生徒昼礼 放送委員「いじめについて考える劇」
- 公開日
- 2025/06/30
- 更新日
- 2025/06/30
できごと
生徒昼礼で放送委員会による劇の発表が行われました。テーマは「いじめ」。日常の教室で起こりうる場面を題材に、生徒自身が脚本を考え、演じました。
劇では、些細なからかいが次第に悪意ある言葉へと変わり、やがて無視や排除に発展していく、いじめの典型的な流れが描かれました。傍観者の「巻き込まれたくない」という気持ちや、加害者側の「冗談だった」という言い訳、そして怒りを爆発させた被害者の反応など、リアルなやり取りが続き、観ている側に強く訴える内容となっていました。
終盤には、「自由と無秩序を履き違えてはいけない」という力強いメッセージが語られ、生徒たちに深く問いかける形で劇は締めくくられました。
演じた放送委員の生徒たちは、セリフをしっかりと覚え、感情を込めて演じ切っていました。言葉と演技の力だけで、観客の心にしっかりと届く劇となったのではないでしょうか。
この劇を通して、見て見ぬふりをしない勇気や、人の気持ちを思いやることの大切さについて、改めて考えるきっかけになったことと思います。
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