学校日記

6年生 社会科見学

公開日
2022/11/08
更新日
2022/11/08

できごと

「ねえねえ、これ本物?」
とスケールの大きさと今にも動きだしそうな迫力に感嘆の声がもれました。
ここは国立科学博物館3階の大型哺乳類の剥製コーナーです。

精力的の館内を巡る子どもたちに、付き添いの保護者は、
「みんな見るの早いね。」
と声をかけます。

今日の6年生の社会科見学は実り多いものになりました。

今年の社会科見学はグループで計画を作り、自主的に行動するプログラムです。
安全管理のため、各班に1〜2名の大人が付きます。大人は教員の他、 6年生の保護者、学校支援地域本部の地域コーディネーター、大学生のボランティアと総勢18名。
あくまでも見学の主体は6年生自身で、大人は子供たちの後ろで見守ります。そのため、普段の校外学習では起こらないようなアクシデントもありました。今日は困ったときにどうすれば良いかを考える貴重な経験ともなりました。

上野の公園口も姿を変え、上野の森に直結するロータリーができているのには驚きました。
周りの木々は季節の色に変わっていました。紅葉が都会でも楽しめるスッポトです。
子供たちは国立科学博物館の地球館と日本館を行ったり来たりしながら、地球の成り立ちや日本の自然・歴史を肌で感じました。午前中の2時間をゆったりと自分の興味・関心があるところを足に任せて回っていました。

集合場所の鯨のモニュメントの前でみんなを待っていると、
「すみません、写真を撮っていただけますか?」
と女子中学生に声をかけられ、タブレットを手渡されました。
「鯨が入るようにお願いします。」
と注文が入りました。
「何枚か撮りますね。」
とパシャ、パシャとシャッターを切って中学生にタブレットを戻しました。
「どこからいらっしゃいましたか?」
と尋ねると。
「東京です。」
「私たちは○○中学校です。」
との返事にうれしくなり、
「確か板橋にある私立の中学校ですよね?私たちも板橋にある小学校から来ました。」
と話しました。
「館内で青い帽子を被っている小学生に会いました。熱心に見学していました。」
とみんなの姿を教えてくれました。
こんなところで6年生の素敵な情報を聞けることは、ちょっと不思議でとっても嬉しかったです。

サポートしてくださった保護者、地域コーディネーター、大学生の皆様、お世話になりました。本当にありがとうございました。