学校日記

　美術の授業も、いよいよ展示前最後の時間となりました。本時中に作品を提出するよう指示があり、生徒たちは仕上げの作業に集中して取り組みました。
　今日は「切る」「色をつける」「トレーシングペーパーを貼る」「名札を付ける」という流れで制作を進めました。写真では、友達の協力を得ながら作業する姿や、トレーシングペーパーを丁寧に貼り、手で空気を押し出している様子を紹介します。

（写真は8年1組の授業の様子です。）

　「開国が日本に与えた影響について考え、自分の言葉で理解する」ことを目標に学習しました。
　アメリカのハリスが幕府に開国を求め、日米修好通商条約が結ばれると、日本は本格的に貿易を始めました。しかし、貿易の拡大に伴い、国内では物価の高騰や攘夷（外国排斥）運動が激化。こうした状況の中、水戸藩士らが江戸城桜田門外で大老・井伊直弼を暗殺する事件が起こりました。
　生徒たちは、開国が日本社会に与えた影響について考えを深めました。
（写真は、8年2組の授業の様子です。）

　トートバッグの制作もいよいよ仕上げの段階に入りました。明日から始まる文化発表会（展示の部）に向けて、名札付けも行いました。
　制作の進度は生徒によって様々で、マチ作りを友達の協力得て進める生徒、ミシンでバッグの脇の部分を縫う生徒、完成後の感想を書いている生徒など、それぞれが最後の仕上げに取り組んでいました。
　生徒の感想をひとつ紹介します。
　「今回作成したトートバッグは、思ったより早く仕上げることができました。ただ、持ち手をつけるのが難しく、一部は先生と協力しながら作業しましたが、最終的に無事完成してよかったです。」
（写真は8年3組の授業の様子です。）

　今日は、9年生の都立高校推薦入試の合格発表日でした。朝、自宅でインターネット上の合格発表を確認し、その結果を学校へ報告することになっていました。発表時刻になると、職員室の電話が次々と鳴り、生徒たちからの連絡が続きました。
　今年度、本校からは34人の生徒が推薦入試を受験し、そのうち約半数が合格しました。惜しくも合格に届かなかった生徒たちは、気持ちを切り替え、次の一般入試に向けて準備を進めます。
（写真は9年生のいつもより空席が目立つ教室の様子と、数学少人数授業の様子です。）

牛乳
プルコギ丼
トックスープ
くだもの（りんご　名月）

【今日の食レポ】
🍚 プルコギ丼
　濃厚で甘辛いタレがしっかり絡んだ豚肉に、玉ねぎやにんじん、もやし、にらなどの野菜がたっぷり入ったプルコギ丼。やわらかいお肉の旨みと、シャキシャキとした野菜の食感が楽しめる一品でした。タレがごはんに染み込み、最後の一口までおいしくいただきました！
🥣 トックスープ
　鶏のだしが効いたスープに、もちもちとした韓国の餅（トック）が入った一杯。キャベツや小松菜、にんじん、玉ねぎ、もやし、干ししいたけ、卵、たっぷりのごまが加わり、具だくさんで食べ応え抜群でした。
🍏 くだもの（りんご 名月）
　「名月」という品種のりんごは、黄みがかった見た目が特徴的で、ひと口食べると驚くほど甘い！ シャキシャキとした食感と、ジューシーな果汁が口いっぱいに広がりました。

【今日の給食室】
　中央の写真は、プルコギの様子です。

　昼の放送をしている放送室を覗くと、9年生の放送委員が「今日が最後の放送当番です。これまでとても楽しかったです。」と話していました。

牛乳
キムチチャーハン
ししゃものごま衣揚げ
春雨スープ

【今日の食レポ】
🍚 キムチチャーハン
　キムチの辛味と、炒めたごはんの香ばしさが食欲をそそる一品。豚肉や野菜の旨みがごはんにしっかりと馴染んでいました。
🐟 ししゃものごま衣揚げ
　香ばしい白ごまをまとったししゃもは、尾まで外はカリッと、中はふっくらジューシー。ひと口食べると、ごまの風味とししゃもの旨みが広がりました。
🥣 春雨スープ
　熱々のスープの中に、春雨やにんじん、青菜などの野菜がたっぷり入った、あっさりとしたスープ。ごま油の風味がほんのり香り、さっぱりとした味わいでした。

【今日の給食室】
　中央の写真は、ししゃもの衣付け、右の写真は、ししゃもを揚げる様子です。

　3学期に入り、7年生の英語の読解力もぐんと向上してきました。現在はUnit9「Think Globally, Act Locally」の学習が始まりました。このユニットでは、「地球規模で考え、地域で行動する」というテーマについて学びます。
　本日の授業では、ユニットの扉ページに掲載された写真に関連する動画「Plastic Trash Problem」を視聴しました。1回目は日本語字幕付き、2回目は英語字幕付きで視聴し、生徒たちは必要に応じてメモを取りながら理解を深めました。その後、グループで動画の内容を英語で説明する際に使える表現を考え、アイデアを出し合いました。
　次に、個人の作業として、グループ活動で学んだ表現を活かしながら、30秒〜1分程度の英文を作成。動画の要約に加え、自分の意見や感想も含めるよう指示がありました。最後に、自分の音読をChromebookで録音し、オクリンクに提出しました。
　「動画の内容について正確に英語で説明できる」という本日の目標は達成できたでしょうか？ 生徒たちは、英語で考え、自分の言葉で表現する力を少しずつ高めています。
（写真は7年2，3組の少人数授業の様子です。）

牛乳
エッグサラダトースト
ポークビーンズ
いよかん

【今日の食レポ】
　今日も9年給食委員からの食レポをお届けします！

🍞🥚エッグサラダトースト
　厚めの柔らかい食パンの上に、これでもかというくらいのたまごスプレッドがのっかり、味のバランスがとても良く、食パンの甘味を引き出してくれました。
🍖🫘ポークピーンズ
アメリカの家庭料理らしくダイナミックな野菜の切り方に、びっくりしましたが、一口食べるとこの寒さを吹き飛ばすくらいの温かいスープに心も身体も温まり、午後からも頑張りたくなる一品でした！
🍊いよかん
　食べやすくカットされているいよかんに調理士さんの優しさが伝わり、甘さが100倍増しました。

　昼食は、前日同様、カレーライス、牛丼、うどんのバイキングスタイルでした。昼食後、生徒たちはバスに乗り込み、一路板橋へと向かいました。
　帰校後、中庭で解散式が行われました。実行委員からは「3日間のスキー教室はどうでしたか？」と問いかけがあり、あちらこちらから「楽しかったー！」という声が上がりました。さらに、「普段の生活では得られない貴重な体験ができたと思います。この経験を今後の生活にも活かし、委員会活動など、できそうなことに挑戦してみてください。」と締めくくられました。
　続いて学年主任からは、「2泊3日のスキー教室は、終わりではなく新たなスタートです。一人ひとりが普段から積み重ねてきたことをしっかり発揮できた証です。みなさん、また一つ大きく成長しましたね。家族はみなさんの土産話を楽しみにしていると思います。ぜひ話してあげてください。」と温かい言葉がありました。
　一人ひとりがスキー教室の目的を意識しながら取り組み、大きく成長した3日間となりました。
（上の写真は、渋峠山頂3207mからのパノラマ、下の写真は閉講式での集合写真です。）

牛乳
ごはん
さんがやき
五目ひじきの磯煮
飛鳥汁

【今日の食レポ】
　昨日の9年1組に続き、今日は9年2組の給食委員から「今日の食レポ」が届きました！生徒による「食レポ」をお楽しみくださいませ。

🍢さんが焼き
　見た目ハンバーグかなと思いきや、一口食べてみると大海原を連想させるような海の味にびっくり！白米が進みました。
🥗五目ひじきの磯煮
　見た目黒々としていてちょっと箸が止まりそうになりましたが、一口食べてみると磯の香りにびっくり！白米もりもりです！
🥣飛鳥汁
　見た目クリームスープかと思いきや、牛乳で白くなっている野菜たっぷりの汁に修学旅行を思い出す味でした。

　最終日の朝も前日と同じく、6時20分に起床し、7時から朝食をとりました。朝食のメニューは、ベーコン、ケチャップ味のかまぼこ・ピーマン・卵を組み合わせたコンビネーションオムレツ、ポテトサラダ、コンソメスープ、ロールパン（ジャムとバター付き）、そしてヨーグルトでした。
　朝食後は、荷造りを済ませたバッグを大広間に運び、最後の実習へと向かいました。この日の朝の気温はマイナス4度。実習時間は2時間です。
　2日目・3日目には、生徒のレベルやペースに合わせて一部班編成を再調整しました。生徒たちのスキー技術は回を重ねるごとに上達し、インストラクターからもその成長を称賛されていました。中・上級者でない班も、日本一高い標高2307メートルの頂上から滑り降りる経験をするなど、それぞれが挑戦を楽しむことができました。
　閉校式では、インストラクターから代表生徒にスキー実習修了の証として修了カードが手渡されました。今回のスキー教室は、3日間とも本校以外の参加校が1校のみで、ゲレンデが混雑することもなく、天候にも恵まれた充実した実習となりました。

　この日の夜も、前日と同じく入浴、休息タイム、夕食の順に進みました。入浴時間と並行して、お土産購入タイムも設けられ、生徒たちは思い思いにお土産を選んでいました。
　夕食のメニューは、豚肉のみそ焼き、鶏のから揚げ、カニ風味サラダ、海老チリ、マカロニサラダ、みそ汁、切り干し大根の小鉢、そしてデザートのオレンジゼリーです。特に、女子が提供したオレンジゼリーを巡って男子の気合いが入ったじゃんけん大会が行われ、大いに盛り上がりました。提供した女子たちも満足げな様子でした。
　この日は夜の講習会などがなく、夕食後は約2時間の自由時間がありました。大広間が開放され、カードゲームに興じるグループの笑い声が響いていました。部屋ではテレビを見たり、カードゲームをしたりと、生徒たちはそれぞれ楽しい時間を過ごしています。
　自由時間が終わると、志賀高原での最後の夜を締めくくる係会や部屋会議が行われ、22時に消灯となります。

　いつも参加してくれている8年生がスキー教室で不在の中、7年生の生徒で堆肥起こしボランティアを行いました。次のチューリップ植栽に向けて良い土になっていました。

　一度宿に戻ってからの昼食は、カレーライス、牛丼、うどんが選べるバイキングスタイルでした。ゲレンデが目の前という宿ならではの便利さで、移動の負担も少なく、時間もたっぷりあったため、生徒たちはゆっくりと過ごすことができました。
　2泊3日の折り返し地点を迎えた午後も、しっかり2時間半のレッスンに取り組みました。多くの班が長距離を滑走する練習に励み、徐々に自信を深めている様子が見られました。
　少しリフトで上がると、周囲は樹氷に囲まれた幻想的な景色が広がります。その中には「スノーモンスター」と呼ばれる、樹氷の隙間から雪が吹き込み固まってできた独特な形状の雪の造形も見られ、自然の美しさを存分に味わうことができました。
　インストラクターの丁寧な指導のおかげで、滑走する生徒たちの顔にも余裕と笑顔が見られるようになりました。

牛乳
スパゲッティあけぼのソース
冬野菜のスープ
フルーツヨーグルトがけ

　スキー教室の「学校日記」が続いていることろですが、引率中の校長の元に9年生給食委員から「今日の食レポ」が送られてきました！今日は生徒による素敵な食レポを掲載します！

【今日の食レポ】
🍝 スパゲッティあけぼのソース
　トマトソースに少し生クリームを加えた「曙色」がとても印象的でした。あけぼのソースがパスタに絡んで少量のニンニクが、食を進めてくれました。
🥣 冬野菜のスープ
　白菜、ブロッコリーなどの野菜がたくさん入っていて、とても良い食感でした。多くの具材が入っていたため、最後まで甘くて、温かみのあるスープでした。
🍊🍎🍓🥄 フルーツヨーグルトがけ
　みかんや、パイナップル、黄桃など入っていて、ヨーグルトに絡め、いろんな味が楽しめました。もう少し食べたいと思わせる一品でした。

　6時20分に起床し、7時から朝食をとりました。メニューは、ソフトサラミ、厚焼き玉子、鯖の塩焼き、野菜サラダ、味付けのり、みそ汁、ヨーグルトです。宿泊しているホテルは標高1700メートルの高地にあり、実習に出かける際、玄関前の気温はマイナス7度。曇り空の中に、薄く太陽の光が見えていました。
　午前中の実習は2時間半のレッスンです。多くの班では、「トレイン」と呼ばれる、前の人が通ったラインを後ろの人が順に滑る練習に取り組みました。昨晩の講習会で学んだポイントを思い出しながら、生徒たちはそれぞれ熱心に練習を進めていました。
　また、2307メートルの頂上を体験するため、初級者班のメンバーもリフトで山頂をめざしました。帰りは滑らず、下りのリフトで下山です。普段なかなか体験できない急勾配の下りに、「わぁー怖いー！」という声も聞こえ、良い思い出になったようです。

　スキー教室初日、生徒たちは宿に戻ると、まずは入浴タイム。冷えた体を温めてリフレッシュした後、みんなで楽しい夕食を囲みました。メニューは、豚肉や野菜を焼く陶板焼き、ヒレかつ、大根サラダ、エビグラタン、麻婆豆腐、みそ汁、きんぴらごぼうの小鉢、そしてデザートのコーヒーゼリーと、盛りだくさんの内容でした。
　19時からはスキースクール校長先生による講話やレッスンDVDの視聴がありました。講話では、スキー技術のポイントに加え、自然環境についての学びもありました。横手山・渋峠スキー場は日本一標高が高いスキー場（標高2307メートル）であり、雪が柔らかく転んでも痛みを感じにくいこと、高地特有の薄い空気が高地トレーニングに適していることが紹介されました。また、このスキー場は上信越国立公園内にあり、ユネスコエコパーク（生物圏保存地域）にも指定されています。そのため、他のスキー場と異なり、自然をそのまま楽しめるように、ゲレンデに音楽が流れていないと説明されました。
　その後、生徒たちはひとときの自由時間を過ごした後、係会や部屋会議を行い、就寝となります。

　初日の午後、横手山スキー場でのスキー講習が始まりました。気温はマイナス6度。生徒たちは10班に分かれ、それぞれのインストラクターの指導のもと、2時間の実習に取り組みました。
　初級ゲレンデが中腹に位置するため、ほとんどの生徒が初心者ですが、いきなり15分ほどのロングリフトにスキー板を抱えて乗り込むところからスタートしました。緊張と期待が入り混じる中、スキーの基本動作を学ぶ班が多く、初めてスキーに挑戦する生徒たちはインストラクターの丁寧な指導を受けながら一歩ずつ前進していきました。
　一方で、中・上級者コースの1班は、早速プルークボーゲンに入り、余裕のある生徒から「じゃーねー！」と声をかけながら滑り降りる姿も見られました。
　最後には全員が無事にゲレンデを滑り降り、講習を終えました。初めての挑戦ながらも、生徒たちの上達の速さを感じることができた初日となりました。

　1月26日（日）、8年生が2泊3日のスキー教室に出発しました。いつもより1時間早い登校時間に、中庭に集合した生徒たちは、実行委員長からの「充実したスキー教室にしましょう。メリハリをつけて集団生活を送り、記憶に残る3日間にしましょう。」という力強いあいさつを受け、最後に「エイエイオー！」と気勢を上げました。
　約4時間のバス移動では、レクリエーションや映画鑑賞、カラオケで盛り上がるクラスもあり、笑顔と期待があふれる時間となりました。途中、高速を降りると、周囲は一面の雪景色。山道に入る前、チェーン着脱場で15分ほど停車してタイヤにチェーンを装着し、目的地へと向かいました。
　志賀高原硯川温泉に到着すると、温泉特有の香りに包まれながら、まずはレンタルウェアに着替えました。その後、持参した昼食をとり、いよいよスキー講習がスタート。生徒たちは期待に胸を膨らませ、雪の中へと踏み出していきました。

　昨日も掲載しました「令和６年度板橋区立生徒作品展」が、板橋区立美術館で開催されています。
　今日掲載した写真は、9年生の書き初め、7年生の美術の「そっくりにつくる」、8年生の美術「季節を伝える和菓子」の展示です。