10月25日(火)本日の授業風景(1)
7年5組・国語の授業の様子です。
小説『トロッコ』(芥川龍之介)の学習です。工事現場のトロッコに憧れていた8歳の良平は、ひょんなことから土工と一緒にトロッコに乗り、遠くまで行くことができました。しかし、夕闇も迫る頃に「もう帰んな」と言われ、不安に押しつぶされそうになりながら家に駆け戻るのでした。 本日は、小説最後の場面で26歳になった良平が、あの日自分の走り続けた不安な線路道を思い出す心情を読み解いていました。その様子を取材しながら思い出したのが、アメリカ映画の『スタンド・バイ・ミー』です。 一昼夜かけ線路上を歩いて、冒険の旅をする少年4人の姿を描いた映画です。最後は大人になった主人公が、その思い出を語るシーンで終わります。トロッコと鉄道の違いはありますが、東西を問わず少年時代の思い出に、線路がモチーフとして使われることが多いのはなぜなのでしょうね? 校長 武田幸雄 |
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