆さんに教えている筆記試験突破の「おまじない」を、今年も伝授します。入試だけでなく定期考査をはじめ様々な筆記試験に役立つので、すでに進路の決まっている人や、7・8年生の皆さんも覚えてください。
私が教える「おまじない」は『4つの【あず】』といいます。それは【あ】で始まり【ず】で終わる4つの言葉です。 ※ 続きは、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください。 2月12日(日)今週の予定(2/13〜17)
※ 写真は、先週の授業風景です。
2月13日(月)【通常授業】全校朝礼 14日(火)【午前授業】学びのエリア研修(午後) 15日(水)【通常授業】(学年末考査・1週間前) 16日(木)【通常授業】 17日(金)【通常授業】新入生保護者説明会 14:40〜 ★ ★ ★ ★ ★ ※14日(火)は、学びのエリア(本校と近隣小学校)の先生方の合同研修会があるため、午前授業で給食後に下校します。 ※15日(水)で学年末考査1週間前となるため、公式戦等を控えている部以外の活動は中止となります。 ※9年生の入試関連日程は、学年の指示・連絡に従ってください。 校長 武田幸雄 2月11日(土・祝)『建国記念の日』
今日は、祝日『建国記念の日』です。1967年(昭和42)から始まった祝日ですが、国民の祝日に関する法律(祝日法)では【建国をしのび、国を愛する心を養う】日であるとしています。
では、一体なぜ、建国をしのぶ日が2月11日なのでしょうか。それは、この日が、戦後間もない頃に廃止された紀元節(きげんせつ)という祝日であったことと関係があります。 今から1300年以上前に成立した『日本書紀』という歴史書では、初代天皇(神武天皇)が即位した日を2月11日としており、かつてそのことを祝った日が紀元節だったことと関連があるようです(諸説あります)。 英語で「建国の日」は「 National Founding Day(ナショナル・ファウンディング・デイ = 国家創設の日)」ですが、アメリカ合衆国など多くの国は「 Independence Day(インディペンデンス・デイ = 独立記念日)」としています。 また、ドイツは東西ドイツが統一された日が記念日ですし、革命の起きた日を記念日に定めている国もあります。そして、「建国」であれ「独立」であれ、その日を祝日とするかどうかも国によって異なります。 校長 武田幸雄 2月10日(金)降雪に伴う措置について(再掲)
本日13時00分頃、区教委より「大雪警報」への対応について指示がありました。内容は、朝本校で決定・学校HPにてお知らせしたことと変わりません(中学校は定時まで授業後、部活動を中止して下校)。
区教委より指示があったことを受け、改めて朝の学校HP記事と同じ内容のメール配信を行いました。なお、お伝えしたように漢字検定は予定どおり実施し、安全指導を徹底した後に下校させます。 校長 武田幸雄 2月10日(金)本日の授業風景(3)
7年2組・理科の授業の様子です。
『火山の活動と火成岩』の学習です。文字からもわかるように火成岩とは、マグマが冷え固まってできた岩石のことです。その火成岩も、冷え固まった場所や時間によって、火山岩と深成岩とに区分されます。さらにその両者も、含まれる鉱物の種類等によりグループ分けできます。 本日は、そんな火成岩の観察学習に取り組んでいました。先生が用意された8種類の火成岩のサンプルを、ルーペで観察しスケッチします。Chromebookに貼り付けられた拡大写真も参照できるようになっていました。 7年生はこれまでに、美術の授業でも『石のスケッチ』に取り組みました。ただし、美術と理科では、スケッチの目的が異なります。表現を目的とした美術では効果的な「重ね書き」や「塗りつぶし」等の技能は、観察記録を目的とした理科では不要(と言うより、禁止)ですよ。 校長 武田幸雄 2月10日(金)本日の授業風景(2)
9年3組・保健体育の授業の様子です。
本日より、都内私立校の一般入試が始まりました。本校からも各クラス10名以上の人たちが、試験に挑んでいます。その関係で、このクラスも男子6名、女子8名と人数的には寂しい授業風景でした。 それに加えてあいにくの天気だったこともあり、いくつかの候補の中から生徒のリクエストで決めた『フットサル』に男女別で取り組んでいます。基本的には室内・少人数で行うサッカーのような球技です。 先に「人数的には寂しい」と言いましたが、あくまで「人数的」であってプレーそのものは元気いっぱいです。私も、時折自分の方に飛んでくる男子の強烈なパスやシュートには、ハラハラ・ドキドキの取材でした。 校長 武田幸雄 2月10日(金)本日の授業風景(1)
8年4組・学活の時間の様子です。
「9年生を送る会(九送会)」の話し合いをしていました。クラスごとに動画撮影等の企画を練っています。このクラスでは、いくつかのストーリーが決まっていて、班ごとに役割分担を決めていました。 担当が決まり次第、場所を変えて撮影に取りかかるそうです。一方で、すでに撮影に入っているクラスもありました。何やらコスプレをしているような人もいれば、教室の装飾をしているクラスもあります。 …と、これ以上の説明は企業秘密なので、9年生のためにも当日の楽しみに取っておくことにします。同じような取り組みは、7年生も行っています。これまでお世話になった先輩への感謝の気持ちがこもった、心温まる、そして、学年カラーを感じさせる内容に期待しています。 校長 武田幸雄 2月10日(金)降雪に伴う措置(部活動中止)について
本日8時00分の時点で、東京に大雪注意報が出されていました。今後、場合によっては「警報」に引き上げられる可能性もあるため、朝の時点で本日の部活動中止を決定いたしました。
その他の放課後の活動も中止といたしますが、16時00分より予定している漢字検定については、受検料を払っていることもあり実施いたします。終了次第、安全指導を徹底した上で速やかに下校させます。 なお、今後区教委の指示により他の措置をとる場合は、改めてお知らせいたします。 校長 武田幸雄 2月9日(木)本日の授業風景(3)
9年2組・技術家庭(家庭分野)の授業の様子です。
『3年間の家庭科学習』をテーマに、Chromebookを使用してスライドを作成していました。中学校で学んだ家庭科学習の内容について、表紙を除き4〜10枚のスライドにまとめます。 まとめる内容は、3年間トータルでも1つの学年や学期・授業(実習)に絞った内容でも構いません。また、衣・食・住などの単元でまとめることもできます。以前は「家庭科新聞」として紙ベースで作成していましたが、Chromebookによりデータで作成・保存することになりました。 この実習には、自分の「学びの振り返り」とは別に、4月に入学してくる新7年生のガイダンス資料として活用する目的があります。つまり「学びの振り返り」と「学びの継承」を兼ねた取り組みと言えます。 校長 武田幸雄 2月9日(木)本日の授業風景(2)
8年3組・理科の授業の様子です。
『電流と磁界』の学習です。本日は「磁界の中で電流を流したコイルの様子」を調べる実験に取り組んでいました。エナメル線を何回も巻いて作ったコイルを、強力なU字磁石の中に入るようにつるし電流を流します。 先生は「この発見がなければ、電車は走っていませんよ」とおっしゃっていました。また、「実験がうまくいけば、デンキブランのようになるはずです」とも声をかけられていたので、私は「なぜ、この実験で浅草名物のカクテル『デンキブラン』が出てくるのだろう?」と不思議でした。 しかし、よく聞くと先生は「電気ブランコ」と言われていたのでした。お酒の名前との聞き間違いを恥ずかしく思いながら実験の様子を見ると、多くのコイルがまさに「電気ブランコ」のように大きく振れていました。 校長 武田幸雄 2月9日(木)本日の授業風景(1)
7年1組・社会(歴史)の授業の様子です。
『下克上の世へ』の学習です。「応仁の乱」が10年以上も長引き、室町幕府の力は衰えます。一方で、地方武士や農民らが団結して守護大名を倒すなど、下位の者が上位の者を倒して地位を奪う「下克上」の風潮が広まりました。そうした中、様々な身分出身の戦国大名が全国に現れます。 その戦国大名が、独自につくった法律が「分国法」です。武田信玄の分国法では【喧嘩両成敗】の基となった条文も紹介されましたが、驚いたことに、この言葉自体を知っている人は1人もいませんでした。 もう1人取り上げた今川義元は、大河ドラマ『どうする家康』で演じた野村萬斎さんの存在感と、早くも第1話で「討ち死に」したことが話題となりました。しかし、こちらも知っている人はいないのでしょうね? 校長 武田幸雄 |
|