お正月遊び2

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 上板橋小学校の「お正月遊び」の取り組みが始まって一週間がたちました。最近は、羽子板が一番人気です。おのずと友達と関わることのできる羽子板遊びが、子どもたちには魅力的に感じられるのだと思います。

 さて、今週は休み時間に、多いときは30数名が羽子板で遊んでいます。羽根(先に付いている黒いむくろじの実)を打つ「カーン・カーン」という音が校庭に大きく響き渡っています。「お正月遊び」のシーズンならではの音で、聞いているだけで心が少しフワッと軽くなります。

 羽子板で遊ぶ人数が多くなるにつれ、友達同士の距離感が狭まり、うっかり板を友達に当ててしまうことが心配されていました。教員間で話し合い、板は下から上に振ることや適度な距離を保つこと、他の遊びの子は近付かないこと等、けがをしないよう声をかけていくようにしています。

 子どもたちは、遊んだ後の片付けの仕方が上手になってきています。羽子板は、種類別に綺麗に並べて元に戻せるようになってきました。

 これからも、伝統の「お正月遊び」を楽しみながら、羽根を目で追いかけながらピンポイントで板に当てる「眼球運動や随意運動の力」、たくさん連続で打つことができたときにお互いで喜び合う「共感する力」、遊びに誘ったり誘われたりする「関わる力」など、遊びを通して様々な力を育んでいってほしいと願っています。

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