校長あいさつ

校長 中川 久亨

桜川学びのエリア(桜川学園)9年間のめざす児童像

  自分の考えを表現できる子ども
  主体的に考え、課題をやり遂げる子ども
  地域の中で育ち、地域を支える人になる子ども

☆子どもたちは地域の宝☆
○ 学校の安全を構築することにより、子どもの命を守る。
○ 地域の中で育ち、地域を支える人になる子どもの育成
○ 基礎学力の確実な定着とともに、子ども一人一人の個性を伸ばす教育の充実を図る。
 今年度も桜川小学校では、教育をささえる基盤としてこの3項目を掲げました。どれも欠かせない大切なものです。
さらに、昨年度より、掲げてきた4つのキーワードのうち2つを見直し、
(おらが学校の意識を高めさせる)   →  (取組を通して地域への所属意識を高めさせる)
(よさを見付けて伝え、よさを伸ばす) →  (よさを見付けて伝え、よさを実感させる)
(学ぶことのよろこびを感じさせる)
(命の大切さを意識させる)

 の4つのキーワードを掲げ、教職員一同の共通理解のもと、子どもたちへの支援を充実させていきます。
 子どもたちが安心して通うことができる環境を整え、しっかりと学ばせ、学んだことを次の学習に生かせるよう学力として定着させることが学校教育の使命です。
 その基盤となるのが、確実な基礎・基本の学力の定着です。まずは、学校に来ることが楽しいと感じること、その上で、授業スタンダードによる共通の指導を増やすことで、子どもたちが学習の仕方を身に付け、6年間を通して着実に学んだことが定着する教育を充実してまいります。
 日々の教育活動を充実させ、学びをより豊かにすることを目指す時に、地域との連携は不可欠なものであると考えています。今年度より、板橋区立小学校は、全ての学校がコミュニティ・スクールとして本格始動します。今まで培ってきた多くの方々との連携をさらに強固なものとし、子どもたちのために協力して進んで参ります。
 桜川小学校においては、桜川中学校・各幼稚園・保育園・あいキッズ・PTA 寺子屋・桜川おやじの会・近隣町会・青少年健全育成桜川地区委員会・主任児童委員・民生児童委員・桜川三丁目駐在所・スクールガード・学校安全ボランティア・ジュニアリーダー・都立城北中央公園等多くの地域や外部機関と連携して、子どもたちがより多くの学ぶ機会に触れることができるよう、多くの方のご協力を得ながら、学校教育を進めています。
 子どもたちが、地域の中で地域の人から学ぶ機会が多くあるということは、豊かな学びにとってとても大切なことです。桜川小学校の子どもたちが、多くの方や地域に支えられていることに感謝しています。
 地域の中で地域の方から学ぶ経験が人の輪を広げ、地域でのあいさつにつながっていきます。子どもたちが地域の中で、多くの方と交流することが子どもたちの世界を広げ、地域コミュニティの充実につながっていきます。
 今は、地域の方に支えられて生活している子どもたちも、卒業してしばらくすると地域を支える人になります。今年度も、盆踊りの練習などを学校でも行い、子どもたちが各町会の行事に積極的に参加する環境を整えることで、地域の中で学ぶことも多く体験させていきたいと考えています。子どもたちが地域の方との交流を経験することが、将来にわたって自らも地域の中で活躍していきたいと考えるようになってほしいと願っています。

さくらがわんこ