11月に入りました。各校、秋の文化的行事等の時期かと思います。子どもたちの活躍する姿を想像し、よい取組となるよう協力して進めてください。次回の一斉部会は、1月16日(火)に開催予定です。各部会とも準備等、よろしくお願いします。

6年生「ロレンゾの友達」研究授業

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 第2回道徳部研究授業では、「ロレンゾの友達」(友情、信頼)を行いました。指導方法の工夫として3つの手立てで、授業展開し、授業のねらいに迫りました。
 第1に、「学習課題と教材文を自分自身とのかかわりで考えさせるための工夫」を取り入れたことです。導入では、事前に児童に行った友達に関するアンケート結果を提示し、学習課題へと繋げました。また、展開後段でも、「本当の友達」とはどういう友達なのかを考えさせることで、内容項目について深く考えることに繋げていました。
 第2に、「対話的な学びを深める工夫」を取り入れたことです。ロレンゾや3人の友情に対する思いの違いを明確に捉えられるように、構造的に板書をしていました。また、中心発問で、友情について再考する3人の思いについて考えることで、より自我関与して捉えられるような工夫がされていました。
 第3に、「自らを振り返る工夫」を取り入れたことです。導入と展開後段を関連付けながら「本当の友達」を考えることで、自分の友達に対する考え方の変容を捉え、道徳的価値をより自覚できるようにしていました。
 今回の授業では、特に展開後段での自己を振り返る時間が十分あったことで、内容項目について児童が深く考えることができました。導入で、内容項目につながる発問を行い、展開後段でより内容項目について深く考える時間、つまり「自己と対話する時間」をしっかりと設けることが大切であると学びました。
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