学校日記

7年生 道徳「さかなのなみだ」

公開日
2025/06/25
更新日
2025/06/25

できごと

 7年生の道徳の授業では、「さかなクン」が書いた文章『さかなのなみだ』を教材に、人間社会と魚の世界に共通することについて考えました。

 文章の中には、「弱肉強食」「群れをつくる」「感情がある」「いじめがある」といった、魚と人間に共通する様子が描かれており、生徒たちは改めて人との関わり方について向き合いました。

 中でも注目したのは、「なぜ狭い水槽ではいじめが起きやすいのか」という問い。生徒たちは、「ストレスがたまりやすい」「逃げ場がない」「相性が合わないと対立が起こる」などの理由を挙げて考察を深めました。

 また、「いじめのない集団をつくるために自分たちにできることは何か」についても意見を出し合い、「気軽に話しかける」「違いを認める」「人のよいところを見つける」「距離感を大切にする」など、さまざまな考えが共有されました。

 最後に、一人でも多くの人が「観衆や傍観者」ではなく、「相談者」や「仲介者」として動けるようになることの大切さについても話し合いました。

 個人でじっくり考えた意見を班で共有し、発表し合うことで、多様な視点を学び合う道徳の時間となりました。