【六年移動教室】朝の句会
3日間の思い出を五七五で表し、互いに鑑賞しました。その後、
数人の子供が自分の選んだ句の紹介とそのおすすめポイントを発表しました。

日光も雨脚が強くなってきました。これから学校に向けて宿を出発する予定です。

2日目は華厳の滝見学、戦場ヶ原ハイキング、東照宮見学と盛りだくさんのスケジュールを終えました。
宿に戻り入浴後夕食、そしてお買い物タイムです。
2000円のお小遣いを有効に使おうと電卓を片手にお土産のを選んでいました。

今日は朝から天候に恵まれ華厳の滝見学後、湯滝から赤沼までのコースのハイキングです。
今回はグループごとでのハイキングとなり、分岐点には教員が立ち道を間違えないようにしました。
6月の戦場が原は日差しも柔らかく、鳥のさえずりやほほ撫でて通り過ぎる風、そして緑のパレットが広がる森。
一年で一番良い季節の中を仲間と楽しく歩みを進めました。

明日は大雨の予報が出ています。
そこでスケジュールを変更して、３日目の東照宮見学を今日の午後に組み込みました。
陽明門や三猿、眠り猫など見どころがたくさんある東照宮です。
子供たちの一番人気は鳴き龍でした。鈴のような反響音が興味を引いたようです。

ハイキングの後は中禅寺湖を船で渡りました。
山々の中に広がる湖面を優しく切り裂いて進む観光船。
本校の他にも二つの小学校が乗船し、子供達の歓声を乗せて船は穏やかに航行。
初めて船に乗るという子供もいて、良い思い出となったようです。

2日目の最初の見学地は華厳の滝です。
今日の華厳の滝は毎秒１トンの水量で豪快に100m近い落差を水が落ちてきます。
たくさんのイワツバメが舞い、子供たちは自然のダイナミクスに感動していました。

朝会ではラジオ体操の後、 3人の人たちから朝の過ごし方についての提案がありました。
担任の先生は、
「自分たちで変えようと意見を発表するということは素晴らしいと思います。周りの事に気遣いながらよい方向に向けていきましょう。」
と、朝会を締めくくりました。

一日目の夜は日光彫に挑戦しました。
木の皿た手鏡など自分の選んだ素材にデザインを彫り込んでいきます。
独特の彫刻刀の扱いに最初は苦労していましたが、コツをつかむと楽しさが出てきました。

子供たちは仕上がった作品を互いに見せ合い、
大事に袋に入れました。

一日目の野外活動を終え宿舎の東観荘に到着しました。
司会が
「皆さんお疲れ様でした。
ルールを守って過ごしましょう。」
と呼びかけました。
宿の方の挨拶の最後に、
「立派です。」
とお褒めの言葉をいただきました。

足尾銅山の周りの山はたくさんの木を切り出したこと、山火事、そして精錬のときに出た煙によって裸の山になってしまいました 。
そうすると山に保水力がなくなり、昭和22年の台風では渡良瀬川下流で大きな被害が出たそうです。
国や自治体では植林活動に取り組みをしています。移動教室では植林体験に参加することができました。
グループで一本ずつの植林を行ない全部で八本の木を足尾の山に植えました。
植林体験では国土交通省やNPOの方にお世話になりました。

おうちのかたが作ってくれたお弁当を足尾銅親水公園でいただきました。
今日の集合が朝7時でしたので、おうちのかたにはそれに間に合うように用意していただきました。
広い芝生の公園でおいしい空気と一緒におうちの方のまごころを味わいました。

初日の目的地である足尾銅山に無事到着しました。
尾銅山は江戸時代、明治大正昭和と銅を産出し続けた日本屈指の鉱山です。
子供たちは、暗い抗道を歩き採石の様子を学びました。