校長あいさつ

新たな一歩を

本校は、板橋第三小学校と稲荷台小学校の歴史と伝統を受け継いで、平成14年度に開校し、昨年度、創立20周年を迎えました。21年目の本年度、新たな一歩を踏み出すという考えのもと、教育目標を大きく変えました。
「すべての子どもが安心して楽しく通える学校」というめざす学校像や開校以来の「きらきらかがやく加賀の子ども」といった伝統を引き継ぎつつ、「かしこい子・やさしい子・すこやかな子」という教育目標を掲げ、さらに発展させていきたいと考えております。

【本年度の重点となる教育活動】
●令和5年度は、小中一貫学びのエリアにおいて、総合的な学習の時間を柱にして、一貫教育を推進していきます。具体的には、各学校でSDGsを踏まえた探究学習を実施します。特に小学校2校(金沢小・加賀小)は生活科、社会科、総合的な学習の時間において、発達段階に応じて視野を広げながら郷土愛を育んでいきます。その際、常に「自分の住んでいる町」を意識させた授業づくりを行っていけるよう計画を立てていきます。
●「読み解く力」のうち、表現(OUT PUT)を重視し、国語科の時間等で振り返りの時間の充実を図り、児童の「相手に伝える力」の育成を図っていきます。
●近隣町会、保育園、幼稚園、私立学校等、地域との連携を生かした学習をさらに進めていきます。

子どもたちの安全を第一に考え、子どもたちの思いや願いに寄り添った支援ができるよう、職員一同、子ども一人ひとりにじっくりと向き合っていきます。
そして、保護者の皆様、地域の皆様と子どもの成長をともに喜び合え、笑顔があふれる学校づくりに努めてまいります。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

校長 河毛 哲郎