今朝は全校朝会がありました。そこで、表彰とふれあい月間の話をしました。

　サッカー、剣道、相撲で活躍した子に表彰をしました。自分の得意なことを活かして、楽しく前向きに進む姿、立派です。誇らしく思いました。それぞれに表彰されたお友達。おめでとう！

　また、今月はふれあい月間ということで、お話をしました。話した内容は次の通りです。

～みなさん、おはようございます。今日は「いじめ」について、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

　まず、質問です。みなさんは誰かに言われてうれしかった言葉、勇気をもらえた行動を覚えていますか？たとえば、落ち込んでいた時に「大丈夫？」と声をかけてもらったこと。失敗してしまった時に「また一緒にやろう」と言ってもらえたこと。たった一言、たった一つの行動で、私たちは救われることがあります。

　でも、逆もあります。何気なく言った言葉や、した行動が、相手の心を深く傷つけてしまうこともあるんです。いじめというのは、言葉や行動を通して、誰かの心や体を傷つけること。「からかい」「無視」「悪口」「仲間外れ」……たとえ冗談のつもりでも、相手が「つらい」と感じたら、それはいじめです。

　私たちの学校には、たくさんの仲間がいます。考え方も感じ方も一人ひとり違います。だからこそ、相手の立場に立って考えること、「これを言ったら、相手はどう感じるかな？」と想像することが大切です。

　これから、みなさんに「ふれあいアンケート」をお願いするのは、みなさんの学校生活の中で、困っていること、心配なことがないかを知りたいからです。そして、先生たちは、みなさんが安心して過ごせるように、本気で考えています。一人で悩まないでください。あなたのまわりには、話を聞いてくれる友だちや先生がいます。私も、みなさん一人ひとりの話に耳を傾けたいと思っています。

　最後に、こんな言葉を送ります。「やさしさは、目に見えないけれど、相手の心にずっと残ります」今日も、誰かにひとつ、やさしい言葉をかけてみましょう。そして、困っている人に、そっと手を差し伸べられる人でいてください。

　みなさんの心の中に、あたたかな火がともりますように。～

　おうちでも「優しい言動」について、ご家族でお話していただけると嬉しいです。

　※カメラの調子が悪く、表彰の時に写真が撮れていない子がいます。ごめんなさい。でも、しっかり良い顔で賞状を受け取ることが出来ました。おめでとう！