学校日記

10月31日(金) 校内研究会

公開日
2025/11/10
更新日
2025/11/10

校長日記

 令和7年10月30日(金)、本校5年3組において、土屋拓幸先生による道徳の研究授業が行われました。

 題材は「自分も相手も気持ちよく」、内容項目は【友情・信頼】【公平・公正・社会正義】です。

 授業では、「お弁当の具材交換」という身近な場面を設定し、児童が自分の立場だけでなく、相手の気持ちを想像して行動することの大切さを考えました。

 導入では、「隣の人とお弁当のおかずを交換してみよう」という問いかけから始まり、「自分が欲しいものを言うだけでは相手が嫌な気持ちになるかもしれない」「相手のことも考えて交換したい」など、子どもたちから次々と意見が出されました。

 その後、「どうすればお互いが気持ちよくなるか」を話し合う中で、児童たちは「Win-Winの考え方」に気づいていきました。「相手が喜ぶことを考えながら、自分の希望も伝えられるようにしたい」など、一人ひとりが相手を尊重した言葉や態度を意識する姿が見られました。

 発表や話し合いを通して、児童たちは「自分も相手も大切にする関係をつくることが、本当の優しさ」「日常の中にもWin-Winで考えられる場面がたくさんある」と感じ取っていました。

 授業後の協議会では、参観した教職員から「子どもが主体的に考え、話し合いながら答えを探していた」「道徳の学びを、リーダー・イン・ミーの実践にしっかりとつなげていた」などの意見が寄せられました。


 指導講評では、足立区教育委員会 学力向上専門員の半田英雄先生より、「身近な題材を通して“思いやり”や“信頼”の本質を考えさせる、実践的で温かい授業でした」との講評をいただきました。


 志村第三小学校では、これからも「子どもが主役」の学校づくりをめざし、日常の中で“7つの習慣”を生かした実践を積み重ねていきます。

 ご指導いただきました、半田英雄先生。ありがとうございました。