(写真は左から、新入生誓いの言葉、話を聞く新入生、校歌斉唱の様子です。)
4月9日(火曜日)、13名の来賓をお迎えして第42回入学式が挙行されました。呼名された際の新入生のしっかりとした返事はこれから中学校生活を頑張ろうという意欲が現れていました。これからの活躍が楽しみです。
以下の折りたたみ記事に学校長式辞の抜粋を掲載していますのでご覧ください。
学校長式辞
102名の新入生の皆さん、入学おめでとう。新たな学校生活への期待や希望に胸を膨らませながら、今日の日を迎えたことと思います。皆さんは今日から志村第五中学校の生徒です。8年生、9年生の上級生や先生方を始め、志村五中に関わる全ての人が、皆さんの入学を心待ちにして、精一杯の準備をして今日を迎えました。
皆さんには、式に先立って発表された新しい学級や、これから始まる部活動や委員会活動を大切にしてほしいと思っています。居心地の良い学級・居心地の良い学校であれば、友達や先輩と切磋琢磨してお互いに高め合うことができます。一日も早く中学校生活に慣れ、充実した毎日を送ってください。これから、志五中生として、どんな成長を見せてくれるのか、みなさんの活躍が楽しみでなりません。
英語では、これらか皆さんが迎える年齢の13歳から19歳までの人をティーンエイジャーと言います。小学六年生の年齢12歳はtwelveですが、13からはthirteen、fourteen、fifteenというように語尾にティーンが付くからです。そんなティーンエイジとなる新入生の皆さんに、志五中での3年間で心がけてほしいことをお話しします。
志村五中では、校内に皆さんに心がけてほしいことをまとめた掲示物がいくつか掲げられています。たとえば、教育目標をひとつにまとめた、「進んで学び社会に貢献 心身 健康 志五中生」です。
中学校では、指示がなくてもやるべきことを自分の意思で率先して行う態度が大切です。さらには、目標も自分で設定し、それに向かって行動を起こし、方法や手段を工夫しながら取り組んでいくようになります。ぜひ進んで学ぶ態度を身に付けてください。
また、別な掲示物には「志村五中の心の五か箇条」として、
一、よい笑顔
一、よいあいさつ
一、よい身だしなみ
一、よい話し方
一、よい言葉づかい
と書かれています。皆さんの後ろの席で入学式に参列している上級生たちが築き上げたこうした志村五中の文化を新入生の皆さんも引き継ぎ、さらに進化させていってほしいと思います。そして、学校生活を送るなかで、皆さんが志村五中の良さを語れる生徒になってください。自分の良さ、自分の周りの人の良さ、学級の良さ、学校の良さを見付けてください。そのためにはどうしたらよいか。私は、学校のいろいろなことに積極的に関わることをお勧めします。中学校では、生徒が参加できる活動が小学校よりも幅広く用意されています。部活動や専門委員会の活動、行事の実行委員、ボランティア活動などです。そうした活動に積極的に関わるとことで、将来必要となる力が身に付いていきます。それは、社会や身の回りの問題を考え、それを解決していく力です。
中学校は、生徒の皆さんが主役です。ぜひ、自分からたくさんのことに関わることで、より楽しい中学校生活を送ってください。お互いに出会えたよかったと卒業式で言い合えるよう、有意義な3年間を過ごしてください。
保護者の皆様に一言ご挨拶申し上げます。本日は、お子様のご入学おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。 ご家庭ではこれから思春期のお子様と向き合う3年間となるでしょう。子どもたちは誰もが主体性をもっています。その主体性を保護者と教職員が力を合わせて育て花を開かせる。志五中の教職員は、子どもの可能性を広げるための保護者のパートナーです。自校の良さを語れる子ども、保護者、地域、教職員が力を合わせ、すてきな三年間を創っていくことを祈念して式辞といたします。