9年生租税教室(税理士による出前授業)
- 公開日
- 2025/06/26
- 更新日
- 2025/06/26
できごと
9年生は、総合的な学習の時間に、東京税理士会板橋支部から講師をお招きし、租税教室の出前授業を行いました。
授業では、税金の使い道について、「有効な使い方か?それとも無駄遣いか?」という問いを通して、社会保障費やコロナワクチン、ウクライナ支援、備蓄米、児童手当の上積み、2万円給付、都内水道料金の4か月無料化、都庁のプロジェクションマッピング、アフォーダブル住宅など、身近で話題性のある事例が紹介されました。夏休みに取り組む「税の作文」のテーマにもつながりそうな内容ばかりでした。
また、日本の税に関するクイズも行われ、温泉・お酒・自動車・ガソリン・タバコ・不動産など、私たちの生活に関わるさまざまなものに約50種類の税金がかかっていることを学びました。さらに、望ましくない行動を防ぐ「SNS税」や「残業税」といったユニークなアイデアも紹介され、税の役割を考える良いきっかけとなりました。
授業の最後には、「公平な税の集め方」についても考えを深めました。 税とは、納税の義務だけでなく、公共サービスや施設を通じて私たちの暮らしを支える大切な仕組みであることを改めて学びました。
税を通して社会の仕組みに目を向け、自分ごととして考えられる生徒に育ってほしいと思います。