学校日記

2月の児童朝会 校長の話

公開日
2024/02/06
更新日
2024/02/06

できごと

2024.2.6
児童朝会

みなさんおはようございます。 今日は雪の朝となりました。校庭や学校の周りに雪が積もりましたね。嬉しくなりますね。

昨日は、板橋警察署のおまわりさんが来てくれました。
皆さんに飛び出しに注意のお話をしてくれた女性のおまわりさんが、
校長室に飾ってある校長先生たちの写真を見て驚いていました。

その中に、小学校の時の6年生のときの担任の佐藤先生がいたからです。
「とても熱心な先生でした。」
とおまわりさんは話していました。

私も 6年生の時の担任の先生のことはよく覚えています。
清水先生です。先生になって2年目。 24歳の若い男の先生でした。

清水先生は、4月の初めに、
「 君たちは学校のリーダーだ。だから委員会の委員長やクラブの部長を引き受けてきなさい。」
と言いました。 担任の先生の言うことは絶対だと思っていました。
小学生の頃の校長先生は、どちらか言うと あまり目立たない子供でした。
でも担任の先生が、
「リーダーを引き受けてきなさい。」
と言った言葉が頭から離れませんでした。

校長先生は、図書委員会の委員長を決める時、 美術クラブの部長を決める時、どちらも自分から手をあげました。他に手をあげた人がいたか、いなかったのかは、思い出せません。
委員長と部長になったことを、清水先生に報告すると、
「よくやった。」
と褒めてくれました。

自分に力はあったとは思いませんが、一生懸命に仕事をしました。そのことで自分に自信がもてるようになりました。

4年生の時の先生は女性の宇津木先生です。お母さんのような先生でした。
「本をたくさん読みなさい、字は丁寧に書きなさい。」
と先生はおしゃっていました。
校長先生は、学校の図書室にある野口英世やヘレンケラーなどの伝記の本を全部読みました。
人のために役立つ人は、どんなことを考え、どんなことに頑張っているのかを知ることができました。

4年生の時の担任の先生のおかげで本を読むことが好きになりました。
校長先生は皆さんにも本を好きになって欲しいなと思い、朝読書の時間を作りました。
朝、皆さんの教室を回っていると一生懸命に本を読んだり、 本を探したりしている姿に出会います。本当にうれしいです。
本を読むと賢くなります。
本を読むと心が落ち着きます。

皆さんは、 今の担任の先生のことを中学生になっても、大人になっても 決して忘れることはないと思います。 担任の先生は皆さんにとって素晴らしい出会いです。

担任の先生の一言は、みなさんを変える大きな力をもっていると校長先生は思っています。