学校紹介

明治9年に開校し、板橋区で3番目に古く歴史と伝統のある学校です。上板橋地区に学校をという地域の皆様の願いと努力から、明治9年に宝蔵院(ほうぞういん)というお寺を借り、学校が始まりました。そして、明治15年にこの場所に移ったと記録にあります。上板橋小学校の大切なシンボルは、校庭にある「まてばしい」です。明治30年ごろ植えられたといわれていますので、すでに100年以上の歳月がたっています。その間、多くの子供たちに見守られながら、学校の歴史を語る木として現在に至っています。

正式名称

板橋区立上板橋小学校

校章

校章

校章のデザインは、雪の結晶を台にして、その中心に「上板橋」の「上」の字を力強く描き、それに「蛍」の形を組み合わせたもので、大正の初め頃に、当時の校長先生のお考えによって創られたものです。
 中国の故事に、貧しい家に生まれた「車胤」は、明かり用の油が買えないので、蛍を捕り、集めて籠に入れ、その明かりで書物を読み勉強をし、また「孫康」は、雪の明かりで勉学に励んだというものがあります。
 この故事から、苦労して勉学することを「蛍雪」といいますが、上板橋小学校の子どもたちもこの人々のように頑張ってほしいという願いを込めて、この校章は創られたのです。