7月の全校朝会
- 公開日
- 2023/07/04
- 更新日
- 2023/07/04
できごと
校長先生の話
校長先生は6月20日に5年生と一緒に千葉県の海に行ってきました。
場所は大房岬と言います。
ちょうど、東京湾と太平洋の境になるところです。
そこで、海岸に流れ着いたものを拾ってきました。
校長先生が最初に見つけたのは小さな赤いカニした。カニはもう死んでいて、カラカラでした。
その次に見つけたのは流木です。
小さな枝から丸太まで、流木にはいろいろな大きさがあります。
台風の後にはたくさんの木が山から川へ、川から海に流れ、それが海岸に打ち上げられます。
海藻や貝もありました。
石も見付けました。
ガラスのかけらもありした。
緑色や茶色、青色など宝石のようです。
ガラスも石も、どれも平べったく角が丸くなっています。
ガラスや石は、海の中でいろいろなものにぶつかり、波にもまれます。
最初はとがっていたものが、少しずつ角がなくなり、平べったくなるのです。
この海岸には時々、ウミガメが打ち上げられます。
ウミガメが打ち上げられると、海洋生物学者がウミガメのお腹を切ります。
どんなものを食べていたのか、どうして死んでしまったのかを調べるそうです。
ウミガメのお腹からは、海藻などの食べ物他、ビニール袋や魚を取るための網も出てくるそうです。
ウミガメは海のゴミも食べてしまったようです。
ゴミを食べて死んだウミガメもいますが、溺れて死んだ方が多いそうです。
泳ぎが上手なウミガメなのに不思議ですよね。
5年生のビーチコーミングの教えてくれ方は、
魚を取るための定置網に入ってしまったウミガメは、自由がきかなく溺れてしまってことを話してくれました。
校長先生はウミガメが溺れることを初めて知りました。
本当のことは、本当の場所に行かないとわからないこともあります。
あと3週間で夏休みが始まります。
皆さんもいろいろなところに出かけて、本当のことを発見してください。
発見したことを先生やクラスのお友達に教えてください。