令和5年度修了式

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【校長講話(抜粋)】
 今日配られる通知表には、一年間の皆さんの頑張りや来年度に向けての課題は何か、担任の先生の思いが書かれています。学習の成績欄だけでなくしっかり読んで、保護者の方にも必ず見てもらってください。
 3月の朝礼と卒業式で「感動と感謝」「夢と可能性」という話をしました。今日は「見方・考え方、どう見るか、考えるかで変わる」という話をします。
 何回やってもうまくいかず、失敗の連続ということはありませんか?若い頃、合気道を習っていたときに、お師匠さんが「100回失敗する人は101回目も同じ失敗をする」と言って、「一回目でできるように」と言っていました。これは集中して見るようにということを教えるための表現だったのだと思います。
 この100回を違う見方をしてみましょう。100回転ぶことは成功でしょうか、失敗でしょうか?「100回転ぶこと」は成功や失敗を意味するのではなく、挑戦することや努力を続ける行いと捉えることもできます。短期では失敗に見えることも、100回目の失敗がなければ101回目の成功がないとしたら、その100回は成功と言えるのではないでしょうか。失敗を恐れて行動しないより、考え方を変えれば、何度失敗しても、それを学びと成長の機会と捉えることができます。成功には失敗がつきものであり、それらから学ぶことが重要です。成功や失敗はその後の行動や学び方によって決まります。
 最後に英語の諺を一つ紹介します。A rolling stone gathers no moss.転がる石には苔は生えない、という意味です。これも2通りの解釈ができます。「職業や住居を変えてばかりいる人は、地位も財産もできない」の意の英国のことわざですが、転じて、「活発な活動をしている人は時代に取り残されることがない」の意でも用いられます。私もこの3月で高二中を去ることになりましたが、この諺の2つ目の意味で考え、転がる石のように次の学校に異動しても頑張ろうと思います。そして、高二中生が活躍している様子を区内で見守っていきます。4月8日の始業式は元気でまた集まってください。


 修了式後、生活指導主任から春季休業中の諸注意、今年度離任される先生方からのご挨拶をいただきました。
 (生徒代表の言葉は、下の「おりたたたみ記事」をクリックしてご覧ください。)
代表生徒のことば
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